テレビ大阪|キム・ジュヒョク「武神」第46-50話あらすじ:血の嵐~窮地の中で

2021年11月05日12時50分ドラマ
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キム・ジュンの腕の中で息絶えるソンイ…テレビ大阪(月~金曜、ひる11時59分~12時55分)で11月8日(月)から放送の「武神」(全56話)第46話~第50話のあらすじを紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。※日本語吹替(二か国語)日本語字幕なし



「武神」は、13世紀高麗時代を背景に奴隷から最高権力者へ上り詰めた実在した高麗最高の武人、キム・ジュンの一代記を描いている。大ヒットドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」主人公のキム・ジュンの主人公とも考えられる実在の人物(「トッケビ」時代背景②

■キャスト
キム・ジュン役:キム・ジュヒョク
チェ・ソンイ役:キム・ミンソン
チェ・ウ(チェ・イ)役:チョン・ソボク
チェ・ヤンベク役:パク・サンミン
ウォラ役:ホン・アルム
 ほか

【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの見どころや詳しい各話のあらすじ、時代背景や豆知識を紹介している。

■第46話:血の嵐
キム・ミが密かにキム・ギョンソンに手紙を送っていたことが発覚する。キム・ミが遣わした下僕の口から謀反の企てが漏れるのを恐れるキム・ジュンは下僕を必死で探させるが一歩遅く、チェ・ヤンベクの耳に入ってしまう。キム・ジュンはキム・ギョンソンに手紙を渡し、先手を打ち、チェ・ハンに事実を伝えるべきだと提案する。手紙の引き渡しを拒むキム・ジュンに対し、チェ・ヤンベクは主君を騙すつもりかと責める。一方、大提学(テジェハク)のソン・インニョルとリュ・ヌンからテ・ジプソンが孫のオ・スンジョクを都房の後継者にしようと企んでいたとの事実を聞いたチェ・ハンは、謀反の罪で、テ・ジプソンを追放し、オ・スンジョクを海に突き落として殺害させるが、オ・スンジョクは密かに助けられる。事実を知ったテ氏はチェ・ハンを訪ね、息子を返せと叫ぶが、怒りで倒れてしまう。さらにチェ・ハンは、都房(トバン)の廃止を企んだチュ・スクを処刑する。チェ・ハンの非道な振る舞いに、キム・ジュンは萬宗(マンジョン)を選ぶべきだったと自らの選択を後悔する。ついに密書を持ってキム・ギョンソンがチェ・ハンの元へ向う。
チェ・ヤンベクの盲目的な忠誠心ぶりに腹が立つ。嘘も方便という言葉を知らないのか。チェ・ヤンベクVSキム・ジュン。変わったのはどっちか?

■第47話:無力
キム・ジュンと一緒に、チェ・ハンを訪ね、事実を打ち明けた上でチェ・ハンに許しを請うキム・ギョンソン。自分の権威を奪うものは生かしておけないというチェ・ハンに対し、都房の主として個人的な感情は捨て、慈悲を見せるべきだと苦言を呈するキム・ジュン。その頃、蒙古からの使者が高宗を訪ね、都を開京に移す要求に応じなければ挙兵すると言い放つ。人望の厚いキム・ギョンソンを危険視するチェ・ハンは、民心を鎮めるために執り行われた大蔵経の落成式のさなか、彼を島流しにする。チョン・アンをはじめとし、方々から赦免を求める声が挙がるが、チェ・ウは聞く耳を持たず、さらにソン・ギリュに島に渡って殺してこい、と命じる。イム・ヨンからその事実を聞かされるが、もはやチェ・ハンの暴走はキム・ジュンにも止められない。命拾いしたスンジョクからテ氏のもとに手紙が届き、江都(カンド)に戻るという。そんな中、撃毬(キョック)大会が開催されることになり、チェ・ヤンベクのたっての希望でキム・ジュンとの対決が実現する。
事あるごとに、チェ・ハンをそそのかす大提学(テジェハク)のソン・インニョルとリュ・ヌンの罪が一番重い。

