テレビ大阪|キム・ジュヒョク「武神」第36-40話あらすじ:作られた反乱~残酷な結末

2021年10月21日12時50分ドラマ
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キム・ジュンを助けたい一心でソンイはパク承宣(スンソン)の謀略を承諾し…テレビ大阪(月~金曜、ひる11時59分~12時55分)で10月22日(金)から放送の「武神」(全56話)第31話~第35話のあらすじを紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。※日本語吹替(二か国語)日本語字幕なし



「武神」は、13世紀高麗時代を背景に奴隷から最高権力者へ上り詰めた実在した高麗最高の武人、キム・ジュンの一代記を描いている。大ヒットドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」主人公のキム・ジュンの主人公とも考えられる実在の人物(「トッケビ」時代背景②

■キャスト
キム・ジュン役:キム・ジュヒョク
チェ・ソンイ役:キム・ミンソン
チェ・ウ(チェ・イ)役:チョン・ソボク
チェ・ヤンベク役:パク・サンミン
ウォラ役:ホン・アルム
 ほか

【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの見どころや詳しい各話のあらすじ、時代背景や豆知識を紹介している。

■第36話:作られた反乱
パク承宣(スンソン)は、キム・ジュン暗殺を企てている一味を反逆者に仕立て上げようとソンイに提案するが、キム・ジュンを助けたい一心でソンイはパク承宣(スンソン)の謀略を承諾する。パク承宣(スンソン)はチェ・ヨンジが昔チェ・サンボという名で逆賊チェ・ヒャンに協力したことを黙っている代わりに、近いうちに謀反が起きるとチェ・ウに警告させる。その頃、ソンイの娘である太子妃が男児を出産する。一方、チェ・ウは、キム・ジュンやアンシムを連れて大蔵経作成のための物資を運ぶ水路を引くため、掘浦川開発の視察に出向くが、そこへキム・ヤクソンが親王派と兵を挙げたとの謀反の知らせが舞い込む。折しも、近くの山で大勢の兵を連れて狩りをしていたキム・ヤクソンが、謀反の首謀者として捕らえられる。キム・ヤクソンは軟禁状態になるが、キム・ヤクソンがチェ・ウを殺す理由が見つからないキム・ジュンは告発の真偽を確かめるべきだという。キム・ギュリによりキム・ヤクソンの部下たちは拷問にかけられる。その部下たちに証拠を突きつけ、激しく追及するパク承宣(スンソン)に疑いの目を向けるキム・ジュン。そして、キム・ヤクソンは計略の首謀がソンイだと気づく
視察中に酒を飲んでいるとき、チェ・ウはチェ・ヤンベクに対し、キム・ジュンは都房でやることが沢山あるからキム・ジュンを補助してやれとか、お前には学がないが、キム・ジュンは違うとか、ただでさえキム・ジュンに劣等感を感じ、妬んでいるヤンベクがどんどん凹むようなことを言うチェ・ウ。かなりKYな感じ。

■第37話:内幕
太子夫妻やキム・ミがキム・ヤクソンの助命に奔走する中、パク承宣(スンソン)は、さらにチュ・ヨンジをそそのかして、チェ・ウを王位に就けようと画策する。高宗(コジョン)は自分も謀反に関わっているとの疑いがかけられるのではないかと気が気ではない。イ・ジャンヨンらはこの機会に都房(トバン)を廃止すべきと高宗に進言する。キム・ギョンソンも反乱軍と手を結んだという噂まで広がっていた。一方、キム・ヤクソンの処罰に反対するキム・ジュンは、部下を使って密かにパク承宣(スンソン)の調査を行い、この謀反が捏造であることを突き止める。キム・ジュンは軟禁されているキム・ヤクソンのもとを訪れ、事の真相を明らかにすべきだと説得するが、当のキム・ヤクソンは、重圧の日々から解放されることを願っていた。チェ・ウはアンシムとキム・ジュンを連れて夜釣りに行き、キム・キム・ジュンに対し、キム・ヤクソンの事件は終わらせるよう指示する。そして自分が準備した酒をキム・ヤクソンの元へ持っていくようチェ・ヤンベクに命じる。そしてソンイが独身になったら結婚できるかとキム・ジュンに尋ねる。
軟禁されたキム・ヤクソンのもとを訪れたキム・ジュンに対し、「お前のことは好きだった」と言うキム・ヤクソンに感動。キム・ジュンに恨みのひとつも言いたいところだろうに。

