テレビ東京「100日の郎君様」(全20話)第7-8話あらすじと見どころ:ウォンドク、ごくつぶし夫からできる夫に

2021年10月06日09時05分ドラマ
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テレビ東京で地上波放送の「100日の郎君様」(全20話)は、EXO-D.O.こと俳優ド・ギョンスが初の時代劇に挑戦した大ヒット!10月7日(木)からの第1話~第5話のあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて2分半の予告動画が公開中だ。

「100日の郎君様」は、記憶を失った世子の100日間の愛を描いた、前代未聞の世子失踪事件を背景にしたミステリーロマンス・フィクション時代劇。



【「100日の郎君様」を2倍楽しむ】では、韓国での評判やドラマの時代背景とモデル、豆知識や各話(ネタバレあり/なし)あらすじ、見どころ、メイキング、ファンに向けた除隊の挨拶などまとめて紹介している。16話版あらすじでは「豆知識」も紹介しているので参考にされたい。

■キャスト
イ・ユル役/ウォンドゥク役:ド・ギョンス(EXO-D.O)
ユン・イソ役/ホンシム役:ナム・ジヒョン
チョン・ジェユン役:キム・ソンホ(キム・ソノ)
世子嬪キム・ソへ役:ハン・ソヒ
 ほか

■第7話
字を読めることが村に知れ渡ったウォンドゥクは、無料で書類を読んだり、解決策を伝授したりして村人に感謝される。だがそれを知った権力者パク・ソンドは苦々しく思う。そこに、どうしてもイタチが捕まえられなかったと、ホンシムが代表して代わりにテンの皮30匹分に相当する高価な山参を持参する。
ホンシムが持参した山参とは野生の高麗人参のこと。めったに手に入らない霊薬と呼ばれるほどの高価な代物。

急いで帰宅したホンシムは、兄らしき男が確かに訪ねてきたと思い込み村中を探し回る。途中で高利貸しのマチルと出くわすが、驚くことにマチルの態度はこれまでと一変。優しい笑顔を残して立ち去る。禁酒令が出ているにも関わらず酒を飲んで酔っ払うホンシムと見つけるウォンドク。男は来なかったというウォンドクに、嘘をついたと怒るホンシム。猛烈なやきもちを焼くウォンドクだが、それが10年前に生き別れた兄だと分かり、ウォンドクも「ずっと誰かを待ちわびていた気がする」といい、誤解を解いて手を握ってもいいと許可する。
市場でウォンドクがマチルに「禁止されている詐欺をして証文を作り高利をつけた。明の法だと80回叩きの刑で、直ぐに訴えることもできる。だがしない。その代り二度とホンシムを売るなど言うな。決して脅したりもするな。もしこの条件をのまないなら支払うつもりはない」と言ったのだ。なんとも男前な台詞で小悪党のマチルのハートをしっかりつかんだ。後はホンシムのハートだが、せっかくかっこよく、手を握ってもいい許可を出すが…。でも今回のウォンドクはかなり積極的。この後どうするのか?

世子嬪の住まいに忍び込み、王妃の女官と共に捕らえられたチョン・ジェユンは、尋問場で拷問を受ける。
実家に帰ったはずの世子嬪ソヘは秘密の場所に手紙を隠していた。いったい誰に?その手紙は相手に届くのか?そして世子はなぜ桜の樹を切なげな眼で見たのか?ソヘはなぜ桜の樹を切ったのか?

ある日、よろず承りの仕事で両班(ヤンバン)の子女の恋人役に扮していたウォンドゥクのもとに、クドルが駆けつけ…。ホンシムが拉致されたと聞いたウォンドゥクは両班姿のまま男の馬を奪ってホンシムを助けに行く。武器を持たないウォンドゥクは、5人のならず者を相手に近くの木の枝を手に戦う。自力で縄を解いたホンシムも加勢し、男どもを成敗。ウォンドクは、逃げる男たちが権力者パク・ソンドの屋敷に入っていくのを確認する。
両班姿のウォンドクに一瞬見惚れるホンシム。拉致される前、ホンシムは何を見ていたのか?

