テレビ大阪|キム・ジュヒョク「武神」第41-45話あらすじ:嘆きの雨~暗黒の時代

2021年10月28日12時50分ドラマ
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キム・ジュンの腕の中で息絶えるソンイ…テレビ大阪(月~金曜、ひる11時59分~12時55分)で10月29日(金)から放送の「武神」(全56話)第41話~第45話のあらすじを紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。※日本語吹替(二か国語)日本語字幕なし



「武神」は、13世紀高麗時代を背景に奴隷から最高権力者へ上り詰めた実在した高麗最高の武人、キム・ジュンの一代記を描いている。大ヒットドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」主人公のキム・ジュンの主人公とも考えられる実在の人物(「トッケビ」時代背景②

■キャスト
キム・ジュン役:キム・ジュヒョク
チェ・ソンイ役:キム・ミンソン
チェ・ウ(チェ・イ)役:チョン・ソボク
チェ・ヤンベク役:パク・サンミン
ウォラ役:ホン・アルム
 ほか

【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの見どころや詳しい各話のあらすじ、時代背景や豆知識を紹介している。

■第41話:嘆きの雨
毒薬を持ってきたキム・ジュンを家に入れ、最後の会話を交わしながらキム・ジュンの腕の中で息絶えるソンイ。大雨の降りしきる中、キム・ジュンはチェ・ウに結果を報告する。自分にも下命を求めるが、チェ・ウは大蔵経の視察に行くよう命じる。人々の悲しみの中、ソンイの葬儀が執り行われる。死去したイ・ギュボに代わりイ・ギュボが推薦するチェ・ジャが率いる朝廷では、チェ・ウの命令によって都房(トバン)の後継者が議論されるが、紛糾して意見がまとまらない。パク・ソンビを始め、臣下たちは都房の後継者を朝廷で議論させようとするチェ・ウの考えが分からない様子。一方、チェ・ウはキム・ジュンを許し、側近のアンシムを渡し、家を準備させる。チェ・ウはテ・ジプソンを呼んで権力への野心に釘を刺し、後継者の座に欲を出すキム・ミはキム・ギョンソンに叱責される。そんな中、キム・ジュンは大蔵経の視察途中、南部一帯の視察のため固城(コソン)を訪れ、部下にイム・ヨンという死刑囚について調べさせる。そこでキム・ジュンはパク・ソンビから渡された書簡を読むが、そこにはマンジョン兄弟のどちらが後継者にふさわしいかを調べて来るようにとのチェ・ウの密命が記されていた。
キム・ジュンが来る前にソンイは自分で準備した毒薬を既に飲んでいたのだ。キム・ジュンの胸の中で息絶えるソンイの姿が、毒薬を飲んで自害したウォラを思い起こさせる。キム・ジュンを好きになる女性はなぜ皆不幸になるのか?まさに女難。

■第42話:新たな出逢い
官吏の暴挙に反抗して死刑囚として捕らえられていたイム・ヨンは、自分を解放してくれたキム・ジュンを父上と呼んで慕い、行動を共にするようになる。その頃、テ・ジプソンは上将軍の職を取り上げられ、オ・スンジョクは国子監(クッチャガム)へ追い出され、都房(トバン)から距離を置くようになる。一方、徒党を組んでキム・ミを推挙しようとした若い武臣たちは、チェ・ウの命によって川に沈められ、キム・ミ自身も出家させられてしまう。臣下たちはチェ・ウの考えていることが理解できず困惑する。一方、ソンイの死により、太子妃は気力が回復せず、薬も飲めなくなっている。その頃、チェ・ウの密命を受けたキム・ジュンは、寺に追放されていた萬宗(マンジョン)と萬全(マンジョン)のもとを訪ねる。蒙古の服を来て、相変わらず高利貸しをしている萬宗(マンジョン)は自分は江都には行きたくないというが、萬全(マンジョン)は江都に連れて行ってくれとキム・ジュンに頭を下げて頼む。
固城の県令に都房の紋章を見せつけるシーンはまさに水戸黄門。チェ・ウは自分に残された時間がわずかだと知り、事を急いでいる様子。チェ・ウはキム・ジュンに都房を任せるために綿密な計画を立てているようだ。

