岩田剛典&ソン・ガン スペシャル対談【「金魚妻」×「気象庁の人々」奇跡のコラボ】

2022年02月22日10時18分芸能
Netflixシリーズ『金魚妻』独占配信中
Netflixシリーズ『気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!』独占配信中

Netflixにて2月に配信スタートとなったばかりの今最も話題の2つの恋愛作品、Netflixシリーズ「金魚妻」、Netflixシリーズ「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!」 による、奇跡のコラボレーションが実現!国境を超え、「金魚妻」の岩田剛典と「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!」のソン・ガンによる《ガン・ガン》スペシャル対談が行われた。



今回のスペシャル対談は、2月11日(土)よりスタートしている”Netflix恋愛キャンペーン”のスペシャルコラボ企画と実現した。言語の違いはありながらも、岩田剛典は”ガンちゃん”の相性でお馴染み。名前以外にも2人は血液型・星座で共通点がある。何より、Netflixで作品のテーマは違えど同時期に恋愛作品に出演している2人。「金魚妻」で岩田は、夫からのモラハラやDVに傷ついた主婦さくらを優しく包み込む金魚屋の店主・春斗を演じ、「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!」でソン・ガンは、10年職場恋愛をするも、結婚を約束したパートナーに浮気され社内恋愛に懲りている主人公と出会うイ・シウを演じている。春斗もイ・シウも、パートナーと別れた後、年上の女性主人公と出会い恋が始まっていくという共通点も併せ持っている。
【「気象庁の人々」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじと見どころ、キャストの魅力などまとめて紹介している。

同じアジア圏で大活躍する俳優として、初対面ながらも演技への熱い思いや役作りのこだわり、そしてお互いのプライベートなライフスタイルまで語り合った超貴重な対談インタビューをご紹介しよう。

【Netflix恋愛キャンペーン特別企画:《ガン・ガン》スペシャル対談】

岩田剛典:ソン・ガンさん、こんにちは。ソン・ガンさんが出演された『わかっていても』を拝見しましたが、実際にお会いするととてもカッコいいですね。

岩田剛典:ソン・ガンさん、こんにちは。ソン・ガンさんが出演された『わかっていても』を拝見しましたが、実際にお会いするととてもカッコいいですね。

岩田剛典:ありがとうございます(笑)。僕は元々ダンサーで、お芝居のお話をいただいたことで俳優業がスタートしました。だから、自分が俳優になるとは思ってもいなかったんです。ソン・ガンさんが俳優を目指したきっかけは何ですか?

ソン・ガン:『タイタニック』を観て、レオナルド・ディカプリオさんに憧れたのがきっかけです。その日に両親に「俳優になりたい」と相談しました。元々は飽きっぽい性格でしたが、演技の魅力にはずっとハマっていて、今日まで来ています。

岩田剛典:そうだったんですね! 僕も映画が好きで、クリスチャン・ベールなどに憧れていました。でも自分にとっては別世界の存在だったので、ソン・ガンさんがそうやって行動に移したのはすごいと思います。ソン・ガンさんはNetflixシリーズ「わかっていても」や「気象庁の人々〜」などラブストーリー作品に多く出演されていますよね。僕もNetflixの「金魚妻」という作品に出演したのですが、恋愛作品を演じる際に気を付けていることはありますか?

ソン・ガン:相手との呼吸を合わせて、相乗効果を出すことです。相手役の方とたくさん話して、どうしたらより切なく見えるか話し合ったり、そのシーンを演じる時の気持ちをできるだけ共有するようにしています。

岩田剛典:すごくわかります!作品によっては時間とのせめぎあいにもなるので、限られた時間でいいものを作れるように、僕も現場でのコミュニケーションは大切にしています。

ソン・ガン:僕からも岩ちゃんさんに質問してもいいですか? 相手をときめかせる演技のコツを教えてほしいです!(笑)

岩田剛典:なるほど!(笑) そうですね、僕は自分の見え方の研究をしています。例えば、切なく見えたり、魅力的に映る角度を客観的に探っています。まばたきひとつでも映像では意味が生まれてしまうので表情やしぐさには常に気を付けています。

ソン・ガン:僕は感情の演技をする際に、音楽を聴きながらその状況を考えて気持ちを集中させるのですが、岩ちゃんさんはどんな方法で気持ちを高めていますか?