■第48話:悲しき英雄
チェ・ハンと高宗が見守る中、キム・ジュンとチェ・ヤンベクの撃毬(キョック)対決が行われ、雷雨の中の一騎打ちで、チェ・ヤンベクが勝利を収める。パク・ソンビやイ・ゴンジュにわざと負けた理由を尋ねられたキム・ジュンはヤンベクの実力だという。そんな中、チェ・ハンの命によりキム・ギギョンソンの流刑地にやってきたソン・ギュリの目の前でキム・ギョンソンが毒をあおって自決する。一方、テ氏に会うため江都(カンド)に戻ったオ・スンジョクは、奉恩(ポンウン)寺でテ氏と会っているところを捕らえられ、オ・スンジョクを助けた兵士とともに拷問にかけられる。その頃、腹の虫の収まらないチェ・ヤンベクはキム・ジュンを呼び出し、わざと隙を見せて負け、自分に屈辱を与えたとしキム・ジュンを責めるが、二人の対決よりも、蒙古との対決の方が重要だと諭すキム・ジュン。しかし、チェ・ヤンベクは聞く耳を持たず、もう一度勝負をしろと言う。さらにチェ・ハンは、部下に命じ、テ氏までも連行しようとするが…
チェ・ウの後継者、暴君チェ・ハンを演じるのは「善徳女王」でミシルの息子ポジョンを演じたペク・トビン。木村拓哉主演の映画『HERO』では木村拓哉と松たか子が韓国に捜査しに来た時、横で通訳と案内を担当した事務官役も演じている。

■第49話:最期の諫言
このまま事態を見ているつもりかとキム・ジュンを問い詰めるテ氏に返す言葉がないキム・ジュン。一方、オ・スンジョクは拷問の上、再び海に沈められてしまう。そしてテ氏には毒薬を届けるようチェ・ヤンベクに命じるがテ氏は毒薬の器を投げつける。チェ・ハンの横行に我慢の限界を超えたキム・ジュンは意を決してチェ・ハンに会いに行く。人払いをしてチェ・ハンと対面し、強い口調で叱責し、約束を守らなかったチェ・ハンに刀を突きつける。劣等感を克服しろというキム・ジュンの言葉が胸に刺さるチェ・ハンだが、憤慨を抑えられず、結局テ氏に強引に毒薬を飲ませて殺害してしまう。パク・ソンビやイ・ゴンジュも兵部の閑職に追いやろうとするチェ・ハン。そんな中、蒙古の使者が訪れ、高宗(コジョン)の来訪を求める。戦争を防ぎたい文臣たちの主張にチェ・ハンは、高宗(コジョン)が江都(カンド)を出ることは降伏を意味すると反対する。蒙古は憤慨し、戦争の始まりを宣言する。そして、キム・ジュンの胸の内を読んだイ・ジャンヨンがキム・ジュンにチェ・ハンの殺害に力を貸すと提案する。
チェ・ハンを叱責する時のキム・ジュンの迫力が半端ない。目の前にいるのはチェ・ハンではなく、萬全(マンジョン)だった。キム・ジュンの怒りは、萬全(マンジョン)の横行に対してはもちろんだが、間違った選択をしてしまった自分に対する怒りにも見える。

■第50話:窮地の中で
蒙古の10万の大軍が再び侵攻を開始し、梁山(ヤンサン)城や春州(チュンジュ)城などが次々と陥落する。皇族の親族が軍を率いており、10年前に蒙古に送った永寧(ヨンニョン)公と使臣のイ・ヒョンも同伴していた。都房では対策を議論するが、高宗が蒙古の使者に接見していれば事態は防げたと非難するチョン・アンをチェ・ハンは会議から追い出す。非常時においては私邸ではなく、都房での生活をすすめるキム・ジュンに対し、都房は危険だというチェ・ヤンベク。江華島(カンファド)の対岸に集結した蒙古軍に対し無為無策のチェ・ハンは、自身に非難を繰り返すチョン・アンを追放し、さらに殺害してしまう。一方、蒙古軍に包囲された忠州(チュンジュ)城では、城主となっていたキム・ユヌが奴婢たちを集めて、身分を解放し、共に徹底抗戦を呼びかける。そんな中、キム・ジュンは国と民を守るためにチェ・ハンの排除を決意し、都房(トバン)の厨房に戻って働いていたカンナンをそっと呼び出し、協力を仰ぐ。
久しぶりに登場したキム・ユヌ。僧侶の姿でなく、軍服を着ると随分印象が変わる。一瞬誰か分からなかった。忠州(チュンジュ)城を守るキム・ユヌの姿が亀州(キジュ)城を守り抜いたキム・ギョンソンと重なる。

テレビ大阪「武神」番組サイト
 2021年9月1日スタート 月-金11:59-12:55
Youtube「武神」予告動画

kandoratop 【作品詳細】【「武神」を2倍楽しむ】