【最終回ネタバレ】「らせんの迷宮」神保(田中圭)&安堂(安田顕)最高のバディにシーズン2を期待!第7話ネタバレ

2021年11月27日00時09分ドラマ
(C)テレビ東京

“世界を終わらす研究”とは沙也香(朝倉あき)を蘇らせることだった…闇落ちした槇村(高橋光臣)に神保(田中圭)がDNAだけでは解からなかった真実を告げる!テレビ東京、金曜8時のドラマ「らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~」2021年11月26日(金)夜8時から放送された最終回 第7話のネタバレあらすじを紹介、第一話から最終話までU-nextで独占見放題配信中だ。




「らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~」
は、変わり者の天才DNA科学者・神保仁(田中圭)と、涙もろい熱血刑事・安堂源次(安田顕)、正反対の2人がタッグを組んで事件解決に挑む、家族そろって楽しめるヒューマンドラマだ。

11月26日に放送された最終回の第7話では、神保が安堂が実に息の合ったコンビネーションをみせ、「世界を終わらせる研究」を阻止。人質となった瑞希を無事に救い出したうえ、危険思想の犯人・槙原も確保することができた。

最終回は科学とDNAのプチ情報が満載だった。ひとつめの情報は、テトロドトキシンの毒は完全に解毒されるまで12時間はかかるというものだが、安堂は監禁事件の後、すぐに捜査に加わり働き始めてしまう。ふたつめの情報は、研究室爆発の原因となった、金属ナトリウムと水の激しい化学反応の説明は、そのあと水をかぶった神保が、金属ナトリウムをかざして、自分を燃やすと脅すシーンの布石にもなった。

さらに、白血病などの治療のため、骨髄移植を受けると、ドナーのDNAが混じり、遺伝子が混在することになるが、影響が出にくい部位もあるという興味深い情報もあり、これが2つのDNAをもつ遺体の真相だった。

そして、「世界を終わらせる研究」がヒトのクローンを作り出す研究のことだと明かされ、その倫理観や、たとえクローンが成功したとしても、一卵性の兄弟がそうであるように、元の人間と同じ人格を持つことはない。という事実も丁寧に説明され、神保の「科学はどんなに発達しても、命の数は変わらない。だから尊いんです」というセリフが、ヒトをクローンで創り出すことの是非を解いてくれた。

最終回を終え視聴者からは、ここからの2人の活躍が見てみたい、このコンビをワンクールで終わらせるのはもったいない、とシーズン化を希望する声が多数よせられ、DNAについてのプチ情報をもっと知りたかったといった意見も上がっている。「ゲ呑ム」のほっこりシーンも楽しかったし、今回明かされたゆかり(松坂慶子)の謎めいた過去など、まだ引き出しは沢山ありそうだ。テレ東金8でのシリーズ化を期待して待ちたい!


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■最終回 第7話 ネタバレあらすじ
静原博史(山田明郷)は槇村明良(高橋光臣)を刺した後、研究室に追い込み、ナトリウムに水をふりまいて発火させ、その後研究室は爆発。発見された焼死体のDNA鑑定の結果、遺体は槇村のもので、防犯カメラの映像に研究室から逃げていく人物が映っており、静原の白衣をまとっていたことから、静原が逃亡したと判断された。

静原の逃亡先を探すという神保仁(田中圭)は、安堂源次(安田顕)を連れて「ゲ呑ム」を訪れる。実はゆかり(松坂慶子)は、静原の研究助手をしていた縁で、神保と知り合ったのだった。ゆかりは、静原には娘の沙也香(朝倉あき)以外に家族はいなかったといい、行先にも心当たりはないと話す。神保は大好物のスイーツに目もくれずに大学に戻っていった。

そんな神保の元に、静原からのメールが届いた。巻き込んで悪かったという文面だったが、神保が自首を勧めると「やりとげなければならない研究がある。これは世界を終わらせる研究だ。君にも力を貸してほしい」とさらにメールが送られてきた。

翌日、静原研究所を訪れた神保は、そこで「世界終焉の研究」の証拠となるハウトステュットと沙也香のDNAをもつヒトの皮膚組織を見つける。静原と槇村は、人間のクローンを造ろうとしていたのだ。クローン技術は実用化されているが、人間のクローンを作ることは倫理上、世界的に禁止されているため、「世界を終わらせる研究」と言われているのだ。

その後、安堂は乱原(倉科カナ)から槇村の死体からDNAパターンが一致しない部位が確認され、そのDNAは静原のものだと報告をうける。1人の体の中に、2人分のDNAがミックスされた結果が出たうえ、部位によってDNAが変わるという衝撃の事実から神保は、ある仮説にたどり着く。

そんな中、安堂の娘の瑞希(古川凜)が何者かに誘拐され、神保に元に静原からメールが届く。

電話で折り返した神保は、生きていた槇村と再会する。神保は自首を勧めるのだが、槇村は「沙也香のクローン胚」を作り出すことに成功したことを明かし、研究所から胚を持ち出してきてほしいと神保に依頼する。

一方、安堂は栗原(渡辺いっけい)に、槙原は生きており、遺体は静原のものだったことを告げる。静原は白血病にかかり、槇村がドナーをしていたため、二つのDNAが混じっていたため、今回の取り違えが起こったのだった。神保の指示で、影響を受けにくい毛細血管のない皮膚片を採取し、再度鑑定した結果、遺体が静原のものと確定された。

研究室にクローン胚を取りに来た神保は、自分に水をかけてナトリウムをかざし、止めようとする安堂を抑止する。そして、「瑞希さんに約束していたDNAの教科書を渡しておいてください」と言い、その場を立ち去る。実は、瑞希を人質にとられ、牧原の言うなりになっていた神保には自由が聞かず、槇村にバレないように安堂に合図を送るしかなかったのだ。

その後、神保の合図にきづいた安堂は「DNAの教科書」にはさんであったメモから、瑞希が人質になり、神保がクローン胚を持っていかなければならなくなったことを知り、受け渡し場所に駆けつける。

安堂によって槙原は確保され、テトロドトキシンを打たれて、意識を失った瑞希には解毒剤のアミノ酸が打たれた。

なぜ、沙也香を殺してしまったのか、合理的な理由があるとは想えないという神保に「愛していたからだ」と槇村は答える。沙也香がアメリカの研究所に呼ばれたことにうろたえ、「神保くんは私の気持ちをわかってくれてる。誰よりも私のことをわかってくれてる」という言葉に嫉妬し、生死にかかわるケガを負わせてしまったのだ。

神保はそれをくだらない勘違いだと断定。沙也香が「二度と会えなくても、誰よりも2人のこと大切に思っているからね」と言っていたことを槙原に思い出させ、槇村のことも大切におもっていたはずだと神保は槇村の思い違いを正す。

「沙也香に会いたい…」とつぶやく槙原に、「僕も会いたいです。でも、一度失ったら、よみがえらせることはできません。だから命は尊いのです」と語りかける。


「らせんの迷宮 ~DNA科学捜査~」テレビ東京で10月15日から毎週金曜日夜8時放送。原作:作・夏緑、画・菊田洋之『らせんの迷宮 -遺伝子捜査-』(小学館)Amazonでチェック)。主題歌:BTS「Stay Gold」(Def Jam Recordings)/OPテーマ曲:TOMORROW X TOGETHER「Ito」(Republic Records)/出演:田中圭、安田顕、倉科カナ、渡辺いっけい、中田圭祐、松坂慶子、古川凜/第7話ゲスト出演:高橋光臣 山田明郷 朝倉あき ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tx_kin8 」。

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