KNTV「ホン・チョンギ(原題)」第15-16話(最終回)あらすじ:キム・ユジョンの涙…魔王の封印~決着の行方

2022年04月10日08時00分ドラマ
©SBS

KNTVにて毎週土曜よる8時〜10時30分まで2話連続放送の「ホン・チョンギ(原題)」(全16話)は、キム・ユジョン×アン・ヒョソプが主演を務め年末の演技大賞で4冠を達成した人気ファンタジーロマンス時代劇!ここでは2022年4月9日放送の第15話~第16話(最終回)のあらすじを紹介、KNTV「ホン・チョンギ(原題)」番組サイトにて予告動画が視聴できる。
※4月16日からは、ジュノ(2PM)除隊後復帰作、第22代王イ・サンと女官の切ない愛を描く歴史ロマンス赤い袖先(原題)が日本初放送となる。

「ホン・チョンギ(原題)」は、呪いにより運命が入れ替わってしまった男女の、切実で悲痛な人生を描く壮大なファンタジーロマンス時代劇だ。
【「ホン・チョンギ(原題)」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや時代劇を観る上で知っているとより楽しめる豆知識など、まとめて紹介している。



■キャスト
ホン・チョンギ役:キム・ユジョン
ハ・ラム役:アン・ヒョソプ
ヤンミョン大君役:コンミョン
チュヒャン大君役:クァク・シヤン
など

■第15話あらすじ
ソンジョ国王は、ハ・ラムの復讐心をすべて知りながら呼び寄せ、父親であるハ・ソンジンの身に封印式の日、何が起こったかについてハ・ラムへ話す。ハ・ラムは自身の体に憑りついている魔王が父親を殺したという事実を受け止められず苦しむ。

一方、捕えられている友人たちのもとへかけていくホン・チョンギ。釈放してもらおうと朱香(チュヒャン)大君に土下座をして許しを請いていたその瞬間!ハ・ラムがソンジョ国王を連れ現れ、朱香(チュヒャン)大君を制止し、危機を脱する。

父親の死を悲しむ間もなかったホン・チョンギにハ・ラムが声をかけ、ホン・チョンギはハ・ラムの胸の中で涙を流す。

チョンギ 5朱香(チュヒャン)大君はこれまでの行動が罪に問われ、父親であるソンジョ国王の命により幽閉された。これまで朱香(チュヒャン)大君を手助けしていた元国巫のミスも幽閉されるが、現国巫のウォルソンとソンジョ国王の命で、ミスが封印式を進行することとなる。

ホン・チョンギとハ・ラムはホン・ウノを見送り互いにそばを離れまいと約束する。
しかし、再びハ・ラムの中から出てこようとする魔王。我を失いかけた時にホン・チョンギへ危険が及ばぬようその場を去るハ・ラム。

目覚めたホン・チョンギは自分のやるべきことを果たすため、再び宮へ戻る。すると、目の前にファチャが現れ、”神の力を宿した絵を完成させるには私と契約をしなくてはならない”と言われ、他に選択肢のないホン・チョンギは契約を交わす。続けてファチャは封印式の日に絵を描き始め、その日中に書き終わらねばならぬことを伝える。

あの謎の老人が再びハ・ラムの前に。ハ・ラムの祖父であること、神聖な力の宿る指輪を割ることをハ・ラムへ伝え、去ってい行く。

封印式が行われる赤い月が浮かぶ日がやってくる。ホン・チョンギは絵を描くため筆をとり、ハ・ラムは助言通り指輪を割った。するとハ・ラムは魔王の気に包まれてしまい…。

■見どころ
王に殺害された父の復讐を誓って生きてきたハ・ラム。まさか父を殺したのが自分の中にいる魔王とは…苦しむハ・ラムと、父を亡くしたホン・チョンギが慰め合う姿が印象的。一方、絵を一日で書き上げなければならないこと、危険を承知でハ・ラムが指輪を割ることなど、予想だにしない展開が続いた15話。果たしてハ・ラムはハ・ラムの姿のまま封印式へ行くことが出来るのか…チョンギ 4ホン・チョンギは絵を完成させることが出来るのか…憂慮される。

また心配なのはファチャと契約を結んだホン・チョンギ。父であるホン・ウノもファチャと契約を交わしたことで封印式後正気を失ったことから、絵を完成させた後もホン・チョンギが無事であるかどうか、気になるところだ。

