NHK「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」第6話あらすじと見どころ:友を救うために…|全22話

2021年12月04日21時30分ドラマ
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ついに井戸に水が湧き、村人たちもピョンガンが来たことを喜ぶが…NHKBSプレミアムにて日本初放送中のキム・ソヒョン×ナ・イヌ主演「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」、12月5日放送の第6話のネタバレ(なし/あり)のあらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組サイトで予告動画とメインキャストのインタビュー映像など公開している。
※ドラマ本編[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
※20話版を視聴してあらすじ紹介しているので、あらすじや見どころが前後している場合もあること、ご理解ください。視聴後調整します。



「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。

全30話版のネタバレあらすじや、時代背景や、押さえておくべきキャストについては【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】で詳しく解説している。ドラマの見どころは5つの見どころで詳しく紹介している。

■キャスト相関図
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン(声:合田絵利)
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ(声:三木眞一郎)
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン(声:河西健吾)
へ・モヨン:チェ・ユファ(声:甲斐田裕子)
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>(声:阪口周平)
 ほか

■第6話あらすじ
ピョンガン/カジンの遺体を怪しんだコ・ウォンピョは、乳母に本人の遺体か確かめさせる。刺客集団、天誅房(チョンジュバン)の頭は、姿を消したピョンガンの代わりに、タラ・サンとタラ・ジンの兄妹にコ・ウォンピョ殺害を命じる。そのころ、ピョンガンは幽霊谷の村人として暮らし始めていた。王女でも刺客でもなく、ただの「カジン」として平凡に生きるとタルに約束したピョンガンだったが、彼女の前にあの男が現れる。

■以下、第6話ネタバレ
ピョンガン/カジンの遺体を確認させられた乳母コンソン夫人は、王女ではないと答える。一方、ピョンガンはサ氏夫人とも仲良くなりたいが、サ氏夫人はなかなか心を開いてくれない。ピョンガンへの優しさも、可哀そうな人や動物を放って置けないタル本来の心根の優しさからだと釘を刺す。そして、タルはなぜ復讐しないのかと尋ねるピョンガンに、タルは過去を忘れられずに苦しんでいるが、人間らしさを忘れまいと我慢して生きているだけと教える。

その頃、コ・ウォンピョに見捨てられたチョンジュ房の頭は、ピョンガン/カジンに代わってタラ兄妹にウォンピョ暗殺を命じる。そうすれば、兄妹がピョンガンの養父ヨムに彼女の居場所を打ち明けるだろうと察したチョンジュ房の頭の読み通り、ピョンガンが幽霊谷にいることを突き止める。

父コ・ウォンピョにピョンガン王女が死んだと思わせる計画に失敗したコ・ゴンは、ヘ・モヨンが信じられずに長白薬房に忍び込む。王に幻覚剤を飲ませるかと思えば、王女を助ける…一体誰の味方なのかと問うコンに、「逆らえば消奴部を滅ぼすだろうコ・ウォンピョを恐れている」とモヨン。誰の味方にもならずに生き残る方法を選んだ彼女はコンに、「父コ・ウォンピョに従うか、自ら道を開くかの選択をするべき」という。

一国の王女を斬ることは出来ないという息子コンを、コ・ウォンピョは「殺すのが嫌なら刀を捨てろ」といい、コンはかつて亡き王妃に向けた刀を敵軍に向けるべきだったと言い返す。王女への恋心から父を騙した息子を刀でねじ伏せたウォンピョは、守備隊長を退けと言い放つ。そんな中、頭の命令を受けたタラ兄妹がウォンピョの暗殺に屋敷に潜入する。コンが気配に気づき、2人は捕らえられてしまう。
※敵軍:百済、新羅だけでなく中国で力をつけてきた隋にも警戒する必要があった。

幽霊谷ではタルとピョンガンが井戸掘りに精を出していたが、なかなか水は湧いて出ない。それでも毎日がまるで夢のようで幸せだと感じるピョンガン。二人で幼い頃の夢を語りながらも、どちらも幼い頃の悪い思い出を消せずにいた。やっと水が湧いて村人たちは大喜びし一気に活気づく。だが、ピョンガンの表情はすぐれない。実は、彼女が一人でいるときに、チョンジュ房の頭がやってきた。ピョンガンが王女だと知ったうえで、高句麗を混乱させるために、父王をピョンガンに暗殺させようとしたと知り、怒りに震えるピョンガン。だが、養父を人質に取られ手が出せない。頭は、タラ兄妹がコ・ウォンピョにつかまったことを話し、ここに残るか、チョンジュ房に戻るか選択を迫った。

モヨンは、コ・ウォンピョの信任を得るために、養父ヘ・ジウォルと共にチン王妃に近づく。モヨンからチン王妃がウォンピョの愛人だと聞いたジウォルは驚く。一方、王女の生存を知ってから酒や薬を絶っていた王は、ついに決心した。ウォンピョ、コン、そして信頼のおけるピョンジンの前で、王女の生存を発表し、コンに王女を探せと命令を下すが…。

その頃、ピョンガンは村長サ・ウナムに会って、8年前の母ヨン王妃の最期の様子を聞く。最後まで順奴(スンノ)部と共に、コ・ウンピョ軍と戦ったと知る。村長もまた、タルと同じように復讐など考えるなという。ピョンガンは、自分の進むべき道を考えあぐねていた。その頃、村人たちはタラとピョンガンの仲を進展させようとあれやこれや入れ知恵するが、タラは、ピョンガンの異変を感じ不安にる。
※少女ウォルの台詞、字幕では“鏡”と訳される“セッキョン(색경)”:鏡の別名。ガラス製の鏡は金属ではなく石の一種だったので“石鏡=석경(ソッキョン)”から색경(セッキョン)になったともいわれている。

王女のことで悩み、酒で紛らわせるコンの前にモヨンが現れる。必ず王女を連れ戻すというコンに、「恋心か、忠心か」と尋ねるモヨン。正直にその両方だと答え、「どちらの道を選ぶべきか」と問うコンに答えないモヨン。

酔って帰った息子コンに、「お前のおかげで命拾いした」といい、明日、刺客たちを公開処刑すると告げ、王宮の守備隊より大きい軍(騎馬隊300と歩兵300)を指揮して、高句麗の敵、チョンジュ房を征伐するよう命じる。

ピョンガンは、友情の木彫り人形を残して友を助けるために黙って村を去る。頭の前で、タラ兄妹を助けた後、2人と養父と共にここを去ると宣言し、2人を助けに向かう。

■見どころ
井戸掘りで、ピョンガンに手を握られててニッコリしたり、風に吹かれる彼女の横顔に見惚れたり…。タルの想いは募るばかり。

本作は主人公カップルと二番手カップルのロマンスが見どころだが、このタラ兄妹のタラ・サンとタラ・ジンの兄妹愛も見どころの一つ。

ところでヘ・モヨンは誰に手紙を書いているのか?果たして彼女の正体は?

都へ向かうタルを嫌味な言葉と共に送り出す養父サ氏夫人。彼女の嫌な夢がまさか現実になるとは、この時はまだ誰もしない。

NHK「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」番組サイト
 2021年10月31日 日曜21:00~22:00 日本初放送

kandoratop【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】