【最終週】清原果耶「おかえりモネ」みんなそれぞれの道を歩み始める!第23週ネタバレと第24週あらすじ

2021年10月22日09時30分ドラマ
@NHK

ついに最終週を迎え、百音(清原果耶)は菅波(坂口健太郎)と将来を誓い、未知(蒔田彩珠)は大学に進み、亮(永瀬廉/King&Prince)は自分の船を持ち、未知の幸せを誓う!東日本大震災から少しずつ立ち直ってゆく人たちは強く生きる!NHKテレビ小説「おかえりモネ」最終週・第24週(10月25日~10月29日)「あなたが思う未来へ」のあらすじと見どころをご紹介!関連動画は番組公式サイトで公開されている。



10月18日から放送された「おかえりモネ」第23週、亮(永瀬廉/King&Prince)と新次(浅野忠信)、耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)親子の姿が描かれた。震災から9年目の2020年、気仙沼の漁業に携わる2組の親子が決断をする。震災の津波によって最愛の妻を亡くし、自暴自棄な生活をずっと送っていた新次と、その新次を元に戻すことを目的として自分の幸せから遠ざかっていた亮の親子の話は、朝から涙を誘った。20日に放送された第113話で、美波(坂井真紀)の死亡届けを出すシーンは、特に多くの人の涙を誘った。美波のカラオケの18番だった「かもめはかもめ」を歌いながら「”この海を 失くしてでもほしい愛は あるけれど かもめはかもめ”ありがとう、さよなら」を演じる浅野忠信に魅了された。

朝ドラの主人公を演じる俳優はドラマの最終日にNHKの「あさイチ」のプレミアムトークに出演することが定番となっているが、衆議院銀選挙の影響で「あさイチ」の放送スケジュールに変更があり、その影響を受けた形で、10月19日に清原果耶が登場した。そして驚かされたのは、百音が菅波(坂口健太郎)に対して、いつ恋だと気づいたかというのが、予想よりもずっと遅い時期だった。それは、菅波が百音を抱きしめた時だという。ドラマおじさんとして感想を欠かさない博多華丸も驚いていた。みんなが見守った百音と菅波だが、ついに菅波が父・耕治に結婚の挨拶にやってくる。時間よりも早くついてしまって、百音がラジオ放送をしている時に、亮と菅波がその模様を見守るシーンは、くすっと笑えるほのぼのとしたシーンとなった。

10月25日から放送される第24週で、ドラマは最終週を迎える。新型コロナウイルスの影響で開始時期と終了時期が通常の朝ドラとはずれてしまったことなどもあり、視聴率的には恵まれなかったが、主演の百音役の清原果耶の押さえた中にいろいろな表情を見せる演技への評価や、百音と菅波の初々しい恋は応援する人たちの声を集めた。また、ヒロインの成長はもちろんのこと、周りの人たちの姿を丁寧に描き、震災からそれぞれの速度で立ち直ってゆく人々を描いた。

最終週は、菅波がやっと気仙沼の百音の両親の元へやってくる。今の二人の関係をどう説明するのか?数年後が描かれるが、二人は、そしてみんなはどうなっているのか?

【第23週(2021/10/18-10/22)ネタバレあらすじ
夕方、百音(清原果耶)と未知(蒔田彩珠)が家に帰ると耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)が何やら揉(も)めていた。なんと、耕治は「銀行を辞めて、海の仕事を継ぎたい」と言い出したのだ。龍己は、「銀行の仕事を全うしろ!海の仕事は俺で終わらせる」と大反対する。そんな耕治と龍己の姿をみて、百音は自分もなにか手伝えないかと思っていた。

翌日、百音が仕事をしていると、みんなの広場にイチゴの配達で新次(浅野忠信)がやってくる。百音は意を決して、亮(永瀬廉)がずっと我慢してきた胸の内を新次に告げる。すると新次は耕治と話したいという。

永浦家にやってくる新次は、耕治(内野聖陽)に、亮(永瀬廉)が船を買う資金のために、新次は妻の美波(坂井真紀)の死亡届を出そうと考えているというのだ。そこへ、亮もやってくる。百音、亜哉子(鈴木京香)、未知が見守る中、新次は、ずっと、その提案を考えた経緯をぽつりぽつりと話し出す。それは、亮の乗った船の無事を祈るとき、美波にむかって「そっちに連れて行かないでくれ」と祈っていたことは、美波がむこうにいると考えている自分に気が付いたというのだ。耕治は、新次と亮に2人で話すよう促し、部屋を出ていく。

