柴咲コウ、佐藤浩市、松本潤（嵐）、佐藤隆太、堀北真希、榮倉奈々、長澤まさみ、大泉洋、玉山鉄二、天海祐希、富司純子、西田敏行、役所広司（声の出演）…そうそうたるメンバーをドラマで息づかせるのは三谷幸喜。昭和2年から39年までの、激動の昭和を描いたドラマ「わが家の歴史」が4月9日（金）から11日（日）までの3夜連続で、フジテレビで放送される。番組公式サイトでは、本日10日、予告動画と、4パターンのタイトルコール動画を公開開始した。

フジテレビは、昨年3月1日に開局50周年を迎え、1年間さまざまな形で特別企画番組を紹介してきたが、この「わが家の歴史」は、「フジテレビ開局50周年特別企画」のトリを飾る番組。2006年の企画の立ち上げから、実に足かけ5年の歳月をかけて出来上がった前代未聞、史上最強のスペシャルドラマに仕上がった。出演陣は、特別企画番組のトリを飾るにふさわしい、ゴールデンタイムの主役級たち！2度と実現不可能と思われるベテラン俳優、超大物タレント、今ノリにノッテいる旬なタレントが顔を並べる。

八名家の父・時次郎を演じるのは西田敏行、母・マキは富司純子。5人の子どもたちには、長女・政子に柴咲コウ、その夫・大造を三谷作品の常連の佐藤浩市、二人の子どもには“子ども店長”の加藤清史郎が扮する。長男役には、嵐の松本潤、恋人には長澤まさみ。この二人の映画「タイタニック」ばりのラブシーンにも注目だ。次男には、「まっすぐな男」の佐藤隆太。次女は、松本潤と同じ嵐のメンバー櫻井翔と共演中の堀北真希。元気な三女は「泣かないと決めた日」の榮倉奈々。このありえないくらい豪華な大家族が、底抜けの明るさとバイタリティーで昭和の家族を再現する。視聴率女優の天海祐希が、大造の本妻を演じるのも見逃せない。

ドラマは、家族の物語だけでなく、壮大な戦後史も八名家の目線で描いていく。家族は、太平洋戦争、天皇巡幸、帝銀事件、洞爺丸事故、安保闘争、新幹線開通、東京オリンピックといった、昭和の歴史的な出来事や事件もドラマの中で描かれ、吉田茂、美空ひばり、手塚治虫、力道山、升田幸三、榎本健一、古川ロッパ、糸川英夫…といった時代の寵児（ちょうじ）たちにも出会うことになる。

いったい誰がどんな時代の寵児に扮するのか？「王様のレストラン」「古畑任三郎」「新撰組！」映画「THE有頂天ホテル」「ザ･マジックアワー」と、数々のヒット作を送り出した三谷幸喜の脚本だけに、期待は高まるばかりだ。

放送まで待てない方は、番組公式サイトに、物語の紹介、人物相関図、インタビュー記事などが公開されているので、そちらで予習しておくのもいいだろう。

フジテレビ開局50周年特別企画「わが家の歴史」は、4月9日（金）、10日（土）、11日（日）3夜連続夜9時から放送される。

フジ「わが家の歴史」