ソン・ガンとパク・ミニョンの交際が明るみに!「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」第13−14話:シナリオ 1.2.3〜移動性高気圧

2022年03月28日22時42分ドラマ
Netflixシリーズ
『気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!』独占配信中

パク・ミニョン×ソン・ガン主演でNetflixでも毎週独占配信中のJTBCドラマ「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」気になる第13話~第14話のあらすじと見どころを見てみよう。

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「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」は、1%の確率で変わる天気を予測し正確に国民に伝える為に奔走する気象庁の職員たちの活躍とロマンスを描く作品だ。
【「気象庁の人々」を2倍楽しむ】では、各話の詳しいあらすじと見どころ、キャストの魅力などまとめて紹介している。



JTBC公式チャンネルで公開されている予告映像も合わせて観て頂くと作品の雰囲気が掴めるはずだ。


■第13話「シナリオ 1.2.3」
大雨に打たれながらシウ(ソン・ガン)に別れを告げられたハギョン(パク・ミニョン)。しかし失恋を悲しむ時間もなく、台風が迫る中、シウがいる台風センターでの観測を命じられる。仕事中にハギョンの姉テギョン(チョン・ウンソン)から新しい絵本に登場するペンギンのキャラクターの画像が送られてきて喜ぶソクホ(ムン・テユ)だが気象庁で共有する速報に間違って画像を添付してしまう。これを見て本庁を見下す台風センターの課長ソン・ミジン(特別出演 / ソ・ジョンヨン)と対立しながらも接近する台風15号の進路を分析する為に観測船に乗り込み嵐の海に出る事を決める。

ユジン(ユラ)を迎えに来たギジュン(ユン・バク)だが、ユジンは彼を無視し続ける。困りながらもユジンの実家にやって来たギジュンはユジンと向き合おうとするが拒絶され、そこにユジンの継父や母が割って入り大騒ぎになってしまう。

その頃、離婚を迫られたドンハン(イ・ソンウク)は離婚を判断するまでの猶予期間が欲しいと頼み、妻ヒャンネ(チャン・ソヨン)も不在中にドンハンが台風対策で窓を補強してくれていたのを見て心が揺らぐ。一方、夫が上級試験を受ける為に一人で生計を支えていたミョンジュ(ユン・サボン)は夫が勉強のストレスからバッティングセンターで遊んでいるのを見て、職場復帰・離婚・勉強の3つのシナリオの中からどれを選ぶのか選択を迫る。

観測の結果、台風直撃は免れる事が分かったものの、万一に備えてあえて最悪のシナリオに合わせて対応を取ったせいで世間から叩かれる気象庁。台風は去ったが、ドンハンのせいでシウとハギョンの関係の噂が庁内に広まってしまう…。

■第13話見どころ
シウがハギョンに別れを切り出す先行きの暗い展開で終わった第12話の続きを気にしていた視聴者は多いと思うが、第13話では迫りくる台風とそれに対する気象庁職員の過酷な仕事ぶりがメインに描かれた。過去のニュース映像と思われる台風被害の映像やCGが使われた迫力ある台風シーンで最も目を引いたのは観測船で荒れた海で観測気球をあげるシーンだ。

荒波が打ちつけ右に左に揺れる船内で恋愛要素一切なしでパク・ミニョン、ソン・ガン、特別出演のソ・ジョンヨン、そして遠隔で連絡を取り合う本庁の同僚たちのやり取りは臨場感に溢れ、オフィスラブというよりは第一線で活躍するプロ達のドキュメンタリーを観ているような気分になる。嵐の中で無線に向かって叫ぶパク・ミニョンのワイルドな姿が新しい。

今回特別出演したソ・ジョンヨンは「その年、私たちは」での主人公ウンの優しい母親から一転、パク・ミニョンと対立にしながらも同じ目標の為に奔走する台風センターの課長を演じており、最後に観測を成功させたパク・ミニョンを無言で認めてお互いを労う表情には彼女の演技力の引き出しの多さを感じさせられた。

更に今回、特別出演で視聴者を驚かせたのはユジンの母親の再婚相手、ユジンにとってはどう接していいか分からない継父役として登場したソ・ヒョンチョルだ。彼は現在JTBCで放送されている「39歳」でも主演の一人チャン・ミド演じるチャニョンの父親を演じており、Netflixでも配信されているのでどちらも観ている視聴者にとっては「チャニョンのお父さんが出てきた!」と衝撃を受けた事だろう。