■第43話:ならず者の帰京
都に連れて行ってくれとキム・ジュンに懇願する萬全(マンジョン)。萬全(マンジョン)が後継者にふさわしいか相応しいか市松の不安を感じながらも、キム・ジュンは、今のその切実な思いを忘れるなと言い、萬全(マンジョン)を主君と仰ぐ。一方、チェ・ウは御典医から、今の医術では直せない病いにかかっていることを告げられる。そんな中、母の死に衝撃を受けた太子妃が、チェ・ウを恨みながら息を引き取る。その頃、イム・ヨンを連れてキム・ジュンが都に戻り、萬宗(マンジョン)よりも萬全(マンジョン)が後継者にふさわしいと報告する。チェ・ウはキム・ジュンに、萬全(マンジョン)を通じて理想の高麗を運営し、自分の思い通りにならない場合は、都房の主になるよう言い、加えてアンシムと所帯を構えさせる。キム・ジュンの屋敷では都房の家臣たちが集まり、婚礼の祝いを行う。心を入れ替えた証を見せるために、萬全(マンジョン)は搾取した穀物を民に無償で与え始める。そして盛大な出迎えの中、萬全(マンジョン)が江都(カンド)に戻ってくる。
兄の萬宗(マンジョン)があんなにあっけなく死んでしまうとは驚いた。萬全(マンジョン)の帰京のシーンでのキム・ジュンの困惑した表情はこれから都房での波乱の幕開けを感じさせる。

■第44話:未来を託して
チェ・ウは萬全(マンジョン)にチェ・ハンという名を与え、キム・ジュンを師と仰ぐよう言い、家臣一同にもチェ・ハンに忠誠を誓わせる。大提学(テジェハク)ソン・インニョルとリュ・ヌンがチェ・ハンに学問を教え、チェ・ヤンベクが側近として親衛隊長に就任する。キム・ジュンはイム・ヨンが政治に関心があることを見抜き、教定都監(キョジョンドガム)で働きながら、自分の補佐をするよう言う。その頃、実績のないチェ・ハンに高い官職が与えられたことを知り、チュ・スクは自分の将来を心配し、都房の力を王室に戻そうと企む。一方、チェ・ハンに自分の娘を嫁がせたくないチェ・オンは困ってパク・ソンビに力を貸してくれと頼むが、気の毒に思いながらもチェ・ウの命は絶対として断る。チェ・ハンとチェ・オンの娘の婚礼が行われる中、キム・ジュンは、都房(トバン)を廃止して王政復古を企むチュ・スクを牽制する。月日は流れ、大蔵経が完成する。1251年、臨終の時を迎えたチェ・ウは、キム・ジュンに高麗の未来を託しながら、息を引き取る。
むやみに命や官職を奪うなとチェ・ウに言われたのに、チェ・ハンの胸の中は自分を踏みつけてきた人間たちへの復讐心が支配していた。殺したいやつが沢山いるとヤンベクに打ち明けるチェ・ハン。チェ・ハンに絶対服従のヤンベクとチェ・ハンを牽制するキム・ジュンとの新たな運命の幕開けを予感させる。

■第45話:暗黒の時代
強い高麗を作り蒙古への徹底抗戦を宣言して、都房(トバン)の長の座に就任したチェ・ハン。人事権と軍事権を得たチェ・ハンはチェ・ヤンベクやイ・ゴンジュを別将(ピョルチャン)にし、チェ・ヤンベクに都房の護衛隊を任せる。チェ・ハンは、わずか二日で喪服を脱いだばかりか、喪中のさなか、別院を訪れ、チェ・ウの愛妾たちと戯れ、テ氏の怒りを買う。しかし都房の主に干渉するなと逆ギレする始末。チェ・ハンの暴挙に、キム・ジュンは主君を正しく補佐するよう要請するが、チェ・ヤンベクは主の命令に服従するのは家臣の義務だと言い放つ。意見が対立するチェ・ヤンベクとキム・ジュンを心配するイム・ヨン。そんな中、チェ・ハンは、大提学(テジェハク)ソン・インニョルからキム・ミとオ・スンジョクが都房(トバン)の後継者の座を狙っていたことを聞かされる。寺に幽閉されているキム・ミは密かに下僕に命じ、キム・ギョンソン宛の密書を届けさせるが、謀反を知らせる内容に受け取ったパク・ソンビは驚き、キム・ジュンに報告する。
チェ・ウの後妻テ氏を演じたのは、キム・ユミ。イ・ビョンフン監督の「商道」以来11年ぶりの歴史ドラマの出演。「商道」では、控え目な役で登場したが、今回は自分の連れ子のオ・スンジョクを都房の後継者に仕立てようと、密かな野心を燃やす役。
【商道-サンド】(全50話)ドラマ紹介 



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 2021年9月1日スタート 月-金11:59-12:55
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