ジュノ(2PM)の入浴シーンは必見!「赤い袖先」第5-6話あらすじ:ドクイムに惹かれ始めるイ・サン

2022年05月01日08時00分ドラマ
©2021MBC

KNTVにて日本初放送中のジュノ(2PM)×イ・セヨン主演「赤い袖先(原題)」(全17話)は、「2021 MBC演技大賞」で今年のドラマ賞を含む8冠を受賞し話題を呼んだ韓国時代劇!2022年4月30日(土)の第5話と第6話のあらすじと見どころを紹介、予告動画はKNTV番組公式サイトで視聴できる。

詳しいあらすじを知りたくない方は、見どころと※豆知識をご覧になって、あらすじは確認用にどうぞ。また、次の金曜日に再放送するので、見逃した方はチェックをお忘れなく!



「赤い袖先」は1700年代の朝鮮を舞台に、自分が選択した人生を守ろうとする女官ソン・ドクイムと、愛より国を優先する帝王世孫イ・サンの切ない宮中ロマンスを描く。
【「赤い袖先」を2倍楽しむ】では時代背景や見どころ、韓国での評判、キャストの魅力などまとめて紹介している。

■キャスト主要人物紹介
イ・サン役:ジュノ(子役:イ・ジュウォン)
ソン・ドクイム役:イ・セヨン(子役:イ・ソラ)
ホン・ドンロ役:カン・フン(子役:チェ・ジョンフ)
英祖役:イ・ドクファ
提調尚宮チョ氏役:パク・チヨン
ソ尚宮役:チャン・ヘジン

akaisode©2021MBC■第5話あらすじと豆知識
ヘビン ホン(惠嬪 洪)氏(カン・マルグム)の命令で妓房に入っていくサン(ジュノ)を尾行したドクイム(イ・セヨン)はそれに気付いた謎の集団に刀を向けられる。サンのお陰で危機を脱したドクイムはサンに尾行の理由を打ち明けるが、母がドクイムを利用した事に怒りが収まらないサンは王宮から出ていくよう命じる。王宮を追い出されるわけにはいかないドクイムの巧みな説得に機嫌を直したサンは、ドクイムを自身がドンロ達と共に結成した秘密組織「同徳会」の秘密の会合に同席させる。
※同徳会:サンの即位をサポートする側近達で結成された秘密組織。史実では結成や命名はサンが正祖として即位した後であるとされる。

帰り道に護衛を外してドクイムと書店に立ち寄ったサンは次から次へと本を選びドクイムに持たせる。サンの事を世孫だと知りながらも時々物怖じせずに反論するドクイムを見たサンは、彼女の中では自分はまだ兼司書のままなのだと気づき「兼司書のふりをしたのは最初は面倒だったからだが、次第に打ち明けるのが嫌になった、書庫での時間は特別だった」と本心を語り、本をドクイムにプレゼントした。「お前が私に振り回されたのか、私がお前に振り回されたのか」意味深なサンの告白になかなか寝付けないドクイム。
※兼司書(キョムサソ):王世子(孫)に四書を教える官職。

翌日、ドンロが訪れて宮女達が嫉妬する中ドクイムが連れ出される。サンがドクイムの事をどう思っているのかと尋ねられたドクイムは、前の晩に自分の顔を見ても殺す事をためらわなかった冷酷なドンロに警戒心を抱き「本人に聞けばいい。私がサンをどう思っているのかは気にならないのか」と尋ねるが、ドンロは「宮女の考えなど興味はない」と本性を現し去って行った。一方世孫の寵愛を笠に着るドンロに不満を持つチョンヨン公主の夫(興恩副尉)は左議政邸を訪ねていたドンロを危険視する。

宮中では朝鮮王朝21代国王英祖(イ・ドクファ)がサンに代理聴政をさせる考えを明かした事から、サンの廃位を目論むファワン翁主(ソ・ヒョリム)は左議政ホン・ジョンヨと提調尚宮チョ氏(パク・チヨン)と共に策を巡らす。
※代理聴政:国王の許可の下で世子や世孫など王位継承者が代わりに政治を遂行する事。 ※左議政(チャウィジョン):現在の副首相に当たる。

