荻原浩原作の直木賞受賞作品「海の見える理髪店」を名優・柄本明と成長著しい・藤原季節主演でドラマ化!

2022年05月08日08時00分ドラマ
@NHK

理髪店を訪ねた若者(藤原季節)は老店主の話をただただ聞き続ける!ドラマのラスト、その理由がすべてわかる!スペシャルドラマ「海の見える理髪店」2022年5月9日(月)よる9時からNHK-BSで放送!PR動画は番組公式サイトで公開されている。



理髪店を舞台にして昭和17年からの過去と現在が行き交う構成となっているドラマの原作は荻原浩だ。155回直木賞受賞作品となる「海の見える理髪店」をベテランの柄本明と成長株の藤原季節でドラマ化した。

若者が理髪店を訪れるところからドラマはスタートする。髪を切ってもらう若者が髪を切ってもらう間だけの話だが、老店主はみずからの人生について問わず語りを始める。実は若者がわざわざこの店に来たのにも、老店主が自分の人生を若者に話すのにも理由がある。それはドラマのラストになって鮮やかにわかる。

理髪店の店主という役を演じる柄本明は撮影のために準備期間から理容指導を受けての特訓をしたという。柄本の若いころを演じる尾上寛之も柄本と同じ動きになるように撮影がないときでも見学をしていたという。舞台となる理髪店もNHKの美術スタッフが「味のある風格」をだした出来になっている。

出演シーンは主に柄本との二人芝居となる藤原季節は「どのように撮影に臨んだかといえば、何も考えずに臨みました。考えても無駄だからです。僕の小さな頭で考えるよりは柄本明さんと同じ空気をただ吸おうと。それ以外のことは何もしないように注意しました」とコメントしている。

■あらすじ
海辺の小さな理髪店に若者(藤原季節)が訪れた。老店主(柄本明)は嬉しそうに調髪に取り掛かり、問わず語りに自らの人生を話し始める。それは、10歳のころから始めた床屋のことや始めて一人で任された仕事、順調になっていった仕事がだめになり、家族に迷惑をかけ、離婚に至ったことなどだ。そして店主は突然、「人を殺めたことがある」と告白をする。

なぜ、若者はこの理髪店を訪れたのか?なぜ、老店主は自らの人生を語るのか?

NHK-BS 5月9日(月)よる9時放送「海の見える理髪店」。出演:柄本明,藤原季節,眞島秀和,水野美紀,玄理,尾上寛之,片岡礼子,有福正志,松澤匠,諫早幸作,中島歩,原知輝,阿久津将真ほか。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

NHK BS「海の見える理髪店」番組公式サイト