松本潤主演「となりのチカラ」差し出された中絶同意書を前に中腰ヒーローはどうする?第2話ネタバレと第3話予告

2022年01月28日10時14分ドラマ
@テレビ朝日

中腰ヒーロー・チカラ(松本潤)の前に助けを求めたのはベトナムからの技能修習生で妊娠中のマリア(ソニン)!マリアの最後の頼みは中絶同意書へのサインだが、どうする?テレビ朝日木曜ドラマ「となりのチカラ」第3話は1週あけて2022年2月10日(木)よる9時から放送!予告動画が番組公式サイトで公開されている。

嵐の松本潤が主演「となりのチカラ」の第2話が1月27日に放送された。第2話ではヤングケアラーである託也(長尾謙杜)と祖母の清江(風吹ジュン)の話となった。



東日本大震災で両親を津波で亡くした託也、託也はこれ以上誰も自分の周りからいなくなってほしくないと願い、託也を懸命に育て託也の幸せだけを願う清江。互いを思いやる二人だが、清江の認知症がひどくなり、二人の間がぎくしゃくし始める。二人に鬱陶しいと思われ、おせっかいと思われてもチカラ(松本潤)は放っておけない。

優しさの塊であるチカラがどうしてそこまで人を心配できるのかが、灯(上戸彩)から説明された。それは、高校生のころチカラの母親が病気で急死し、その後、抜け殻となった父親を「そっとしておいた方がいい」と思って静観していたら、父親が自殺してしまったのだ。過酷な体験がチカラにはあった。誰かの「小さなSOS」を逃してしまえば、どんな悲劇がまっているのかと心配になるチカラの悲しい過去が明らかになった。

第3話は1週間あけて2月10日に放送される。第3話でチカラに助けを求めるのはベトナム人のマリア(ソニン)だ。ベトナムから技能実習生として来日して働いていたものの妊娠を理由に解雇され、今は部屋でベトナム式エステ店を営んでいる。サービスを勘違いした客に追われたり、お腹の子の父親である芝田(渡辺大)に最低の態度をとられ、マンションも追放されかける。そんなマリアが最後に頼ったのはチカラだが、その手には「中絶同意書」が。いくら人がいいチカラでもそれだけにはサインできないと断るが、断り切れるのか?

■前回:第2話あらすじ
ある朝、中越チカラ(松本潤)一家は、上の部屋から「助けて!」という声を聞く。どうしようかとチカラが中腰になって悩んでいたところ、灯(上戸彩)に背中を押され、チカラは上の階へ駆けつける。廊下に出てきた503号室の柏木清江(風吹ジュン)が「うちに知らない男がいるの。きっと強盗よ」と訴えてくる。恐る恐る部屋に入ったチカラだったが、そこにいたのは清江の孫の託也(長尾謙杜)だけだ。すると託也は突然強盗のフリをし始め、そのまま部屋を出ていってしまった。

どうしていいかわからずに困っているチカラに、清江は「あれ?託也じゃ?」と正気にもどる。チカラは玄関の外にいた託也と話をして清江が認知症であることを聞く。託也が受験を控えた高校生でありながら1人で清江の面倒を見ていることに感心したが、託也の手が震えていることを見て心配する。

託也からは口止めされていたにもかかわらず、思い悩む清江を見かけたチカラは、またしても放っておくことができず、週末にホームパーティーを開き、清江と託也を招待することを灯に提案する。その提案は即刻却下されるが、買い物を忘れてしまった清江と灯が偶然会い、そのまま中越家で夕食をとることになった。その席で、清江の介護に関する資料を手渡そうとしたチカラだったが、二人からは拒否された。清江はもともとは学校の先生を長年やっていてしっかりしている。介護のこともすでに調べていたが、「誰にも迷惑をかけずに二人ですごしたい」といって部屋を出てゆく。託也もまた怒ってでていってしまった。実はこのとき、拓哉は両親が揃っていて幸せなのに文句ばかりいう愛理(鎌田英怜奈)と高太郎(大平洋介)にいらだってもいた。

