『GAGARINE/ガガーリン』ドニ・ラヴァン&ネクストフローレンス・ピュー、リナ・クードリ本編特別映像公開

2022年01月19日17時00分映画

第73回カンヌ国際映画祭の初監督作部門に選出、米アカデミー賞(R)国際長編映画賞フランス代表!圧倒的な映像美と世界観、フランス・パリ郊外を舞台にした青春映画『GAGARINE/ガガーリン』(2月25日(金)公開)より、本編特別映像が解禁となった。

『GAGARINE/ガガーリン』は、フランス、パリ郊外に実在するガガーリン公営住宅を舞台に描いた青春映画。舞台はフランス・パリ郊外に実在、「地球は青かった」の言葉で有名な宇宙飛行士ガガーリンに由来する名前を持つ<ガガーリン>公営住宅。16才のユーリは、この赤レンガの大規模な団地の名前に導かれるかのように宇宙飛行士を夢見る、そして、かつて自分を置いていった母の帰りを信じて待ち続けていた。



パリ郊外にあるガガーリン団地での、何気ない彼の日常を捉えるシーンから映像は始まる。広場で仲間達と踊ったり、皆既月食を楽しんだりー他人にはありふれた風景でも、それは、幼い頃からこの場所で暮らす彼にとっては青春であり、全てだった。しかし時は経ち、建物の老朽化のためにガガーリン団地の解体が決定、それまでの幸せな日々に少しずつ綻びが見え始める。そんな中「アメリカに行きたい」「自由で自分らしく入れる国だから」と想いを語る友人ディアナに「夢はある?」と問われたユーリは、自分の<夢>を実現するため、!

公開された映像は、主⼈公ユーリが、ディアナを演じる注⽬の若⼿⼥優リナ・クードリを介して、カラックス作品の常連!⾵変わりな廃品業者のジェラールを演じる超個性派俳優ドニ・ラヴァンと、出会う瞬間を切り取った本編特別映像。



映像は、ユーリ(アルセニ・バティリ)が、⾵変わりな廃品業者のジェラール(ドニ・ラヴァン)と取引し、ガガーリン団地を⾃らの⼿で補修するための資材を⼿に⼊れるシーンから始まる。「ハロゲン電球37個、電球型蛍光灯 58 個、蛍光灯25個・・・」⽮継ぎ早に欲しいものを要求するユーリ。⾃分が育った場所であり、愛おしい思い出がいくつも刻まれたこの場所を何としても守りたいユーリは、親友のフサームと共に建物のあちこちを⾃主的に点検し、電球の交換や配線の修理を⾏っているのだ。しかし、それは、未だ帰らぬ⺟との思い出が詰まった<この場所>を守るためでもあったー。⾟い気持ちを隠しながら⺟の置いていった貴⾦属をお⾦に変えるユーリが、その⼀つの中から、⾃分と⺟の写真をそっと取り出す様⼦も切ない瞬間となっている。
ジェラールをユーリに紹介したのは、彼が、かねてから惹かれていたロマの少⼥・ディアナを演じるリナ・クードリ。『ハピチャ 未来へのランウェイ』(2020)や、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2020)、『オートクチュール』(2021)など話題作への出演が続き、ネクストフローレンス・ピューの呼び声も⾼い注⽬の若⼿⼥優です。ほか、カラックス作品の常連として知られるドニ・ラヴァンの唯⼀無⼆の存在感も必⾒!

2022年2月25日(金)新宿ピカデリー、HTC有楽町ほか全国ロードショー!

GAGARINE/ガガーリン予告動画

監督:ファニー・リアタール&ジェレミー・トルイユ
出演:アルセニ・バティリ、リナ・クードリ、ジャミル・マクレイヴン、ドニ・ラヴァンほか
2020/フランス/98分/カラー/シネスコ/5.1ch/フランス語/原題:Gagarine
配給︓ツイン
©2020 Haut et Court – France 3 CINÉMA 映倫 G