■第8話
尋問されたチョン・ジェユンは、王妃がそこに呪いの札を貼った疑惑があることを知る。呪符を探し出す約束でいったんは解放されるが、見つけ出した後、呪符を隠した本人として再び捕らわれそうになる。ジェユンはキム・チャオンに亡き世子からの密書で動いていたと告げる。一応解放されたジェユンは、一通の手紙を妓生エウォルに預ける。狙い通り、チャオンは手下に手紙を奪わせ、それが世子の密書でないことを確認し、ジェユンを再び捕らえるように命じる。
呪符を探すためにジェユンが用意させたのは砂糖。果たしてこの砂糖を使って何をするのか? この後のチャオンとのやり取りでもジェユンが機転の利く男と分かる。

そのころ村では、ホンシムは戻ってきたウォンドクの両班の服を脱がせ傷の手当てをしてやる。その手を握って、「お前をさらった奴らを決して許さない」というウォンドクに、「復讐も力のある人がするもの」と取り合わないホンシムは、「この国で人間扱いされるのは両班だけ」と呟く。ホンシムはウォンドクがいつ武芸を身に着けたのか気になるが、ウォンドク自身も分からない。その夜、2人が枕を並べて眠る。深夜、ホンシムの養父ヨン氏はそっと置きだして密かに地面を掘ってあるものを埋める。
ホンシムにされるままのウォンドク。山ではあれほど勇敢だったウォンドクがホンシムの前で「あ゛ーーー」と甘えん坊に。二人の関係が大きく進展するシーンだ。ところでホンシムのいう力のある人は現れるのか?

早朝起きだしたウォンドクは、荒らされた家に戻るが、隠しておいた役所の出納帳が見つからない。そのころ、役所の不正を訴える匿名の手紙が矢に結ばれて射ち込まれる。権力者パク・ソンドはウォンドクの仕業だとして、侮辱罪で捕えさせる。ウォンドクは無実を訴えるが、ソンドはホンシムに刀を突きつけ、弓が命中すれば犯人、故意に下手なふりをすればホンシムの首をはねると迫る。仕方なく弓を手にしたウォンドクはその矢をソンドに向ける。だが、その瞬間世子暗殺の時のことがフラッシュバックし、思わず矢を放ってしまう。万事休す!その時、王の特命を受けた暗行御史ホ・マンシクが現れる。マンシクは密かに村の情勢を調査し、パク・ソンドや県監の悪事の証拠を握っていた。
囚われる前に、マンシクを役所に来させるようにと頼んでいたウォンドク。マンシクとはいったい誰なのか?ヒントは5話/16話版あらすじの見どころで紹介した人物。それにしてもウォンドクは何故マンシクが暗行御史だと知っていたのか?ウォンドクの口から語られるのでお聞き逃しなく。ところで、パク家で行われた宴でウォンドクが詩の暗唱をしたのは、このマンシクが科挙で出題した漢詩だった。

一方、宮殿の前では需生たちが世子夫妻を呪った王妃とソウォン大君の廃位を訴えていた。王の前に姿を見せたソウォン大君は、あまりにも手回しのよすぎる今回の一件が、キム・チャオンの策略に違いないと訴える。激怒する王の前にもひるまずに、世子の母同様に、また家族を失っていいのかと迫る。ソウォン大君が気の弱い王を揺さぶったおかけで、苦戦を強いられたキム・チャオンは、娘の世子嬪に会って今後のことを打ち合わせする。

チャオン一派の重臣たちは口をそろえて王妃とソウォン大君の廃位を訴えるが、王は直接的な証拠がないことで大司諫とソウォン大君をチョヌ山に送って調査するよう命じ、改めて世子暗殺につての再調査を宣言し、首謀者が見つかるまで何事も決定しないと公言する。世子亡きあと、たった一人の世継ぎを守ろうとする王に、チャオンは世子嬪が懐妊していることを告げる。そのころ世子嬪もまた、王妃を訪ねて世子の子を身ごもっていることも知らせる。

ウォンドクはホンシムに疑念を抱く。方言と都の言葉を使い分け、何より何故マンシクが暗行御史だと知って、隠しておいた役所の出納帳を彼に託したのか?文字が読めてもそれで金儲けにしなかった。知れば知るほど疑念が膨らみ、グドル夫妻にホンシムの素性を聞く。ホンシムもまたウォンドクの正体が気になって仕方がない。養父ヨン氏が秘密を握っているはずだと、ウォンドクの正体を聞き出そうとするが、ヨン氏は…。そのころ、ムヨンは自由の身になるために世子を暗殺すべく動き出し、市場でホンシムの靴を選ぶウォンドクを見かけ…。
お互いの素性に疑念を抱きながらも惹かれていくウォンドクとホンシムだが…

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 2021年9月29日スタート 月-金8:15-9:11
Youtube「100日の郎君様」予告動画

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