男心を掻き乱す“オッパ”の威力を「キム秘書」「真心が届く」「二十五、二十一」で考察?

2022年05月12日23時30分ドラマ
画像:Youtube「Netflix Japan」チャンネルより
「キム秘書はいったい、なぜ?」
©STUDIO DRAGON CORPORATION

日本語訳では正しく訳せない、韓国の定番のセリフに「オッパ」がある。Youtube、Netflix Japanチャンネルでは2022年5月現在配信中の人気韓国ドラマから「オッパ」の連呼で胸キュン炸裂の動画が公開されている。



「オッパ(오빠)」を辞書で引くと…
①妹が兄に対して
②一般に女性に対してその兄のことを気安く呼ぶ語
③お兄さん


日本語字幕として訳されるときは、人物の名前等で表記される。韓ドラになれているドラマファンなら、シチュエーションによって単に年長の男性なのか、キュン要素のある台詞なのか聴き分けられるだろう。先輩、○○氏、アジョシなどと呼ばれていた男性が、ある日突然「オッパ」と呼ばれて相好を崩したり、自分の方から「そろそろオッパと呼んでくれ」というセリフがあったり…。

ちなみに「アジョシ(아저씨)=おじさん」もまた日本語訳では正しく訳せない定番の台詞だ。「アンナラスマナラ-魔法の旋律-」では、チェ・ソンウン(ユン・アイ役)がチ・チャンウク(魔術師リウル役)を「アジョシ」と呼んでいる。本来は「父母と同年代の男性」と呼ぶときの言葉。親せきではなく、かといって「オッパ」と呼ぶほどの関係でないときに「おにいさん」という気持ちを込めて使われる言葉。決して脚本家がチ・チャンウクをオヤジ扱いしたわけではない。



公開されている動画では、「キム秘書はいったい、なぜ?」(パク・ソジュン×パク・ミニョン)、「真心が届く ~僕とスターのオフィス・ラブ!?~」(イ・ドンウク×ユ・インナ)、「二十五、二十一」(ナム・ジュヒョク×キム・テリ)の「オッパ」名シーンを切り取って紹介しているので、じっくりその威力のほどを確かめて欲しい。

すでに動画を視聴したファンからは「もう、翻訳もオッパでいいと思う。」や「オッパーって呼んでみたい」と言った声が届いている。

ここで紹介した4作品は2022年5月12日現在Netflixで配信中だ。

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