【新作韓ドラ】ジュノ(2PM)が演じる新しいイ・サン!MBC「袖先赤いクットン(赤い袖先)」放送直前にハイライト動画でチェック

2021年11月11日16時40分ドラマ
YouTubeからキャプチャー

ジュノ(2PM)×イ・セヨン出演の新作ドラマ「袖先赤いクットン」(全16話)が、韓国MBCにて金土ドラマとしていよいよ明日11月12日からスタート!ドラマのあらすじや見どころ、キャストなど予告動画と一緒に紹介しよう。



「袖先赤いクットン」は1700年代の朝鮮を舞台にした時代劇。王である祖父に父を殺された過去を持ち、次期王として法を改正して聖君になろうと冷徹で完璧主義者な世孫(王子)イ・サンと、彼に気に入られながらも気が強く自由奔放で側室になる事を拒む女官ソン・ドクイムが政治の思惑が絡み合う宮中で繰り広げる波乱万丈なロマンス時代劇だ。
※サンの父については米櫃で無念の死を遂げた思悼世子って?で紹介

初回放送に先駆けて複数の公式ティーザー映像が公開されている。


祖父に父を殺された過去を持つイ・サンを演じるのはアイドルグループ2PMのジュノ。「油っこいロマンス」「自白」などのドラマや映画に出演するなど演技活動も継続して行っている。映画では『メモリーズ 追憶の剣』(13)『色男ホ・セク』(19)で時代劇を経験しているだけに、安定感のある史劇演技が期待できそうだ。
袖先赤いクットン

イ・サンが想いを寄せる女官ソン・ドクイムを演じるのは「王になった男」「カイロス〜運命を変える1分〜」のイ・セヨン。側室として王のものになれば自由を奪われる事も理解し、なかなかイ・サンの説得を受け入れないが、愛によって成長していく彼の姿に考えが変化していく有能な女官を演じている。
袖先赤いクットン

他にも宮中の人物として、女官を束ねる最高権力者として「君を守りたい〜SAVE ME〜」のパク・ジヨンや『パラサイト 半地下の家族』のチャン・ヘジン、「一度行ってきました」のオ・デファンなど個性的な俳優が周囲を固める。

このドラマはカン・ミガンの同名の時代劇ロマンス小説を原作として制作され、演出は「私の愛、あなたの秘密」のチョン・ジイン、脚本は「仮面の王イ・ソン」を手掛けたチョン・ヘリがそれぞれ担当している。

ドラマの見どころを楽しむ上で欠かせないキーワードは“イ・サン”と“側室”である。まず “イ・サン”と言えば18世紀の朝鮮時代に実在し改革を進め好学の王と呼ばれた第22代王・正祖王朝系図)という実在の王で本作も彼の生涯を脚色した作品となっている。これまでも数多くのドラマが制作されてきたが、中でも2007年から放送された、「イ・サン」は最高視聴率38%を超える大ヒットとなった。描かれ方は異なるが見比べてみると面白いのではないか。
※同じ時代のドラマは【ドラマの年表:朝鮮王朝時代】で一覧確認できる。

また、“側室”というのは一夫多妻制が認められていた朝鮮時代の宮中で、本妻以外の公的に認められた側妻(後宮)を表す言葉で、宮廷で働く宮女たちは皆、王から見初められれば側室になる可能性があった為、外部での恋愛を禁じられ、側室になる事はとても名誉な事とされていた。それを拒むドクイムの強さにも注目だ。ちなみにイ・セヨンが演じる側室は宜嬪成氏(ウィビンソン氏)がモデルで、イ・ソジンが正祖に扮したドラマ「イ・サン」では、ソンヨンという役名でハン・ジミンが演じた。
【朝鮮王朝豆知識】「◆宮女の身分(内命婦)」参照
袖先赤いクットン

予告映像を見たファンからも「ストーリーだけでも期待できるドラマにジュノが出るなんて!とても期待できる」「ジュノは時代劇にもぴったりだ」「私にとっては今年最高の期待作」などと期待に溢れたコメントが集まっている。

史実上でも老論派と少論派という宮中の派閥争いに巻き込まれて父を失い、即位後には老論派を牽制しつつ様々な改革に取り組んできたイ・サン(正祖)と、それを側で支えるドクイムの姿がどのように描かれるのか期待を集めるMBC新ドラマ「袖先赤いクットン」は11月12日から毎週金曜日・土曜日の21時50分からMBCで放送される。
※派閥争いについては【朝鮮時代の党派の歴史】参照。

■スタッフ
演出:チョン・ジイン
脚本:チョン・ヘリ
原題:옷소매 붉은 끝동

■キャスト
イ・サン役:ジュノ
ソン・ドクイム役:イ・セヨン
ホン・ドンロ役:カン・フン
英祖役:イ・ドクファ
提調尚宮チョ氏役:パク・ジヨン
ソ尚宮役:チャン・ヘジン

■配信予定
配信開始:2021年11月12日
放送曜日、時間:毎週金曜・土曜日21時50分から放送
放送回数:16話
放送時間:70分

番組公式サイト
予告動画(Youtube)

kandoratop【作品詳細】【「赤い袖先」を2倍楽しむ】