封印式が成功し、タン王朝に平和はもたらされるのか!?すべての決着がつく最終話まで見届けてほしい。

■第16話あらすじ
封印式を心配そうに見守る三神とホリョンは今日を逃せば1000年の時を待たねばならないと話す。

ハ・ラムの体を支配した魔王。目を手に入れ完全体になるためホン・チョンギのもとへ向かう。そしてホン・チョンギの目を奪い、ホン・チョンギは再び盲目となってしまう。

絵の完成までの間、力を貸す三神とホリョン。2人が魔王を止めているとき、目の見えないホン・チョンギの前にホン・ウノを呼び寄せたファチャ。ホン・チョンギは父親の助けを借り、なんとか絵を完成させるのであった。

チョンギ 6魔王に打ち勝てず倒れてしまったミスに代わり、三神は魔王を連れ共に絵の中へ入り、無事に魔王を封印することに成功する。

目覚めたハ・ラムは目が見えるようになっていたが、ホン・チョンギは目が見えず、はじめて出会った日と同じ状況となっていた。

魔王が封印されてから5年の時が流れた。朱香(チュヒャン)大君は変わらず幽閉されており、この間反乱を企てていた。

ホン・チョンギとハ・ラムは子供を授かり、家族団らん平和に暮らしていた。ホン・チョンギは魔王の呪いも解け、無くしていた目を再び取り戻し目が見えるようになっていた。

ホンチョンギ2人の誕生日には亮明(ヤンミョン)大君や友人たちも訪れ、みな元気に過ごしていることがわかる。亮明(ヤンミョン)大君が持参した祝いの品は花草石模様の硯と贈職教書。贈職教書とは功徳を施した人の祖先に官職を与える教書であり、ハ・ラムの父ハ・ソンジンの名誉回復をしてやりたいというソンジョ国王の配慮だった。2人は心からの感謝を伝え、亮明(ヤンミョン)大君が聖君になるのを願った。

亮明(ヤンミョン)大君は報告を受け急いで宮へ戻り、心配するホン・チョンギに、北極星の隣にあった星の一つが輝きを失ったので大丈夫だろうと、安心させてやるハ・ラム。その後、ハ・ラムは二人の思い出が詰まった桃畑にホン・チョンギを連れて行き、互いの愛を確かめる。
宮に戻った亮明(ヤンミョン)大君は反乱を起こした朱香(チュヒャン)大君と対峙し…。

■見どころ
反乱の結果どうなったのかは描かずオープンエンドとして最終回を迎えた「ホン・チョンギ」。「星が一つ輝きを失った」というハ・ラムの言葉は2人の大君の内、どちらかが滅びることを示唆しているようだ。朱香(チュヒャン)大君は再び魔王を解放しかねないため、亮明(ヤンミョン)大君の勝利を信じたいところだ。ドラマのその後がどうなったかを知りたい方は、朱香(チュヒャン)大君は首陽(スヤン)大君をモチーフにした人物なので、同じ時代を描いた「不滅の恋人」「最終回考:ドラマのその後」で確認できるが、本作は全くのフィクション。あくまでも参考としてチェックされたい。。
チョンギ 7ともあれホン・チョンギもハ・ラムも目が見えるようになり、幸せに暮らしている姿が微笑ましく心あたたまるハッピーエンドであった。

最後の最後まで壮大なCGと圧巻の演技、感情揺さぶる演出で視聴者を驚かせた「ホン・チョンギ」。視聴率も最終回で自己最高の10%(ニルセンコリア/全国世帯基準)を超え、ファンタジーロマンス史劇として韓国でも大成功をおさめた。これほどまでに多くの視聴者を虜にしたのは「風の絵師」で既にファンタジーロマンスとして成功をおさめていたチャン・テユ監督の力が大きかったように思う。ファンタジーの中で感情を巧みに伝える技術、感性、ディテイルへのこだわりが本作でも生きていた。ファンタジー好きであれば何度も観たくなる名作である。

放送日:毎週(土)後8:00~10:30 ※2話連続放送
再放送日:毎週(金)前11:30~後2:00 ※2話連続放送


KNTV「ホン・チョンギ(原題)」公式サイト
 2022年2月19日-4月9日 土20:00-22:30 2話連続
 (再放送)金11:30-14:00
YouTube予告編



■視聴方法
KNTVはスカパー!、スカパー!プレミアムサービス、ひかりTV、J:COMほか各ケーブルテレビで視聴可能。

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