■第38話:最後の酒
ソンイが独身に戻ったら結婚する気があるかとキム・ジュンに尋ねるチェ・ウ。その頃、チェ・ウの贈った毒入りの酒がソンイの手で注がれ、キム・ヤクソンはそれを飲み干した。ソンイとキム・ヤクソンは互いの思いを打ち明けながら、キム・ヤクソンはソンイの胸で息絶えた。ソンイと結婚するのかと尋ねるアンシムに対し、チェ・ウにアンシムとの関係を打ち明けるのでもう少し待ってくれというキム・ジュン。そして、パク・ソンビが教定都監に就任し、キム・ジュンは別将(ピョルチャン)に昇進する。太子妃はキム・ヤクソンの死にショックを受け、寝込んでしまう。キム・ミは父を見殺しにしたとソンイを恨むが、そんなキム・ミに対し、悔いのある人生を生きてはならぬ、自由に生きろと諭す。キム・ジュンは、パク承宣(スンソン)の調査を進めるうちに、真実を暴けばソンイも無事では済まないことを知る。また、チュ・ヨンジとパク承宣(スンソン)らがチェ・ウを王位につける画策をしている事実も知ることになる。一方、羅州(ナジュ)ではキム・ギョンソンが城門をあけると油断させ、イ・ヨンニョン兄弟を斬って反乱を鎮圧し、蒙古軍も撤退する。
お互いの正直な胸の内を語り、最後にやっと本当の夫婦になれたキム・ヤクソンとソンイ。チェ・ウの一存で結婚をした2人だがキム・ヤクソンはソンイを本当に愛していたとは。それにしてもキム・ギョンソン恐るべし「私はキム・ギョンソンだ」の一言で周りを一瞬で固まらせる。演じたのはキム・チョルギ。「広開土太王」(28話で詳しく紹介)でタムドクに接近する謎の武士サガリョン役で、見事なアクションを披露している。

■第39話:崩壊の音
キム・ヤクソン事件の調査を続けるキム・ジュンを止めてくれと頼みに来たパク承宣(スンソン)に二度と来るなと言い放つソンイ。パク・ソンビからチェ・ヨンジが詐欺師であり、パク承宣(スンソン)がチェ・ウの擁立計画に加担しているという事実を聞いたチェ・ウは関係者を捕らえさせ、尋問をパク・ソンビとキム・ジュンに任せる。捕らえられたチェ・ヨンジは、自分がチェ・ウ擁立計画とキム・ヤクソンの謀反捏造を自白し、一方のパク承宣(スンソン)は、この計画がキム・ジュンとアンシムを助けるためにソンイの許しを得て仕組んだことだと言う。キム・ジュンはソンイが全て自分のためにやったことだと知り、衝撃を受け、困惑する。パク・ソンビはパク承宣(スンソン)の自白内容をチェ・ウに報告するが、ソンイが関わっていたかもしれない事実を聞いて衝撃を受けるチェ・ウ。ソンイの件を全て調べて報告しろとキム・ジュンに命じる。キム・ジュンがソンイに許しを請うよう勧めるも、キム・ジュンさえ無事ならばそれでいいと言い放つソンイ。その頃、キム・ジュンはチェ・ウにキム・ヤクソン事件の真相とアンシムとの関係を告白する手紙を残して都房(トバン)を去り、アンシムのもとで自害しようとする。そしてその後を負うことにしたアンシム…。
ソンイの願いはただ「キム・ジュンの妻になりたかっただけ」だと。状況はどうであれ、キム・ジュンが自分から会いに来てくれたことに本当に嬉しそう。やっとキム・ジュンに近づけたのに、今度は自分の命が危ないなんて切なすぎる

■第40話:残酷な結末
キム・ジュンが自害しようとするところへチェ・ヤンベクが駆けつけ、キム・ジュンとアンシムを連行する。チェ・ウは死罪を申し出るキム・ジュンに対し、怒りをあらわにしながら処分を待つよう命じる。そんな中、チェ・ウは家族たちを連れて奉恩(ポンウン)寺を訪れ、ソンイの最期が近いことを暗示させる。ソンイも自分の死を悟り、饌母(チャンモ)やヨンシムに別れの準備をする。死を前にして、最後までキム・ジュンのことを気にかけるソンイに、都房の威厳を守るために娘の願いを叶えてやらなかった自分が間違っていたと自責に念にかられる。チェ・ウは御典医に毒薬を作らせ、饌母(チャンモ)に届けさせるがソンイは2度も突き返し、出直すよう命じる。羅州(ナジュ)から凱旋したキム・ギョンソンをはじめ、家臣一同がチェ・ウにソンイの助命を願い出るが聞き入れられず、太子妃はチェ・ウを恨むあまり倒れてしまう。ソンイがキム・ジュンを待っていると悟ったチェ・ウは、キム・ジュンに毒薬を届け、最後を見守るよう命じる。
奉恩(ポンウン)寺を訪れ、スギから大蔵経の版木に触れて願い事をすると願いが叶うとの言い伝えを聞いたソンイは版木をひたすら触って願う。おそらく、来世ではキム・ジュンと添い遂げられるように願ったのであろう。それにしても奉恩(ポンウン)寺の祭壇に上げられた位牌にキム・ヤクソンの名前と一緒にソンイの名前も記されているとは…

テレビ大阪「武神」番組サイト
 2021年9月1日スタート 月-金11:59-12:55
Youtube「武神」予告動画

kandoratop 【作品詳細】【「武神」を2倍楽しむ】