正式な内人となる為の笄礼式が迫る中、正装したドクイムを見かけたサンは祖父の側室に選ばれてしまったのではないかと早とちりしてドクイムを問い詰めるが、笄礼式の為だと知って安心して去って行く。
※内人:宮女の中でも実際に王宮の中で働く女官たちの総称。内命婦(ネミョンブ)とも呼ばれる。 ※笄礼式(キョレシク):幼くして王宮に入った女官見習い(センガクシ)が15年の見習い期間を経て内人になる儀式

笄礼式を無事に終えて、宮女が順番にサンに笄礼膳と呼ばれる手作りの茶菓を献上し報告の挨拶をあげる。自分の番を待っていたドクイムを見つけたヘビン ホン氏は、挨拶をあげる宮女の順番を入れ替える事を命じた後にサンのもとに現れ、「英祖が代理聴政の話をし始めた時に笄礼式が行われて若い女性が宮に入るのはタイミングが悪い。サンが側室など取れば大事になる」と警告した。

母の警告に対して「卑しい身分の女人をそばに置くつもりはない。身分のある女性こそが正当性のある後継者を産めるし、私にはその義務がある」と答えたサンだが、簾を上げるとドクイムが険しい顔で二人の会話が終わるのを待っていた。ドクイムを尾行に利用した母ヘビン ホン氏を責めていたサン。本来一番最後にやってくるはずの至密女官ドクイムが一部始終を聞いているのは母が仕向けた事だと勘付く。
※至密(チミル):王族の身の回りの世話を行う女官の役職。

自身の晴れの日を台無しにされたと怒って池に石を投げて発散していたドクイムもまた、ヘビン ホン氏に呼び出され、同徳会が開かれた晩にサンに責められた事を明かされた。厄介事を起こさないよう警告され、女官として尽くすまでだと告げ去っていく。その直後、ヘビン ホン氏のもとにサンがファワン翁主らに陥れられて英祖に呼び出されたとの知らせが入る。

サンが夜な夜な妹たちの駙馬を侍らせて妓房で非行に走っているとでっち上げ、サンの代理聴政を白紙にしようと目論むファワン翁主。サンは潔白を訴えるが、中殿キム氏の助言で廃位を免れる代わりに外出記録の調査結果が出るまで禁足令を出され、部屋に幽閉され書物も取り上げられてしまう。
※駙馬(プマ):王女の夫(王の娘婿)。詳しくは【韓流コラム】“揀択(カンテク)”で解説。 ※禁足令:自由な外出を禁じる王命。

東宮殿ではサンの部屋から書物が持ち出され、ただならぬ緊張感に満ちていた。異変に気付いたドクイムがサンのもとを訪れるが、白装束姿で部屋に幽閉される瞬間を目の当たりにしてしまう。禁足令が出されている間のサンの身の回りの世話をする女官に名乗りを上げたドクイムは書物を取り上げられたサンに代わって、プレゼントされた『詩経』を読みサンを励ます。
※『詩経』:中国最古の詩集とされ詩歌305首を収め儒教の経典の一つとされる。

そんな中、ファワン翁主とその養子フギョムから護衛武士の外出記録とサンが妓房に通っていた証拠を見せられた英祖は、激昂してサンのもとに向かう。壁越しにドクイムの朗読を聞いて心癒されていたサンだが、突然やって来た英祖がサンに暴力を振り始める。

英祖が去った後、サンが幼い頃から英祖の暴力や暴言に耐えてきた事を知ったドクイムは王命に背いてサンの部屋に踏み込む。まだ涙の乾かないままドクイムの行動に驚くサンに対し、「必ず伝えなければいけない事があったので王命に背いた。これからは命がある限り、私が味方になります。必ずお守りします」と強い決意を語る…。

■見どころ
謎の集団に囲まれたドクイムが殺されそうになる緊迫した場面から始まった第5話ではサンをサポートする側近達で結成された秘密組織「同徳会」の正体が明かされ、虎狩りの際にサンの命を狙った裏切り者の調査について話し合われた。

英祖の突然の代理聴政発言を知った提調尚宮チョ氏がサンの父である思悼世子(サドセジャ=荘献世子)(罪人とされ英祖の命で米びつに閉じ込められ餓死させられた世子)が正気を失って多くの宮女を殺戮する様子を目撃した事からサンの即位に反対している事が明らかになった。

