『2021MBC演技大賞』で大賞受賞…ナムグン・ミン主演「黒い太陽」(原題)ってどんなドラマ?衝撃の予告動画と日本初放送紹介!

2021年12月30日23時36分ドラマ
©2021MBC

12月30日韓国で開催された『2021 MBC演技大賞』で大賞を射止めたのは、ジュノ(2PM)主演の「赤い袖先」(原題)と熾烈な争いを見せたナムグン・ミン主演の「黒い太陽」(原題)だった!ここではそんなナムグン・ミンの魅力や注目ポイント、作品の持つ魅力を日本版予告動画とたっぷり紹介しよう。
※本作はKNTVにて2022年1月21日より日本初放送される。



「黒い太陽」(原題)は、MBC開局60周年記念作品として、総制作費約14億円を投じていることでも話題となった作品で、韓国にて2021年9月17日~10月23日まで放送された。
記憶を失った元情報員が復讐のため組織に復帰することから物語が繰り広げられるアクションドラマ。俳優陣の型破りな衝撃の姿に視聴者を驚かせ、韓国で最高視聴率10.1%、瞬間最高視聴率11.4%を記録した。(ニールセンコリア提供、首都圏世帯基準)

本作は、これまで繊細なメロや爽やかなアクションに定評のある「オクニョ 運命の女(ひと)」「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」を手がけたキム・ソンヨンプロデューサーが演出を、脚本はパク・ソクホ作家が2018年MBCドラマ脚本公募展で受賞した作品を原作に仕上げた。多くのドラマファンが放送を待ち望む中、期待通り初回から8%を超える高視聴率を記録、視聴者の心を鷲掴みにし、迫力あるスパイアクションドラマを完成させた。



野獣のような男が血まみれで船員を殺す衝撃のシーンで始まる第1話。ティーザー映像からもわかるように画面全体は暗く、謎めいており恐怖さえ感じられる。記憶を失い辛辣な表情で自問している、この男こそ国家最高情報院の元エースであり物語の主人公ハン・ジヒョクだ。KNTV番組サイトには【PG12】(※)と注意書きがあるだけに、バイオレンス作品が苦手な方は離脱しそうになるかもしれないが、ジヒョクの人生をかけた復讐劇を見逃すのは勿体ない。真相へと近づく過程は残酷だが、強き思いに基づく激しいアクションや緊迫した敵との心理戦、どんでん返しが続くストーリーにあなたも夢中になるはず。
※12歳未満のお子様が鑑賞する際には保護者同伴をお薦めする作品。

■キャストの大変身!新たな姿に注目
本作一番の見どころは、メインキャストナムグン・ミン、パク・ハソン、キム・ジウン3人の型破りなキャラクターへの大変身だ。まずはナムグン・ミン。これまで「ストーブリーグ」「ドクター・プリズナー」でカメレオンのように多彩な魅力を発揮してきた彼が、初めて国家情報院のエース要員に扮する。「見るからに凶暴な姿を作り上げるためだった」と今年初めから運動を始め体重を14kgほど増量、爽やかで清楚なイメージから一変、男らしく頼もしい姿にファンを驚かせた。制作発表会で「肉体改造は本当に大変で1日でも早くドラマの撮影が終わって欲しかった」と苦労を吐露。役との高いシンクロ率を誇ってきたナムグン・ミンならではのプロ魂を感じられる肉体、その体で繰り広げられる力強いアクションは是非注目して欲しいポイントだ。

ハン・ジヒョクの同期であり犯罪情報統合センター・チーム長ソ・スヨン役を演じるのはパク・ハソン。「平日午後3時の恋人」「おひとりさま~一人酒男女~」を通じナチュラルビューティーのアイコンとして知られていた彼女が、本作ではある事件をきっかけに優しい性格から感情を殺し闇を抱えて生きる、180度性格の変わる難しい役どころに挑戦した。

