黒島結菜・朝ドラ「ちむどんどん」父・大森南朋を亡くし、稲垣来泉は親戚の家へ?第1週ネタバレと第2週予告

2022年04月15日09時20分ドラマ
@NHK

大黒柱の父・賢三(大森南朋)を亡くした比嘉家は、母・優子(仲間由紀恵)と暢子(稲垣来泉)、兄・賢秀(浅川大治)、姉・良子(土屋希乃)、妹・歌子(布施愛織)に決断の時が!NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第2週「別れの沖縄そば」(4月18日~4月22日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

朝ドラ106作目「ちむどんどん」が4月4日からスタートした。今回は、本土復帰前の沖縄で生まれた少女が本土復帰とともに状況し、シェフを目指して修行しながら成長する物語となる。まぶしいほどの青空と真っ青な海が毎朝のテレビに映し出される。



4月4日から放送された第1週は1964年、本土復帰前の沖縄からスタートした。アメリカ占領下にあるためドルが使われ、車も左ハンドル、右側通行と本土とは違う。食べ物も沖縄独特な豆腐なども登場する。暢子(稲垣来泉)は勉強はイマイチだが、明るく活発でなによりおいしいものが好きな小学生だ。そんな暢子の前に本土から民族の研究をするために青柳忠彦(戸次重幸)・和彦(田中奏生)親子がやってくる。暢子の興味は東京の食べ物だ。しかし、和彦はなかなか打ち解けない。そんな二人もやがて打ち解けて、和彦も沖縄の生活を楽しみ始める。

復帰前の沖縄ドラマで戦争を語らないわけにはいかない。12日に放送された第2話では早速、沖縄戦の厳しさを考えさせられるシーンが登場した。いつも明るい母親の優子(仲間由紀恵)が空襲を思い出して泣き出してしまうのだ。毎朝、おひさまに頭を下げる父の賢三(大森南朋)は中国に出征していたことを考えると、その時のことを謝罪していると思われる。それでも、画面は沖縄の真っ青な空と海が映る明るい日常をうつすが、なんと、賢三が倒れてしまう。ただでさえ借金を抱えて苦労しているところ、大黒柱の父が亡くなってしまうとは、4月18日から放送される第2週は暢子に試練が与えられる。4人の子供との生活を支え続けることが難しくなった優子に東京の親戚から「一人預かってもいい」という提案が届く。兄姉妹、そして母を思って暢子は自ら手を上げる。本当に東京へ行ってしまうのか?第2週ラストから、黒島結菜、竜星涼、川口春奈、上白石萌歌ら子役から大人へバトンタッチが行われる。

「美味しいもの」に目がないヒロインということもあり、毎話、おいしそうになにかを食べるシーンが登場する。第3話、第4話では、比嘉家で忠彦、和彦を招いて沖縄料理でもてなすシーンがあった。そこにはお正月でもないのに、豚肉のおいしそうなラフテーや豚足が山盛りになっている。第3話のラスト「アババがいない」と豚の世話をしている賢秀がつぶやくが、心配通り、飼っていた豚を食べることになった。当初、賢秀はアババを食べるなと抗議するが、父の「頂きますとは命を頂くことだ」というセリフに納得して残さず食べることとなった。そして、和彦が招待してくれた那覇のレストランで暢子は初めて

【第1週(2022/4/11-4/15)ネタバレあらすじ】
ヒロイン比嘉暢子(黒島結菜)とその家族の物語が始まる。1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄の本島北部のやんばる地域に暮らす暢子一家。明るい母・優子(仲間由紀恵)と優しい父・賢三(大森南朋)、兄・賢秀(浅川大治)、優秀な姉・良子(土屋希乃)、病弱な妹・歌子(布施愛織)と暮らす小学生の暢子(稲垣来泉)は、美味(おい)しいものが大好きな活発な小学生だ。母は人一倍優しく、近所の貧しい人には自分の食事を分けてしまうほどだ。

ある日、村に東京からの転校生・青柳和彦(田中奏生)がやってきた。暢子にとって、生まれて初めて見るヤマトンチュだった。和彦に東京の食べ物のことを聞くが、和彦は勝手の違う沖縄に慣れることなく、暢子たちに冷たい態度をとっている。

母と父も、和彦の父・史彦(戸次重幸)との交際が始まる。民族の研究をしている忠彦は戦時中には沖縄に来ていたこともあった。そのころ、賢三は中国を転々とし、優子は生まれた那覇で大規模な空襲にあっている。3人とも戦争で深い傷を負っていた。

