「ラジエーションハウスⅡ」窪田正孝たちラジハメンバーが挑む最大の挑戦!新生児の命を守れ!第9話ネタバレあらすじと10話予告

2021年11月30日09時56分ドラマ
@フジテレビ

元院長の大森渚(和久井映見)が面倒を見る妊婦・しずくのお腹の子を救え!生まれて数日もつかもたないかの小さな心臓にカテーテル処置は可能なのか?唯織(窪田正孝)たちの繊細な画像が治療を助ける!2021年12月6日(月)よる9時から「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」第10話を放送!関連動画が番組公式サイトで公開されている。



“縁の下のヒーロー”とも称される診断放射線技師、窪田正孝演じる五十嵐唯織たちの奮闘を描く「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」の第9話が11月29日に放送された。第9話では、田中福男(八嶋智人)と山田福造(石井正則)という名前に「福」の字がついているにも関わらず、どうも運が悪い二人の小柄な男性の小さな幸せの話だった。山田の難聴の原因は、耳の中にある小さな小さな骨・アブミ骨にひびが入っていたことだ。ツチ骨、キヌタ骨、アブミ骨という3つの耳小骨が連結することで、鼓膜の振動(音)を脳に伝えている。3ミリ程度しかなく、人体で最小の骨だ。この骨のひびをみつけるには画像を1ミリ以下で再構築する技術が必要だった。もちろん、そんなことができるのは唯織(窪田正孝)の腕があればこそだ。

また、第9話では、「ASL」という血流を調べるための新しい手法も登場した。造影剤を使わなくても血流の流れを調べることができる、被爆しない優しい検査手法といえる。ドラマ内でこの検査を受けたのは田中の元妻・幸子(猫背椿)の再婚相手・ボヌールだ。このフランス人シェフ役を演じたのは、お笑いとIT業界の二刀流を体現する厚切りジェイソンだ。

他の秋ドラマより一歩前から放送された「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」もついに最終章へと突入する。12月6日に放送される第10話は、第1話から「大森渚(和久井映見)先生は、どうしてあの妊婦の面倒をみているの?」と不思議になっていた患者の正体やそのお腹の子の病状が明らかになる。新生児に対する心臓カテーテルを大なう渚を唯織たちラジハメンバーが支援するが、新生児の心臓はピンポン玉程度の大きさしかない。対応できるのか?

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■前回:第9話ネタバレあらすじ
「僕がずっと心から尊敬している医者は、甘春先生…あなたですから」。杏(本田翼)は、唯織(窪田正孝)から言われたその言葉が頭から離れない。唯織が研究チームの一員だったピレス教授の研究室のサイトを見ていた杏は、研究室で留学生を応募していることを知る。唯織と並び、唯織よりもいい医者になるために杏は留学を考えている。留学の様子を唯織に聞きたいが、それもできないでいた。

一方、技師の田中福男(八嶋智人)は、最新の撮影技術を考案した、と言って脳外科医の渋谷(野間口徹)に自分を売り込んでいた。だが、渋谷は田中の基礎技術に疑問を呈す。さらに田中に追い打ちをかけるかのように、別れた妻・幸子(猫背椿)から、再婚することになったというメールが届いた。実は、田中は「福男」という名前に反して子供の頃から運がない。新卒で就職した会社もつぶれ、転職した先も2つでリストラにあった。そんな時に結婚してくれたのが幸子だった。しかし、幸子も、放射線技師になると言い出した田中に愛想をつかして離婚届けを突き付けたのだった。再婚相手とフレンチレストランをやるという幸せそうな幸子の笑顔を素直にみれないでいた。

ラジエーションハウスに、医療メーカーの営業マン・山田福造(石井正則)がやってくる。小野寺(遠藤憲一)からまだ在庫があると追い返されていたが、帰ろうとしていた山田と話した唯織は、彼の左耳が聞こえにくくなっているのではないかと気づいて追いかける。山田はストレスからくるものだと言われたといって、唯織にラジハメンバーたちが知りたがっていたテーマの研究資料を託す。

