BS12「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」第35-38話あらすじ:ふたりの世継ぎ~終わりなき争い

2022年12月26日12時20分ドラマ
(c)Lee Kim Production/MBC

タナシルリ(ペク・ジニ)が自分を呪っていることに気づいたヤン(ハ・ジウォン)は証拠探しを始め…BS12 トゥエルビで放送の韓国時代劇「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」12月27日(火)からの第35話~第38話のあらすじを見どころ、豆知識など紹介、Youtubeオフィシャルチャンネルにて前回放送時の番宣映像が視聴できる。



「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」は、14世紀、貢女(高麗が貢ぎ物として元に差し出した女性)という境遇から皇后にまで上り詰め、世界史上例のない巨大帝国『元』を37年間も揺るがした実在の奇皇后の生涯を壮大なスケールで描く韓国歴史ドラマ。【「奇皇后」を2倍楽しむ】では、時代背景や、奇皇后・高麗王・元の皇帝など実在人物の紹介や、記者会見レポートなどまとめて紹介している。

■キャスト
キ・ヤン/スンニャン/奇皇后役:ハ・ジウォン
ワン・ユ役:チュ・ジンモ
タファン役:チ・チャンウク
皇太后役: キム・ソヒョン
バヤンフト役:イム・ジュウン
ペガン役:キム・ヨンホ
タルタル役:チン・イハン(キム・ジハン)
 ほか

※スンニャンが本格的に宮中入りした後は、「スンニャン」より「ヤン」呼びの方が多くなるため、「ヤン」表記に変更。

■第35「ふたりの世継ぎ」
タナシルリが自分を呪っていることに気がつき、その証拠を捜索するヤン。やがて呪術師と呪いの札が見つかり、タナシルリが祭壇にいるところにヤンはタファンと踏み込む。その場にいたソ尚宮らが連行され拷問されるが口を割らず、タナシルリは難を逃れる。タファンはペガンらと打倒ヨンチョルの策を話し合うが、都の守備隊長となったワン・ユの協力があれば勝機があるとペガンから聞き、ワン・ユに挙兵成功の暁に復位を約束する。
新たに集めた兵士たちのひどいこと。「役に立たない者などこの世に一人もいない」ワン・ユの言葉だ。どの場面でこの台詞を言うのか。ならず者たちの訓練で、ワン・ユがいかに彼らの心をつかみ、彼らがどう変わっていくのか?ブロマンスや男の友情に弱いファンにはたまらないはず。一方、タナシルリ相手に一歩も引き下がらないコルタ内官。ただ者ではない。そして半狂乱のようにマハを助けようとするタナシルリ。マハがヤンの子だと知ったときどうするのか?ところで、呪いに失敗すれば呪いをかけた者に返ってくるそうだが、呪い返し浴びるのは誰か?新たなキャストとして前回から登場したウォンジン。都の守備隊長から降格された役だが、演じたのは、韓国史劇「イ・サン」などでお馴染みのソ・ジャンボだ。殺陣アクションに定評のある彼のこと、今後どんな役回りになるのか期待したい。今回は、悪役ながらヨンチョルとタンギセの親子の愛や、マハとワン・ユとの初対面もある。この回の詳しいあらすじは35話詳細で。

奇皇后(c)Lee Kim Production/MBC■第36話「挙兵の秘策」
マハの誕生日を祝う宴に、タナシルリが偽の出産を行った皇覚寺の尼僧が訪れる。寺を焼いたタナシルリを恨む尼僧は、マハが実子ではないことをヤンに告げる。しかしタナシルリが尼僧を捜していることに気づいたヤンは、尼僧をパン・シヌに託して逃がすことに。タファンはヨンチョルを排除するため長官たちを招集する。ヨンチョルの監視のある中挙兵を求めるタファンに長官たちは反対するが、タファンはある秘策を授けるのだった…。
前回は、マハとワン・ユが出会ったが、今回はヤンがマハを胸に抱くシーンがある。今回、ヤンがマハ皇子の足にある星の形のホクロを知り、我が子ピョルだと気付くかどうかが見どころ。また、ヨンビスのワン・ユへの想いが明確になり、タファンとヤンの愛の絆が深まるのもこの回。そして、打倒ヨンチョルのための挙兵の秘策とは?この回の詳しいあらすじは36話詳細で。
※豆知識:タファンが各省の長官を呼び寄せる勅書の中に「九族を滅ぼす大逆罪」という一文がある。九族とは、自分を中心に、先祖・子孫の各4代を含めた9代の親族のこと。高祖父母・曽(そう)祖父母・祖父母・父母・自分・子・孫・曽孫・玄孫。一説に、父方の四、母方の三、妻方の二の九つの親族をいう。つまり、今後復讐を企てそうな血縁者を皆殺しにして憎しみの連鎖を止めるというもの。