暢子は、和彦が気になって仕方がない。東京の話を聞かせてくれるように頼むが、和彦は口が重い。ふたりで山に出かけると、和彦も少しずつ打ち解ける。帰ろうとしたとの時、和彦が足を滑らせてしまい、それをかばおうとした暢子が怪我してしまう。そんなこともあり、和彦は、徐々に比嘉家の兄妹に親しみを感じてゆく。ある夜、食事に招かれて暢子たちの家を訪れる。暢子は父や母・優子と精一杯の料理を作って待ち受ける。最初は慣れないためになかなか箸が進まなかった和彦だが、暢子が作った沖縄そばを食べるとそのおいしさに驚く。食卓には賢秀と暢子で世話をしていた豚のアババの肉も出ていた。賢三は生き物は動物でも植物でも他の生きているものを食べなければ生きていけないと諭し、「いただきますとは命を頂くことだ」と教える。

和彦と忠彦は、暢子の父、母も含めた、家族ぐるみの付き合いが始まる。やがて、史彦の提案で、比嘉家の家族はそれまで行ったことが無いようなきれいなレストランに招待される。初めて見るきらびやかな西洋料理、さっそうとした料理人の姿に、食いしん坊の暢子は心を奪われてしまう。いつか東京でおいしいものを食べたいという気持ちにますます高まってゆく。

そんな楽しい日々の後、比嘉家の大黒柱・賢三(大森南朋)がキビ畑で倒れてしまった。

【第2週(2022/4/18-4/22)あらすじ】
■第6話(月)
東京から来た青柳史彦(戸次重幸)、和彦(田中奏生)の父子と交流が深まったある日。比嘉家の大黒柱、父・賢三(大森南朋)がキビ畑で倒れた。急報を受けて暢子(稲垣来泉)たち四兄妹も学校から駆けつける。懸命に、家族に何かを伝えようとする賢三。優子(仲間由紀恵)も必死に見守るが…。働き手を失って、厳しい運命に晒(さら)される家族の、新しい生活が始まる。

■第7話(火)
運動会の日が近づいてきた。ひとりの働きで一家を支える比嘉優子(仲間由紀恵)だったが、運動会に向けて新しい体操着やズック靴を買い与えるのは難しい。暢子(稲垣来泉)たち四人の兄妹はそんな母をそれぞれに家事手伝いで支えるが、張り詰めた暮らしを続けるのは大変だ。一家それぞれの、今の思いをのせて、運動会が始まる。足の速い暢子は今年も一等賞を取るべく走り出した。

■第8話(水)
やんばる小中学校の運動会。足の速い比嘉暢子(稲垣来泉)は、例年通り一等賞まちがいなしと思われたが、そのとき、意外なアクシデントが…。予想もできなかった最下位に終わり、悔しい思いを抱える暢子。そして母・優子(仲間由紀恵)の見守る中、後を走る兄妹たちが気持ちの入った走りを見せる。父を失い、母を支えたい。そんな思いをそれぞれに込めた運動会の行方は…

■第9話(木)
運動会が終わり、比嘉家の家族は史彦(戸次重幸)や和彦(田中奏生)たちと気持ちよく暮らしを再開したが、仕事が少ない地域事情もあり、母・優子(仲間由紀恵)ひとりだけでは一家の経済は先細い。暢子(稲垣来泉)たちが心配するなか、優子の体は疲労がたまってしまう。そこに、遠い親戚から一通の手紙が。その中身は、思ってもみなかった申し出であり、優子は大きな悩みを抱えることになってしまう。

■第10話(金)
東京の遠い親戚からの申し出は、「四人のこどものうち、ひとり預かってもいい」というものだった。誰を行かせるべきか。家族と離れるのは誰なのか。本当は四人の兄妹、誰も行きたくはなかった。悩む優子(仲間由紀恵)。さまざまな葛藤の末に、暢子が自ら「東京に行きたい!」と…。そして、やんばるを去る史彦(戸次重幸)、和彦(田中奏生)とともに、暢子(稲垣来泉)が家族と離れる日がやってきた…

【脚本】羽原大介
【出演】仲間由紀恵,大森南朋,石丸謙二郎,山路和弘,戸次重幸,稲垣来泉,竜星涼,川口春奈,上白石萌歌,他
【語り】ジョン・カビラ
公式Twitterアカウント「@ asadora_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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