NHK「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」第10話あらすじと見どころ:キム・ソヒョンとナ・イヌ、初めての口づけ|全22話

2022年01月08日08時10分ドラマ
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NHKBSプレミアムにて日本初放送中のキム・ソヒョン×ナ・イヌ主演「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」、次回は1週休んで2022年1月9日(日)放送予定、第10話のネタバレ(あり、なし)あらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組サイトで予告動画とメインキャストのインタビュー映像など公開している。※ドラマ本編[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
※20話版を視聴してあらすじ紹介しているので、あらすじや見どころが前後している場合もあること、ご理解ください。視聴後調整します。

2022年1月2日(日)と3日(月)に第1話~第9話まで、キャッチアップ再放送する。⇒時間など詳細



「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、三国時代の高句麗(コグリョ)を舞台に、国を守るために戦う王女と純朴な青年の真実の愛の物語。

全30話版のネタバレあらすじや、時代背景や、押さえておくべきキャストについては【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】で詳しく解説している。ドラマの見どころは5つの見どころで詳しく紹介している。

■キャスト相関図
ピョンガン/ヨム・ガジン[カジン]:キム・ソヒョン(声:合田絵利)
オン・ダル[タル]:ナ・イヌ(声:三木眞一郎)
コ・ゴン[コン]:イ・ジフン(声:河西健吾)
へ・モヨン:チェ・ユファ(声:甲斐田裕子)
オン・ヒョプ:カン・ハヌル<特別出演>(声:阪口周平)
 ほか

■第10話あらすじ
王女ピョンガン/カジンの婿選びの場に入り込んだタル。コ・ウォンピョを殺そうと機会をうかがうが、コンが現れ素性を偽っていることを暴かれる。駆けつけたピョンガンは、父である国王にタルは自分の夫だと告げる。タルも自分は夫だと訴え、さらに亡きオン・ヒョプ将軍の息子であることを明かす。それを聞いた国王は激怒し、ピョンガンを王宮から追放する。ピョンガンをタルに奪われたくないコンは、王宮を出た2人を追うが…。

■以下、第10話ネタバレ
諸加会議による婿選び審査の場でウォンピョを殺害しようと考えていたタルだったが、コンが現れ「身分詐称だ」とタルの肩に手を置く。モヨンからタルが王宮にいると聞いたピョンガンは、彼女の計画を察し会場に姿を見せ、タルを連れて便殿へ。

王の前で「タルが夫です。記憶を失くしたときに何度も命を救ってくれて、愛し合うようになった」というピョンガン。それが国婚を嫌がる王女の詭弁だというウォンピョに、タルが「ウソではありません。私が王女の婿です!」と大声で宣言。そして「高句麗の最高司令官 順奴部オン・ヒョプ将軍の息子だ」と名乗る。臣下たちは逆賊の息子との結婚など王室の威信を傷つけると騒ぎ立てる中、王は「オン将軍に似ている」と認めながらも騒ぐ臣下を一喝し、王女の頬をビンタ!「父の顔に泥を塗った。すぐに王宮を去れ。私には娘はいない」と怒鳴りつける。タルは赤くはれた王女の頬を撫で、コンはそんな2人を見て便殿から出ていく。

ピョンガンはコンソン夫人にコウォン太子のことを頼んで王宮を出ていく準備をする。太子が駆けつけ、タルを思いっきり蹴飛ばした後、姉に出て行かないで欲しいと縋る。必ず戻ってくるという姉と父王を恨む太子に、「私の結婚を防ぐにはこうするしかなかったのだ」と父王の辛い決心を教える。ピョンガンとタルは、姿を見せてくれない父王の影にあいさつし…。

オン・ダルを先に発たせたピョンガン/カジンはヘ・モヨンに会いに行く。タルを使って自分を助けた理由を尋ね、モヨンは、自分もまたウォンピョを恨んでいて、養父の家門である消奴(ソノ)部を守りたいからだと答える。ピョンガンは、「桂婁(ケル)部の横暴を止め、ウォンピョを倒そう」と協力を仰ぎ、コンのことを気に掛けるモヨンに「コンを信じる」と付け加える。こうして二人は手を組むことに。

その頃、タルに追いついたコンは、夫だという嘘を王宮に戻って訂正しろと刀を突き付け、「絶対にピョンガンを譲らない」というタルと取っ組み合いに。追いついたピョンガンが2人を止め、コンに「全て終わった」という。8年間一途に恋慕した思いを涙ながらに訴えるコンを、そっと抱き締め「ごめんなさい」の言葉で引導を渡すピョンガン。