政敵の思惑が渦巻く中、サンとドクイムの関係は時にコミカルに、時に感動的に描かれた。冒頭での緊迫したシーンでも尾行した理由を説明するドクイムに「私は他の男とは違い妓生を侍らせて遊び呆けたりはしない」と豪語する場面では「女性だけでなく男性も節操を守るべきだ、陛下こそ聖君になられるお方だ」と持ち上げられ、見事に言いくるめられるシーンが微笑ましい。この他にも笄礼式当日に寝坊したドクイムとソ尚宮(チャン・ヘジン)が正装姿で大慌てで駆けていくシーン、正装したドクイムを見かけたサンが祖父の側室になるのではないかと早とちりして問い詰めるシーンなど笑いの要素が散りばめられている。一方、笄礼式にヨンヒの師匠パク尚宮(キム・ミギョン)が登場したときの提調尚宮チョ氏(パク・チヨン)の表情にも注視しよう。

気になる恋の行方だが、同徳会の帰り道での告白で急接近したかと思えばヘビン ホン氏の策略でドクイムとの間に壁が生じ、最後には再びドクイムの思いやりや決意に心動かされるサンの姿が描かれ、中でも最後に涙を隠さずにドクイムと見つめ合うシーンが印象的だ。王としての責任とドクイムへの恋慕の間で葛藤するサンの姿に注目したい。



akaisode©2021MBC■第6話あらすじと豆知識
禁足令の為に部屋から出る事が出来ないサンに代わって同徳会を開いたドクイムはファワン翁主の養子フギョムへの警戒と、自身の禁足令を解く為に嘆願してくれる者を探して欲しいというサンの言葉を伝える。同徳会のメンバーが適任者探しに頭を抱える中、ドクイムだけがある人物を思いつき、ドンロにだけ考えを打ち明けた。

明くる日、サンにも自身の考えを述べたドクイム。女人の私にしか説得できないと言って向かったのは中殿キム氏の元だった。サンの予想した通り、簡単には首を縦に振らなかった中殿キム氏はドクイムに3つの問題を出す。

サンのもとに戻ったドクイムは問題の答えを全て外してしまったと落ち込むが、彼女が咄嗟に返した答えは中殿キム氏の心を動かしていた。最後に「サンはどれほど自分を大事に思っているか」と質問した中殿キム氏に「自分を映す鏡だ」と答えたドクイム。中殿キム氏はサンの禁足令を解くよう英祖に嘆願する代わりに、敵対するファワン翁主を制圧する口実を見つけるよう命じる。

英祖の寵愛を受け権力を誇示する娘ファワン翁主と、若くして王妃となった中殿キム氏。年齢は近くても義理の母娘である二人の関係が芳しくない事を知っていたドクイムはどのようにファワン翁主の弱みに付け込むか頭を抱えるが、中殿キム氏にとって重要な「親蚕礼」の儀式の準備をする中でファワン翁主が清から大量の絹を買い占めている事実を知り、これを中殿キム氏に伝える。
※親蚕礼:王妃が養蚕をおこない、養蚕を始めた先祖を祀り、国内の絹を推奨する儀式。 ※和緩(ファワン)翁主は1738年生まれ、中殿キム氏(貞純王后 金氏)は1745年生まれで、実際には義理の母の方が7歳年下。金氏は正室の逝去後に新たな王妃として迎えられ、当時英祖は66歳、金氏は15歳で、朝鮮王朝歴代王の中でも最も年齢差のある婚姻。

親蚕礼がおこなわれ、主役である中殿キム氏の前で周囲の婦人達に清から買い占めた絹でこしらえた着物を自慢するファワン翁主。これを見た中殿キム氏は「王国の絹を推奨する儀式で他国の絹を着て宣伝した」として、目の前にひざまずかせ頬を叩いた。