ある日、清江が台所で天ぷらをしていると誤って出火させてしまう。管理人とチカラがかけつけなんとか台所のボヤだけですんだ。管理人は「認知症だな」といって、いかにも不快な顔をして帰っていった。そこに戻ってきた託也はこれ以上迷惑はかけられないと、教師になる夢を捨てて在宅でできる仕事について、24時間清江の面倒を見ると言い出した。

そして、清江がいなくなってしまった。灯、チカラは託也と一緒に探し始める。マンションの人に聞いてもみなそっけない。そして、隣人の道尾頼子(松嶋菜々子)に占ってもらった方向を探してもやはりいない。マンションに帰ってきたチカラは、もどってきた601号室の上条知樹(清水尋也)に聞いて、清江が橋の上にいることを知る。清江は「自分がいなくなることが託也の幸せ」といって飛び降りようとする。チカラは突然、10年前に清江に会っていたことを思い出した。足をくじいた清江をおぶってあげた時、清江は託也のことを話したのだ。その話をきいて、清江は力なく座り込んだ。そして、チカラにおぶられてマンションに戻った。

部屋で眠る清江を前に託也が清江から聞いた話を託也にする。しかし、託也は今までおさえこんでいた感情を爆発させて泣き出してしまう。チカラはそっとその肩を抱いて託也が泣き止むまで支えてあげた。

翌日、自宅のボードに灯がチカラへの伝言を書いていることに眼をつけて、託也たちにもそれをつかってもらおうといろいろ書き始めた。そしてそのメモをもって503号室へ向かった。託也と清江は明るい顔でチカラを招き入れ、すでにそのアイデアでいろいろなメモを張り付けているのをチカラに見せる。そして、二人が最後にチカラに見せたメモには「困ったことが会ったらチカラさんに連絡」と書かれていた。

チカラは愛理の授業参観にギリギリで向かった。愛理は将来の夢についての作文を読んでいる。それは、チカラのようにはなりたくないという内容なのだが、チカラのような人がもっといれば世の中は少し暖かくなるかもという内容だった。チカラは娘の成長に目を細めた。

■第3話あらすじ
ある夜、突然中越家にやってきた真下の階の303号室のマリア(ソニン)。かくまってほしいという彼女を中越チカラ(松本潤)と灯(上戸彩)が部屋に招き入れたところに、男が乗り込んできた。マリアは303号室でベトナム式のエステ店を営んでいるが、男はそこを“いやらしいサービスをする店”と勘違いしてやってきた上、何もサービスされないことに逆上した様子だ。

灯の機転でどうにか男を追い払った。話を聞いたチカラは、彼女が外国人技能実習生として介護関係の会社に勤めていたものの、妊娠を理由に解雇されたことを知る。マリアからお腹の子供の父親の非情な態度を聞き、灯は怒り心頭となる。「日本と日本の男性はいつからこんなに冷たくなったの?」という問いに、やっぱり《中腰》になってしまったチカラに、マリアは愛想を尽かし出ていってしまう。

マリアを助けたいチカラだったが、すっかりマリアには嫌われてしまったようで相手にされない。そんな中、マリアが部屋の退去を命じられる。

マリアのために、子どもの父親・芝田(渡辺大)に会ったチカラは、その最低とも言える物言いを目の当たりにしてしまう。「子どもは堕ろす」と宣言するマリアに、チカラはどう声をかけてあげればいいかわからず…?

テレビ朝日1月20日スタート「となりのチカラ」。出演:松本潤(嵐)、上戸彩、松嶋菜々子、勝地涼、夙川アトム、小澤征悦、映美くらら、ソニン、清水尋也、浅野和之、風吹ジュン、長尾謙杜(なにわ男子)ほか。番組公式Twitterアカウントは「@chikara2022_ex」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「となりのチカラ」番組公式サイト
テレビ朝日「となりのチカラ」公式Twitter @chikara2022_ex
TELASA「となりのチカラ」配信サイト

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