メインキャストのラブラインがどんどん雲行きが怪しくなる中、安定した進展を見せてきたソクホ(ムン・テユ)とハギョンの姉テギョン(チョン・ウンソン)。第13話の予告では「もう会うのは無理だ」と不安なセリフが登場したが、実際には「(好き過ぎて仕事に集中できなくなるのが怖いから)もう会うのは無理だ」という告白に近いセリフだった。自問自答するソクホに思い切ってキスをして二人して照れるシーンはこのドラマでは唯一安心して見守れる王道のラブコメで幸せな気持ちにさせてくれる。

一番気になるソン・ガンとパク・ミニョンの関係は破局状態のままだが、ラストでは二人の交際が気象庁内に広まってしまい、二人がどのように対処して、関係を修復していくのか次回への興味を掻き立てられる。




■第14話「移動性高気圧」
台風が去り、穏やかな秋がやって来た。ある日突然、職場中に広まってしまったハギョンとシウの交際の噂にハギョンは最後まで無視しようと決めるが、周りからは好奇の目で見られ、不愉快な気持ちを堪える。それを見たシウはしばらく別れた事は黙っていようと提案する。

一方でユジンは先輩記者が妊娠した事で社会面のコラムを任されるが、「妊娠したからと言って仕事量を減らして中途半端に働かれては困る」「産休で1〜2年も休んだら腕も鈍ってキャリアが断絶する」と嫌味を言う上司。ユジンは大きなチャンスを掴むが複雑な気持ちに襲われていた。ギジュンもユジンのチャンスを喜ぶが突然妊娠12週目だと明かしたユジンにどう反応していいのか分からず再び関係に溝が生まれてしまう。

■第14話見どころ
初回から観続けてきた視聴者の方はお察しかと思うが、雹や濃霧に始まったこのドラマは季節の移り変わりが非常に早く、今回はもう秋を迎えた。前回までのようなスリリングな気象現象は発生しなかったものの、代わりに第一線で働く女性がどのような立場に置かれているのか、浮いた噂が立てば好奇の目を向けられ、妊娠や産休がネガティブに捉えられる社会の現状を映し出していた。

これまでの全14回を振り返ってみると季節があっという間に移り変わっていく反面、それに翻弄され、それでも立ち向かう人々の暮らしについては非常にゆるやかに映し出されてきた印象を受ける。同僚達がそれぞれ抱えるプライベートの問題も各話で語られる分量は多くはなかったはずなのにいつの間にかしっかりとした説得力を持ち、あれほどの憎まれ役だったギジュンもいつの間にか自分の弱さを素直に認めてハギョンやシウに的確な助言をし、ユジンに向き合う誠実な人間になり、自然と好印象を持ってしまうようになった。気象という人間の手に負えない自然現象に比べればちっぽけだけどそれぞれ特別な人々の人生が俯瞰で描かれているような印象を受けた。

ラスト目前の第15話ではシウにとってコンプレックスであり続けた父親が病魔に冒され、息子としてどう接するべきなのか判断を求められるシーンや、今でも好きだとハギョンを抱き締めるシーンが登場し、二人の距離が再び接近する予感だ。残り2回にどのようなドラマが待ち受けているのか、二人が幸せを手に入れる頃にはどんな季節が待っているのか興味が尽きない。

「気象庁の人々:社内恋愛は予測不可能?!」は、JTBCの新土日ドラマとして2月12日(土)より放送開始、Netflixでも毎週土曜日と日曜日に新エピソードが独占配信される。

■スタッフ
演出:チャ・ヨンフン
脚本:ソニョン
原題:기상청 사람들: 사내연애 잔혹사 편

■キャスト
チン・ハギョン役:パク・ミニョン
イ・シウ役:ソン・ガン
ハン・ギジュン役:ユン・バク
チェ・ユジン役:ユラ
ぺ・スジャ役:キム・ミギョン
オ・ミョンジュ役:ユン・サボン
コ・ボンチャン役:クォン・ヘヒョ
オム・ドンハン役:イ・ソンウク
ほか

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