そんな折、田中は、ひょんなことから山田と知り合う。同じ“福”という字がある名前にも関わらず、不幸続きだという境遇も似ていることから意気投合する。その際、山田は、実家で寿司職人をしている父親から跡を継いでほしいと言われていることを明かすと、冗談で一緒にやらないかと田中を誘う。元妻に再婚され、傷心の田中は、その話に食いついてしまう。元妻がフレンチなら、自分は寿司屋というのも悪くないと考える。その田中はラジハメンバーの人間関係やゴシップを書き留めていたノートを廊下に落としていて、楠木(浅野和之)がそれを拾ってラジハにやってくる。メンバーは書かれていることに怒って、田中に文句を言うが、田中は「どうせもうすぐ寿司屋になるから」といって意に介さない。

唯織の勧めでMRIを受けた山田だったが、異常は見つからない。やはりストレスなのかと思われ、田中は「一緒に寿司屋やりましょう」というが、山田は、妻子を養うためには安定した収入のあるこの営業しかないという。唯織は、山田が自転車事故の経験があり、脳震盪を起こした過去があることがわかった。腫瘍などではなく、別の可能性を疑い始めた。

甘春総合病院に二人の急患がやってきた。一人は7歳で、もう一人はなんと田中の元妻の再婚相手のボヌールだった。ボヌールの症状から腎臓の病気が疑われたが、造影剤のアレルギーがあるボヌールに普通の検査はできない。ASLという特殊な検査なら可能だが、唯織でさえやったことがない。7歳の男の子の撮影にはいる唯織は、田中に「山田さんなら論文を手に入れられる」と告げる。山田は営業のために熱心に各学会を周り、人脈を作り、唯織たちが簡単に手に入れられないような情報をもっていたのだ。

ボヌールの検査ができないまま時間が過ぎ、他の病院に回す方がという意見が出たところで、山田が書類を持ってきた。無事にボヌールの撮影も終わり、治療が可能なこともわかった。

やってきた山田に唯織はCTの画像を再構築したところ、耳の中の小さな骨が折れていることを告げる。手術を受ければ難聴は改善する。山田と田中は手を取り合って喜んだ。幸子が田中のところにきてボヌールのお礼を言い「幸せそうでよかった」と告げて帰る。

そのころ、元院長の大森(和久井映見)が面倒をみている妊婦・しずくについて、楠木が院長の灰島(髙嶋政宏)に報告をあげていた。しずくのお腹の子は、心臓と肺は繋がっておらず、産まれても数日の命なのだ。大森が海外で学んできたのは新生児の心臓手術だった。そして、大森は「皆さんの力を借りる時がきました」と話す。

■第10話あらすじ
唯織(窪田正孝)たちのもとを訪れた大森渚(和久井映見)は、渚が面倒をみているしずくが身ごもっている胎児の心エコー画像を見せ、協力を求めた。この胎児は、心臓から肺に血液が行かなくなっており、生後もって数日の命と診断されていた。しずくは、心臓カテーテルでの治療を望んでいるという。そのためには心臓を正確に把握できる画像が必要だというのだ。

するとそこに、鏑木(浅野和之)が現れ、灰島(髙嶋政宏)の決定により外科手術で対応することを告げた。新生児への心臓カテーテル治療は前例がないために認められないというのだ。

裕乃(広瀬アリス)たちは、何故渚がカテーテル治療にこだわるのか疑問を抱く。循環器内科が専門の渚が、ワシントンに留学中、小児の心臓カテーテルについて学んでいたが、唯織が理由を尋ねても、渚は知見を広げたいとしか言わなかったらしい。

そんな中、しずくのカルテに加わった胎児の腹部エコー画像を見て何かに気づいた唯織は、渚のもとへ向かった。その途中、唯織は、郷田一平(工藤阿須加)という男から、眼科はどこかと尋ねられる。その際、一平は、唯織の顔を見つめると、どこかで会ったことはないかと言い出した。

フジテレビ 10月4日スタート「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」。出演:窪田正孝、本田翼、広瀬アリス、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、山口紗弥加、遠藤憲一、鈴木伸之、浅野和之、和久井映見、八嶋智人、髙嶋政宏ほか。番組公式Twitterアカウントは「@radiation2_2021」。PR動画は番組公式サイトにて公開されている。

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