亮は新次に思い切って「一緒に船に乗ってほしい」「おやじを元に戻すことが自分の生きてきた目的なんだ」と話す。それを聞いた新次は「それではお前の人生ではないだろ?」と話し、自分が漁師をやるのは美波がいるのが前提だという。自分はもう海からは卒業したいといって、亮に自分の船でやりたいようにやれと話す。ようやく気持ちを伝えあった新次と亮。新次は、耕治をはじめ百音、亜哉子、未知、龍己が見守る中、改めて、亮が船を買う資金のために提出する美波の死亡届に判を捺した。

新次と亮が帰った後、永浦家で家族会議が開かれる。新次の姿を見て、背中を押された耕治は、もう一度「海の仕事を継ぎたい」という気持ちを皆に伝える。百音、亜哉子、未知たちが見守る中、改めて龍己に頭を下げる耕治。やがて龍己の心が動き始め、ついに「やってみろ」と海の仕事を許してくれた。亜哉子は、耕治の両親はもともと耕治を漁師にするつもりもなかったことを義母の雅代(竹下景子)から聞いていた。「耕して、治める」という名前の由来は地に足をしっかりとつくことだったという。そして、百音や未知に「あたなたちも好きな道をいきなさい」とアドバイスする。

翌朝、百音が仕事に行こうとすると、龍己が海から帰ってくる。百音は龍己に、耕治が海の仕事をすることについて、どう思っているのか聞く。すると龍己は、牡蠣の養殖も自分のやり方でなくていいから、新しいやり方を取り入れるといいといった。新しく取り入れることは取り入れて、残すものは残す。それは百音が思っていたことだ。

その日の夕方、百音は亮を呼んで、先日の嵐の時の天気の状況を検証していると、約束の時間よりも早く菅波(坂口健太郎)がやってきた。菅波は百音と亮をみて、「19対5、不利です」とつぶやく。百音と過ごしてきた年月の長さを比較していたのだ。そして、ラジオ放送をする百音のことを菅波と亮の二人で見守っていた。



【最終週・第23週(2021/10/25-10/29)あらすじ
■第116話(月)
百音(清原果耶)がラジオの放送をしている間、菅波(坂口健太郎)と亮(永瀬廉)がみんなの広場で話し込んでいた。菅波の言葉で何かが吹っ切れた亮は、未知(蒔田彩珠)が待つ喫茶店へと向かう。一方で菅波は、今の百音との関係を耕治(内野聖陽)と亜哉子(鈴木京香)が理解してくれるのだろうかと、不安に陥っていた。百音は、そんな菅波を励ましながら一緒に実家へと向かう。

■第117話(火)
耕治(内野聖陽)の帰りを待つ間、百音(清原果耶)は菅波(坂口健太郎)に、未知(蒔田彩珠)の研究スペースを案内する。そこで2人の仕事について語り合っていると、泥酔した耕治が帰ってきた。「将来を誓い合う2人がする会話か」と文句を言いながらも、いつの間にか百音・菅波・耕治の3人でこれからの仕事について話し合う。そして菅波は改めて自分たちの将来について話す。それを聞いた耕治と亜哉子(鈴木京香)は…。

■第118話(水)
百音(清原果耶)は遠藤(山寺宏一)らに気象情報の投稿アプリとコミュニティーFMとを連動出来ないか?と提案する。双方向に情報をやりとりして、災害時の避難行動に繋(つな)げようと考えたのだ。皆は、提案に興味を示してくれる。百音の仕事は、少しずつではあるが軌道に乗り始めていた。一方で未知(蒔田彩珠)は大学に行くかどうかで悩んでいた。百音は、未知の心の内を聞こうと、ずっと胸にしまってきた“あの日”に触れる。

■第119話(木)
ある日、気仙沼にサヤカ(夏木マリ)がやってきた。百音(清原果耶)は、登米でサヤカと過ごせたことへの感謝の気持ちを改めて伝える。サヤカは、誰が来ても受け入れて、いつでも行っておいでと送り出す人。百音は、未知(蒔田彩珠)にとってのサヤカのような存在になれないかと考えていた。翌日、百音は未知を誘って浜へ行く。そののち、百音は、幼なじみと久しぶりに再会する。

■第120話(金)
永浦家では、未知(蒔田彩珠)の大学合格をお祝いするため、幼なじみたちが集まっていた。そこで百音(清原果耶)は、あの日以来開けられずにいたサックスケースを開こうと決意する。そして2月。百音、未知、新次(浅野忠信)たちに見送られ、亮(永瀬廉)は海へ。そして、耕治(内野聖陽)と龍己(藤竜也)も海へ、それぞれの道を歩み始める。そして数年後…。

【脚本】安達奈緒子
【出演】清原果耶,坂口健太郎,鈴木京香,永瀬廉,蒔田彩珠,藤竜也,竹下景子,浅野忠信,坂井真紀,夏木マリ,恒松祐里,前田航基,高田彪我,平山祐介 他
【語り】竹下景子
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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