クォン・ナラが妖怪に変身!Netflix「不可殺 -永遠を生きる者-」第1話あらすじと見どころをチェック!

2021年12月19日20時50分ドラマ
Netflixシリーズ『不可殺 -永遠を生きる者-』独占配信中

イ・ジヌク×クォン・ナラ主演のファンタジー「不可殺 -永遠を生きる者-」(全16話)が12月18日からtvN土日ドラマ「智異山」の後続作品として放送されNetflixでも同日から配信開始した。今回は気になる1話のあらすじと見どころを紹介しよう。

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「不可殺 -永遠を生きる者-」(全16話)は600年前の武官として、鬼物と呼ばれる怪物を始末する任務を遂行する中で死ねない存在「不可殺(プルガサル)」になってしまったファルと、かつて不可殺だったが人間に転生し、悲しい過去を持つサンウンの悲しく美しいファンタジードラマだ。



どのような作品かは公開されている第1話の予告編も合わせて観て欲しい。こちらは日本語字幕なしなのであらすじと一緒に確認されたい。
EP1予告

■第1話あらすじ
約600年前に高麗時代末期、飢饉や倭寇の攻撃に喘ぐ平民は安住の地を探して雪山を彷徨う中、鬼物(クィムル)という人間を捕食する存在を恐れていた。不可殺 (プルガサル)の呪いを受けた子供を身ごもった女性がある日、首を吊って自ら命を絶っているのが見つかるが、呪われた赤子はへその緒にぶら下がった状態でこの世に生を受けた。

それから10年後、村では人々が血を吸われた状態で惨殺される奇怪な事件が起こり、不可殺を呼び寄せる呪われた子を殺そうとする。しかし、その瞬間、謎の女性(クォン・ナラ)がそれを守り息絶え、呪われた子は通りがかった将軍タン・グク(チョン・ジニョン)に命を救われ「活(ファル)」と名付けられる。

17年後、王朝が高麗から朝鮮に代わり、グクと、養子となって成長したファル(イ・ジヌク)は朝鮮の地に潜んでいた鬼物を一掃したが、不可殺が生き残っているというファル。グクの娘でファルの妻であるソル(コン・スンヨン)との間に生まれた長男は不可殺の呪いで目から血を流し、生まれたばかりの第二子も呪いで死んでしまった。

不可殺の呪いを断ち切ろうと生まれ故郷に向かったファルだが、そこで見たのはかつて自分を救った謎の女性だった。死なずに歳も取らない彼女を見てそれが不可殺だと悟ったファルだが、ある夜、ファルの軍隊を不可殺が襲い、大切な命を奪われ、ファルもまた不可殺の剣に刺されて息絶える。しかし、ファルの血が不可殺に吸収されると、その姿は人間の女性に戻り、代わりにファルが不可殺として目を覚ます…。

■見どころ
第1話では冒頭で数十秒、現代のシーンが登場する他は全て高麗末期朝鮮王朝初期を舞台に、呪いを受けた子と呼ばれたファルの生い立ち、成長や、不可殺との対峙、大切な妻子を殺され、自身が不可殺となってしまうまでが描かれた。

600年生き続けるというと「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「星から来たあなた」を思い浮かべる視聴者も多いのではないだろうか、しかし、少なくとも第1話では両作品に見られるようなコミカルな要素は一切登場しない。人々が不可殺に食い殺されていくという血生臭い描写が多いのだが、雪原やすすき野原、湖畔の林など美しい大自然とのコントラストに魅了されてしまう。作中で「最後の鬼物を退治した」と語られているので今後登場するかは不明だが、第1話では朝鮮半島に伝わる様々な妖怪が登場し、画面への注釈も多くつけられた為、第1話だけ観ると韓国版「どろろ」のような印象を抱く。

「梨泰院クラス」で元アイドルという枕詞を剥ぎ取ったクォン・ナラが第1話では妖艶で物憂げな謎の女性と、顔に血しぶきを浴びながら狂気に満ちた不可殺の二面性を見事に演じきっているのも見どころだ。第2話の予告からは舞台が現代に移り、不可殺から普通の人間に転生したミン・サンウン(クォン・ナラ)のエピソードが登場する事が窺え、壮大な物語になりそうな予感だ。



「不可殺 -永遠を生きる者-」は2021年12月18日から土日ドラマとしてtvNで21時から放送され、同日よりNetflixで配信を開始した。

■スタッフ
演出:チャン・ヨンウ
脚本:クォン・ソラ、ソ・ジェウォン
原題:불가살

■キャスト
タン・ファル役:イ・ジヌク
ミン・サンウン役:クォン・ナラ
オク・ウルテ役:イ・ジュン
タン・ソル役:コン・スンヨン

■配信予定
配信開始:2021年12月18日
エピソード数;全16話

予告動画(Youtube)
tvN番組公式ページ(Netflix)

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