英祖の前でファワン翁主の母として至らなかった自身を責めた中殿キム氏。彼女を心配した英祖は心に溜め込んでいる思いを言って欲しいと告げ、これに乗じて中殿キム氏はサンの禁足令を解くように提案する。これを聞いた英祖は重臣達を集め、朝鮮王朝3代国王太宗が本を読んでばかりいた息子朝鮮王朝4代国王世宗が病弱になるのを恐れて本を取り上げたという逸話を語り、禁足令など出した事はないと言い張る。こうして晴れて自由の身となったサンに内官達がひざまずく中、遅れて駆けつけたドクイムと目が合ったサンが微笑む。中殿キム氏の命令でしばらくは中宮殿に残ると言うドクイムにがっかりしたサンだがドクイムは「中殿の方が身分が高いので」とそそくさと行ってしまう。

ある夜、王宮に入れず門前払いされている少女を見つけたドクイムは、見捨てておく事が出来ずに東宮殿の宮女の権限で少女を王宮に連れ込む。兄に朝服を届けに来たという少女が探していたのはドンロだった。束の間の兄妹の時間を見守るドクイムだが、ドンロは彼女に対し「妹に貸しを作るような事はしないで欲しい」と言い出し、不敵な笑みを浮かべながらドクイム耳元で自身の抱く野望を囁く。中殿キム氏がサンの禁足令を解くよう嘆願した事を告げても動じないドクイムの姿を見て彼女が関与していた事に気付いたドンロ。

サンは池の畔で顔を近づけるドクイムとドンロを見て誤解して機嫌を損ねてしまう。怒りの矛先となった宮女達に頼まれたソ尚宮の計らいで気持ちを落ち着ける薬草を使って入浴する事になったサン。怯える宮女たちは偶然通りかかったドクイムに湯の番を押し付け、突然現れたドクイムに戸惑いながらもドンロと親密な様子だったドクイムを責めるが、ドクイムは「見ていたのならば宮女を愚弄するドンロを叱りつけるべきだった」と反論する。

「宮女の事情など知らない、気になるのはお前…」と口走ってしまったサン。二人の間に微妙な空気が流れ、お湯を足そうとしたドクイムが湯に落ちてしまい、咄嗟に支えようとしたサンと思わず急接近してしまう。

■見どころ
第6話では、サンに心強い味方と認められたドクイムが代理で同徳会を開き、自身が考えついた方法で中殿キム氏の助けを借りてサンを自由の身にする為に奔走するドクイムの大活躍が描かれた。ちなみに3つ目の問題「世界で一番貴重な花」の答を「綿花」とサンが即答したが、これこそが英祖が中殿(貞純王妃)を気に入った理由。詳しくは実在の貞純王后金氏紹介で。

親蚕礼の準備をしていて偶然にもファワン翁主をなだめる提調尚宮チョ氏、権力を誇示するファワン翁主に頭が上がらないが何とか状況を変えたい中殿キム氏など宮中に暮らす女達の戦いが描かれ、最後にはドンロが自身の野望をドクイムに仄めかすなど、各々の野心や思惑が見えるエピソードでもあった。

もともとは幼い頃にドクイムの手柄を横取りしてサンの信頼を勝ち取ったドンロ。ドクイムとの会話から妹をサンの妃に仕立て上げ更なる野心を成し遂げようとしているように窺えるが、彼の野心の源は何なのか、またいったい何を目指しているのかにも注目したい。

サンとドクイムの恋の進展は序盤から中盤にかけてはあまり描かれなかったが、宮中の人間が皆ひれ伏してサンの登場を歓迎する中、誰一人からも見られていない状況でドクイムに微笑むサン、入浴しながら突然現れたドクイムに嫉妬する気持ちをつい口走ってしまい、誤って湯船に落ちたドクイムを支えて見つめ合う姿は次こそ何か進展がありそうな期待感を与えてくれる。このシーンではジュノの鍛えられた上半身、濡れた衣から筋肉が透けて見えるセクシーショットなどファンにとっては眼福なシーンとなっているので必見だ。

■KNTV「赤い袖先(原題)」
2022年4月16日スタート 土20:00-22:30 ※2話連続、日本初放送
 (再放送)金11:30-14:00 ※2話連続
話数/クレジット:全17話/©2021MBC

KNTV「赤い袖先(原題)」番組公式サイト
2022年4月16日スタート 土20:00-22:30 2話連続
 (再放送)金11:30-14:00 ※2話連続
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