レトロ要素満載のキム・テリ×ナム・ジュヒョク主演「二十五、二十一」第1話あらすじと見どころを紹介

2022年02月13日23時20分ドラマ
Netflixシリーズ『二十五、二十一』2月12日より独占配信中

夢を奪われた若者の青春を描くキム・テリ×ナム・ジュヒョク主演の「二十五、二十一」が2月12日からtvNで放送開始し同日からNetflixでも配信が開始された。第1話のあらすじと見どころを紹介しよう。



「二十五、二十一」は世界通貨危機で韓国が大打撃を受けた1998年を背景に夢を奪われた若者たちの葛藤と成長を描いたヒューマンドラマだ。22歳と18歳の時に出会い、25歳と21歳を迎えた主人公二人が恋愛と友情の間で揺れ動く様子や友人5人組の中での人間関係を描いた作品だ。

Netflixの公式チャンネルで公開されている予告編も合わせて観て頂くと作品の雰囲気が掴めるはずだ。


■第1話あらすじ
バレエを習っているミンチェ(チェ・ミョンビン)は母ヒドに応援されながらコンクールに出場するが勝ち目が無いと思ったのか自分の出番になって欠場してしまう。母の心配をよそにバレエを辞めると宣言して祖母の家に家出し、そこで母ヒドが学生時代に書いていた日記を見つける…。

IMF通貨危機で韓国の経済が大打撃を受けていた1998年。ソンジュン女子高のフェンシング部に所属するヒド(キム・テリ)の唯一の楽しみは毎週土曜日の放課後に太梁(テヤン)高校に行って1997年のフェンシング シンガポール大会で金メダルを取ったコ・ユリム選手(キム・ジヨン)の練習を眺める事だった。いつかはライバルになりたい、そう願うヒドだったが経済悪化でソンジュン女子高のフェンシング部は廃部に。太梁高校でヤンコーチに入部させて欲しいと頼み込み転校して来たら考えると言われ、母親を説得するも反対されてしまう。転校処分になるように学校の不良に突っかかってみたり、他校との決闘に割って入ったり、ナイトクラブに忍び込んだりするがどれも上手く行かない。

一方、イジン(ナム・ジュヒョク)は父が破産し新聞配達と貸本屋でアルバイトをして暮らしているがある日、投げ込んだ新聞がヒドの家の庭の小便小僧の大事な部分に直撃、小便が出来ない状態にしてしまいヒドに因縁をつけられる。貸本屋でもヒドに鉢合わせし、更にはヒドが補導されようと足を踏み入れたナイトクラブでも遭遇、ヒドを連れ出して別の方法で転校を目指せと告げる。

■見どころ
第1話のヒドとニュースキャスターを務める母ジェギョン(ソ・ジェヒ)の親子間の関係の不和やヒドとイジンの出会い、ヒドが太梁高校転入の為に奔走する様子が描かれた。

本作ではハナ銀行とポラム銀行の合併や、ゴルフ全米女子オープンでのパク・セリの大会最年少優勝、国内映画の最低放映時間を義務付けたスクリーンクォータ緩和に反対するデモなど1998年に起こった実際の出来事や、ポケベル、箱のような形のパソコン、ブラウン管テレビや漫画「フルハウス」など当時の小物が多数取り上げられており、オープニングもあえて画質を落として1990年代にテレビで流れていたような映像とテロップが流れるなど、思った以上に非常にレトロで凝った演出となっている。同様にレトロなアイテムが多数登場しIMF通貨危機が登場する作品に「応答せよ1994」があるが、本作では別の角度からレトロ感を楽しめそうな作品となっており、スポーツモノ、青春モノがあまり得意でない視聴者でも第1話を観ればハマってしまいそうな作品だ。

ヒドと母親の間の溝はどうして深まってしまったのか、母親がヤンコーチに悪い事をしたと思っていると告げるシーンがあるが二人の間にはどんな関係があるのか、冒頭で登場した現代のヒドの娘ミンチェの父親は誰なのか、など第2話以降の展開を期待させる要素も盛り込まれている。

「二十五、二十一」は土日ドラマ「不可殺 -永遠を生きる者-」の後続ドラマとして2月12日からtvNで放送開始し、Netflixで毎週土日に新しいエピソードが配信される。

■スタッフ
演出:チョン・ジヒョン
脚本:クォン・ドウン
原題:스물다섯 스물하나

■キャスト
ナ・ヒド役:キム・テリ
ペク・イジン役:ナム・ジュヒョク
コ・ユリム役:キム・ジヨン(宇宙少女 ボナ)
ムン・ジウン役:チェ・ヒョヌク
チ・スンワン役:イ・ジュミョン

■配信予定
配信開始:2022年2月12日
エピソード数:全16話

予告動画(Youtube)
Netflix作品ページ
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