モヨンは、母国新羅にむけて「ピョンガン王女が王宮を追われた。政略結婚に失敗したコ・ウォンピョが今後どう動くのか、また情報を送る」と文を認める。そこに傷ついたコンが現れ看病する。その頃、山中で夜を明かすピョンガンとタルは、2人のことを村人にどう説明しようかと相談し、結局2人一緒に暮らしてみんなにも結婚したと言うことにする。だがタルは、「お前を守るためなら本当に結婚してもかまわない」という。

翌朝、「国婚が取り消され、王女が王宮から追い出された」という知らせが告示され、天誅房の頭の耳にも届く。王宮に潜入する計画を練っていた頭は、正体を知る王女がいなくなったことを好都合と考え、当面放って置くことに。一方、順奴(スンノ)部を貴族会議(諸加会議)のメンバーに加えそうようとしていたことをなかったかのようにふるまう王に、今からでも遅くないから順奴部を始末しようというウォンピョ。王はウォンピョが亡きオン将軍と学友で、彼の方が武芸に秀でて、民からの信任も厚く目障りだったろうと嫌味を言う。すると、ウォンピョも、オン将軍を逆賊として処刑したのは王だとやり返す。その罪を自らの死をもって償うという王は、その時にはウォンピョとその家門も根絶やしにすると脅す。

翌朝、気力が戻ったコンに、切れた縁を捨てるように言うモヨンだが、表情を一変させたコンは、あくまでも王女の結婚は嘘だと王女への執着を見せる。一方、村に戻ったタルたち。養母サ氏夫人は、ピョンガンも一緒に戻ってきたことに驚き、2人が結婚したと聞き二度驚く。この話は村中に広がり、ピョンガンは養父ヨンのことを感謝し、王女としてではなくタルの妻として村に戻ったと説明し、村人たちから祝福を受ける。2人でオン将軍の墓前に報告したタルとピョンガンだが、プンゲとタラ兄妹にだけは本当の事情を打ち明ける。村人たちの計らいで初夜を迎える2人は初めての口づけを交わす。
※각시(カクシ):タルがピョンガンを「僕の嫁」とサ氏夫人に説明するときにこの言葉を使う。これは“아내(アネ)”と同じく妻という意味。また、新しいという“새”がついて새각시(セカクシ)、縮約して“색시(セクシ)”とも言う。

父と同じやり方でピョンガンを取り戻すと、兵を率いて幽霊村に向かおうとするコンを引き留めるウォンピョは、ことを為すには名分が必要だと教え、王女は決して薬草採りの妻では終わらないから、名分ができるまで待てと制する。そしてウォンピョは、王女に力を貸したコンを北方の国境送りにすると命令を下すことで、王のコンへの信頼をさらに高める計画に出る。計画に乗せられた王は、コンを近衛隊長に命じようとする。そして忠誠心の証としてウォン太子の信頼を得よと命じる。王女である姉が王室を出てからふさぎ込む太子は心を閉ざしていた。コンはそんな太子の武芸の師として向き合うことに。すっかり変わったコンを頼もしく思うウォンピョ。
※近衛隊長(クミテジャン):禁軍。王室および王宮の警備をする、王側近の軍の隊長。

幽霊谷の村で、夫婦のふりをして暮らし始めたピョンガンとタルは距離を近づけていく…。

■見どころ
序盤、高句麗精鋭部隊長(コ・ゴン)vsただの薬草売り(オン・ダル)の凄い喧嘩を始める。果たして勝つのはどっち?物心ついたころから一途に愛したピョンガンを見送るコンの絶望と嫉妬に満ちた表情に注目。目つきが変わるのをお見逃しなく。ピョンガン奪還の名分を作るために、変わっていくコン。今後は、コンに対するモヨンの気持ちの変化に注目しよう。

初夜、ピョンガンへの恋心を持て余すタルはトイレを口実にどこで何をするのか?ピョンガンもまた気持ちを落ちつかえるために何をするのか?ここでは間接キスからの初キスも!さあ、初めてのキスはどちらが仕掛けるのか?

追い出される件とタルの母からなかなか認められないのはモチーフとなっている昔話を同じ。詳しくは原作紹介で。けんかは強いが刀の扱いがさっぱりのタルが、今後どのように強くなっていくのか?何もかも嫁=ピョンガン主導の展開をお楽しみに。

NHK「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」番組サイト
 2021年10月31日 日曜21:00~22:00 日本初放送

kandoratop【作品詳細】【「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を2倍楽しむ】