奇皇后(c)Lee Kim Production/MBC■第37話「決戦の時」
挙兵したペガンの軍と城門を守るウォンジンの守備隊が戦う中、ワン・ユの隊は門の内側から守備隊を襲い、城門を開くことに成功する。タンギセからの知らせで事態を把握したヨンチョルは、皇太后やタファン、ヤンや側室を皆殺しにするようにタプジャヘに命じる。ヤン達が立て籠る掖庭宮の門が破られ、宮中は戦場と化す。宦官らが応戦するが、徐々に形成が不利になり、タファンたちはとうとう追い詰められてしまう…。
火矢を使った激戦!苦戦するペガン軍のために城門を開けるべく、目印の赤い鉢巻を巻いた少数精鋭の別働隊の活躍ぶり。特にワン・ユ(チュ・ジンモ)の自軍に向けての言葉と、ウォンジン(ソ・ジャンボ)の一騎打ちは短いが迫力満点。一方すっかりたくましくなったタファンの言動にも注目。もちろんヤンだって冷宮で隠れちゃいない。側室たちを集め、ペガン軍到着までタファンを守るために的確な指示を出し抗戦する。今回は内官たちやタファン付きの護衛武士の活躍も見られる。キム・ムヨン(ジュンスの兄で元JUNO)のアクションもある。後半、タファンの変貌ぶりに驚くヨンチョルが「どうやってあそこまで変えた?」とヤンに問うシーンがある。ヤンがどう答えるのか?そしてヨンチョルの最期、ヤンの復讐が野望に変わる瞬間をハ・ジウォンがどう見せるのか?この回の詳しいあらすじは37話詳細で。

奇皇后(c)Lee Kim Production/MBC■第38話「終わりなき争い」
ヨンチョル討伐に大きく貢献し、次期皇后と目されるヤンのもとに各地から贈り物が届く。ペガンの丞相への着任を望まぬ長官たちを懐柔するため、ヤンは廃止されていた三公の職を復活させ、長官たちを据えるようタファンに進言する。しかしペガンは権力を分散されたことに不満を抱く。また、ヤンの影響力の大きさを脅威に思った皇太后は、すぐにでもヤンを皇后にと言うタファンを抑え、ペガンの姪を皇后にするよう提案するのだった…。
ヤンを褒めたたえる民の声を聞くときに皇太后の表情がこわばる。今後皇太后の表情の変化も要チェック項目だ。今回もワン・ユとヤンが皇宮内で出会うが、ヤンに助言する時のワン・ユの目の奥の想いをお見逃しなく。一方、ペガンに協力した長官たちがどう動くのか?そしてヤンはそれにどう対処するのか?こちらも見逃せない。ヨンチョルに親政をすると誓ったタファンは、最初の大仕事である“論功行賞”をどう決めるのか?そして、ヤンに向かってなんと言うのか?さて、今回すべての事情を知っているパン・シヌがマハ皇子に近づく。パン・シヌの言葉をお聴き逃しなく。今回一番の見どころはタナシルリだ。タファンにたてつく姿、ワン・ユへの告白、そして処刑…どのシーンも見ごたえたっぷり。タナシルリの最後の時ヤンは…。新たな登場人物としてバヤンフトが現れる。演じたのはイム・ジュウン。「相続者たち」「嘘の嘘」に出演している美人女優だ。この回の詳しいあらすじは38話詳細で。

BS12「奇皇后」HP
 2022年11月9日スタート 月-金7:00-7:57 再放送
 2022年3月14日-8月12日 金16:00-18:00(2話連続)
Youtube「BS12 トゥエルビ」チャンネル「奇皇后」番宣映像

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