CMモデルとしてデビューし、「他人は地獄だ」にて注目を集めたキム・ジウンは、国家情報院の要員でありジヒョクのパートナーであるユ・ジェイ役を演じる。まだ女優としての経歴は浅いものの、安定した演技力に定評のある彼女が「ドクター・プリズナー」から約2年ぶりにナムグン・ミンと共演し、ポーカーフェイスでありつつも最後までパートナーを信じ抜く、強き女性へと変身した。
紹介した3人以外にも、主役を喰ってしまうシーンスティーラーと呼ばれるチャン・ヨンナムやイ・ギョンヨン、ベテラン俳優キム・ビョンギなどが脇を固め、物語に一層の深みを与えている。

■謎だらけ!?計算し尽くされたストーリー
最後まで見逃せない、緻密なストーリーも本作の見どころの一つ。謎だらけで始まり、特に物語の前半は難解に感じられるが、回を重ねるにつれ点と点が繋がり後に伏線であったことに気付かされる驚きの連続が視聴者の心を掴んで離さない。また、派手なアクションに目が行きがちであるが、物語全体を通してみると、人間愛や家族愛といったあたたかさに溢れているのも本作の魅力だ。アクション一つをとっても、強い思いや愛が根底にあり、大切なものを守り抜くための戦いであると考えると、発砲する銃弾一発一発に胸が痛む。裏切りと信頼が繰り返される中で、各キャラクターが置かれた立場や感情に寄り添って視聴するとより一層作品を楽しむことができるのではないだろうか。

韓国では続編を望む声も高く、高評価を受けている「黒い太陽」。ナムグン・ミンの再発見とも言われる、俳優陣の卓越した演技が光る本作は2022年1月21日よりKNTVにて放送予定!俳優のファンはもちろん、重厚なストーリー、何よりアクションが好きな方には是非チェックしていただきたい話題作だ。

なお、放送を前に、主要キャストのインタビューなどドラマ見どころ解説番組「黒い太陽:デイブレイク」も、1月21日(金)午後7:45~8:00 ほかで日本初放送されるので、こちらもお見逃しなく!

※『2021 MBC演技大賞』で大賞の行方を巡り、最後の最後まで業界の注目を集めた「赤い袖先(袖先赤いクットン)」主演のジュノとナムグン・ミンは、「キム課長とソ理事 ~Bravo! Your Life~」で共演し、プライベートでもお互いの撮影現場にコーヒーカーを送るほど、熱い友情を誇る仲。授賞式の後、お互いの健闘を大いにたたえ合ったことだろう。
※「赤い袖先」もKNTVにて2022年4月~日本初放送され、3月1-2話先行放送される。



■あらすじ
国家情報院最高の現場要員として任務にあたっていたハン・ジヒョク。ある日、事件に巻き込まれ、任務を共にしていた仲間を失ってしまう。自分たちを落とし入れた犯人は組織に居ると確信し復讐を誓うが、その事件から1年。ジヒョクは事件に関する記憶を全て失ってしまっていた。復讐を果たすため組織に復帰し、全ての要員を疑いながら再び任務にあたるジヒョク。少しずつ蘇る記憶の中から犯人を突き止めようと情報力に長けているユ・ジェイやジヒョクと同期であるソ・スヨンの力を借り次々を秘密を暴いていく。すると、そこには思いもよらぬ衝撃の事実が待ち受けていて…。

■スタッフ
演出:キム・ソンヨン「オクニョ 運命の女(ひと)」「マイ・ヒーリング・ラブ~あした輝く私へ~」
脚本:パク・ソクホ
原題:검은태양(コムンテヤン)

■キャスト
ハン・ジヒョク役:ナムグン・ミン
ソ・スヨン役:パク・ハソン
ユ・ジェイ役:キム・ジウンパン
ヨンチャン役:キム・ビョンギ
イ・インファン役:イ・ギョンヨン

ト・ジンスク役:チャン・ヨンナム
 ほか

■「黒い太陽」(原題)
1月21日(金)日本初放送スタート 毎週(金) 午後8:00~10:30 (2話連続) ほか
全12話/©2021MBC

KNTV予告編
KNTV公式サイト
 2022年1月21日 金曜20-10:30 2話連続 日本初放送
MBC公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「黒い太陽」を2倍楽しむ】