岩田剛典:僕も音楽を聴く方法を試したことがあります。演技を始めたころは、泣くお芝居がすごく苦手で…。そこで、本番まで「自分が悲しかったこと」を頭の中で思い出して、泣く芝居を引き出しやすくしようとしていましたね。いまは役の気持ちや、その場の相手役の演技に反応して、感情を出せるようになりました。

ソン・ガン:“生もの”であることを大事に、ということですよね。僕も元々ガチガチに台本を読んで作り込んでから撮影に臨んでいたのですが、いまは準備は80%、20%は現場で相手と合わせて作っていくようになりました。テイクを重ねるたびに、どうやったら違う表現ができるのか考えて演じています。

岩田剛典:わかります。僕は撮影前の段取りで準備して、リハーサルで方向性が見えたら本番は違うことをやったりします。家で何十回練習しても、現場で相手役がいてカメラが回っているのは全く違いますしね。僕も、色々な表現を探りたいなと常に考えています。

逆にライブ感を大切にする分、本番で何が起こっても動じないようにするのが大事だなと思います。

ソン・ガン:勉強になります! 「気象庁の人々〜」は専門用語が多く、セリフを覚えるのが大変でした。岩ちゃんさんは、ご本人と異なっているキャラクターを演じる際に、どんな工夫をされていますか?

岩田剛典:専門用語、大変ですよね! 僕も刑事ものや医療もののときには苦労しているので、プロフィールを作るようにしています。その人物がどこで生まれて、どんな小学校に通っていてどんな中学時代を過ごしたのか……といったように、人物像を自分で考えるんです。そうすると、「どんなときに笑うのか? 泣くのか?」など、お芝居をする際に迷わなくて済むんですよ。台本には書ききれなかったプロフィールをいただける場合はそれを活用しますし、ない場合は自分で作ります。あとは、今まで観てきた映画から得たインスピレーションを活用しています。

ソン・ガン:ちなみに岩ちゃんさんは、食事制限をされていますか? 僕は食べるのが好きで太りやすいので、なるべく運動をするようにしています。ジム通いはもはや日課になっています。また、撮影の2週間くらい前から鶏の胸肉やささみ、ブロッコリーを食べるようにして食事制限をしています。

岩田剛典:僕も体を動かすことは大好きで、ジムには週に3、4回は通っていますね。食事制限に関しては、お芝居とは別にライブのリハーサルや本番があって、毎日体を動かしているので今はあまり必要がないんです(笑)。オフの時は油絵を描いたりしてリフレッシュしているのですが、ソン・ガンさんはどうですか?

ソン・ガン:僕はリフレッシュには些細な幸せが大事だと感じていて、買い物に行ったり料理をしたり、そうした小さなことで癒されています。あとは、本を読むことが多いです。

岩田剛典:いいですね!

ソン・ガン:実は、僕は海外の俳優さんとお話しするのが初めてなのですが、勉強になる部分はもちろん、考えが共通する部分がたくさんあってとても不思議です。

岩田剛典:本当にそうですね。演技をする際に意識していることやプライベートの過ごし方など自分と重なるところが多くて、楽しかったです。こういう機会はなかなかないので光栄でしたし、これからも応援させていただきます!

ソン・ガン:ありがとうございます! お話しする前は、育ってきた環境や国が異なるので考え方も違うのかなと思っていたのですが、同じ仕事をしている者として共感できることばかりで、とても楽しかったです。僕がたくさん質問しても親切に答えてくださって、ありがとうございます。岩ちゃんさんはお兄さんみたいで、うれしかったです。僕も、これからも応援しています!

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kandoratop【作品詳細】【「気象庁の人々」を2倍楽しむ】