「相棒20」仮想現実世界に遺された相島一之の弱点とは?真相は一体?第2話ネタバレと第3話予告動画

2021年10月21日11時06分ドラマ
@テレビ朝日

IT長者・加西周明(石丸幹二)が作った仮想現実世界から始まった殺人事件が最終決戦を迎える!内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)はどんな手を使って幕引きを図るのか?巨悪を許さない杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)はどうやって立ち向かうのか?2021年10月27日(水)よる9時からテレビ朝日「相棒season20」第3話「復活」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)がどこにも属さないことを活かして活躍する「相棒season20」の第2話が10月20日に放送された。第2話はseason19から続いている話だった。IT長者・加西周明(石丸幹二)が作り上げた仮想空間で起こった事件、そしてその加西が殺され、殺人を指示と思われた元・内閣情報調査室職員・柾庸子(遠山景織子)の獄死、さらに加西と関連のある元弁護士・中郷都々子(織田梨沙)の死、それらの事件を影で糸を引く内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)がどんな手段で右京や亘を追い詰めてゆくのかと思われたが、そんな巨悪に簡単につぶされる右京と亘ではない。結論は第2話ではでず、なんと、第3話まで続いてゆく。今まで、「相棒」で2話連続の話は多かったが、すでにこの話は何話にも渡っている。話がかなり複雑になってきているが、テレビ朝日のYouTubeチャンネルにはこれまでのダイジェスト動画が公開されている。頭を整理させたい人には必見の動画となる。
これまでのダイジェスト動画

元々は、権力に異常なまでに弱かった内村刑事部長(片桐竜次)だが、怪我をきっかけに「正義」の人に目覚めている。今回もこれまでなら、内閣官房長官の関連を知ればただちに捜査を縮小させていたところ、「正義の人」は捜査一係に遠慮なく捜査するようにいう。

また、第2話に登場した2.5次元俳優と言われる「ミュージカル・テニスの王子様」に出演していた味方良介が元刑事の情報屋である鷲見三乗役で登場した。クレジットに名前がでた段階でどんな役ででるのかを期待されていた。今回は情報屋兼殺人者のようである。また、視聴者は、season19で加西を殺した調理人役の女性がダイエットして全く別の姿になっていたことも驚かれた。

10月27日に放送される第3話「復活」は、第1話、第2話からの続き放送される。再び、仮想現実世界に右京や亘が入り込む。そこに隠されている官房長官・鶴田翁助(相島一之)の弱点とは一体なんなのか?すでに関連して4人以上の人間が死んでいる。この結末は第3話で完結するのか?

■前回:第2話ネタバレあらすじ
杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が、自室で死んでいる中郷都々子(織田梨沙)を発見した。一見、自殺に見えるが、不可解な点も多い。しかし、捜査一課は、自殺として処理をする。

亘が罪をなすりつけられた“鍵泥棒”の一件は尾を引いていた。形式上、特命係を統括している峯秋(石坂浩二)が、マスコミに糺弾されてしまう。もともと息子の件で飛ばされていたところに、今回の事件のこともあれこれ書かれている。背後には、官房長官・鶴田翁助(相島一之)の暗躍があると思われるが、尻尾を掴むことはできない。そればかりか、これまでの経緯から、亘が免職の危機にさらされる。甲斐は激怒し、なんとしても鶴田を叩き潰せと右京たちに激を飛ばす。

元・内閣情報調査室職員・柾庸子(遠山景織子)が亡くなった際、叔父・七平(長江英和)が遺体を確認していた。七平は迎えの案内人・法務省の佐野という人物に連れていかれたという。

そのころ、港で身元不明の女性の死体があがる。持ち物の携帯の履歴に内閣情報官の栗橋(陰山泰)が残っていた。また、右京はその女性が都々子と会っていたときに近くにいた女性だと気が付いた。さらに、加西を殺した調理人であることもわかった。

右京は、加西周明(石丸幹二)が遺した“鍵”に鶴田の弱点が隠されていて、それこそが一連の出来事の真相解明の足掛かりになると推理していた。鍵は、青木(浅利陽介)をともない、鍵が示す場所・加西周明の持ち物である廃墟ビルを訪れた。そこには似つかわしくないパソコンとVRゴーグルが残っていた。右京達の様子をうかがう男性(味方良介)を侵入罪で逮捕した。しかし、男性は名前を言わない。不当逮捕になるが、身柄を拘束していると、電話が一本入った。それは栗橋からの電話だった。また、青木が男性の顔写真をとり、誰なのかを捜査し始める。七平に写真をみせると、この男が法務省の佐野だという。

携帯の履歴から栗林に事情聴取を行うと、名前は知らないが、消去装置だと、自ら「殺人依頼した」ことを認めた。実は、証拠をつかまれて逃れられないと思った鶴田が金銭の補償はするから罪をかぶれと言っていたのだ。さらに鶴田は、甲斐を左遷させるように圧力をかけたが、美彌子(仲間由紀恵)の交渉で、逮捕している男性・元刑事の情報屋である鷲見三乗(味方良介)の釈放と鍵の返却で甲斐の左遷を免れた。鷲見は釈放された。鶴田は会見を開き、栗林を懲戒免職とした。

右京と亘は、庸子を担当した検事に話を聞くと、庸子が自殺を図った後、佐野という人に救急病院に移すように言われ、指示にしたがっていたことを探り出した。拘置所の病院で対応できないはずないのに、どこかに移したことは不自然だった。それに、七平が庸子の遺体を対面させられたのは病院の霊安室だというが、拘置所内で自殺したなら不自然だと右京は考えた。

右京と亘が特命係にもどると、青木が廃墟ビルのパソコンから取得していた情報を元に、3人で再び仮想現実世界にはいった。そこは「加西周明の館」だった。加西のアバターに導かれるままに、3人は進み始めた。

■第3話あらすじ
特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、青木(浅利陽介)をともなって、加西周明(石丸幹二)が生前、準備していた仮想現実の世界に、再度、足を踏み入れる。そこに、官房長官・鶴田翁助(相島一之)の“弱点”が隠されていると踏んだ右京たちは探りを続ける。

いっぽう、元内閣情報官の栗橋(陰山泰)は、柾庸子(遠山景織子)の一件をめぐって捜査一課から厳しい追及を受けていたが、関与が疑われる鶴田をかばってか、完全黙秘を貫いていた。

同じ頃、警視庁では、広報課長を務める美彌子(仲間由紀恵)に辞令が下り、異動することになったのだ。背後には鶴田の手引きや美彌子の思惑があるとみられるが、真相は不明だ。

加西がVRの世界に遺した“切り札”の正体は!?
いっぽう、警視庁内では権力をめぐる不穏な動きが…
カオスと化した事態の中、特命係が驚がくの真相に迫る!

テレビ朝日10月13日スタート「相棒 season20」。出演:水谷豊/反町隆史/森口瑤子/川原和久/山中崇史/篠原ゆき子/山西惇/浅利陽介/田中隆三/神保悟志/小野了/片桐竜次/杉本哲太/仲間由紀恵/石坂浩二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@AibouNow」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「相棒 season20」番組公式サイト
テレビ朝日「相棒 season20」番組公式Twitter @AibouNow
テレビ朝日「相棒 season20」番組公式Instagram

【2021年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】