朝ドラ「ちむどんどん」イタリアンレストランに就職した黒島結菜にさっそく試練が!第6週ネタバレと第7週予告

2022年05月20日08時36分ドラマ
@NHK

銀座のレストランに就職できた暢子(黒島結菜)だが、オーナーの暢子(原田美枝子)の厳しい指導に不満がたまる!良子(川口春奈)の結婚は?NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第6週ネタバレと、第7週「ソーミンチャンプルーVSペペロンチーノ」(5月23日~5月27日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

5月16日から放送された第6週から東京編が始まった。日本テレビの「ケンミンショー」などの人気コーナーで「地方の人が東京に出てみて驚いたこと」があるが、1972年、情報量が各段に違うドラマの舞台で、暢子が感じるやんばると東京の差はその比ではない。



そんな暢子が頼る兄・賢秀(竜星涼)はやっぱり、やっぱりな事態を引き起こしていたのだ。ファイトマネーだと実家に送ったお金はジムのオーナーやコーチ、同僚に借りた借金だったし、そもそもリングから逃げてしまっていた。偶然に暢子と出会えるものの、翌朝には暢子の財布から金を持ち出して賭け事に使ってしまうというある意味「全く裏切らない」賢秀だった。ジムのオーナー役で二度目の朝ドラ出演を果たした具志堅用高は賢秀の行く末について「ウーマクー(沖縄言葉でやんちゃ坊主)だけど一本筋が通っていて憎めない。これからどう成長するか楽しみなんです」と語る。

就職試験で暢子が最初に作った「ナポリタン」がイタリア料理ではないことは最近では広く知られているが、1972年の日本人にはほとんと浸透していないだろう。そんな暢子を否定せずに再試験を申し出てくれたシェフの二ツ橋(高島政伸)はこれからも優しく暢子を指導してくれるだろう。

5月23日から放送される第7週は、イタリア料理店「アッラ・フォンターナ」での修行が始まる。オーナーの大城房子(原田美枝子)の厳しさにはなにか裏があるようだ。名前も沖縄によくある名前で、三郎(片岡鶴太郎)とも縁があるようだ。いったいどんな関係があるのか?

そして第7週は、やんばるで小学校の先生をしている姉の良子(川口春奈)の恋物語にも焦点があたる。良子が好きなのは同じく先生の石川(山田裕貴)だが、金持ちの製糖工場の息子・喜納金吾(渡辺大知)から求婚される。金吾と結婚すれば、間違いなく実家は経済的に助かることを考えると、良子の思いは揺れ動く。いったんは金吾の申し出を受けようとするが、騒動が巻き起こる。そして、良子は自分の思いが叶う。一方、暢子のことを好きな砂川智(前田公輝)に思いをはせる妹の歌子(上白石萌歌)の願いはどうなるのか?

【第6週(2022/5/16-5/20)ネタバレあらすじ】
1972年5月15日、高校を卒業した比嘉暢子(黒島結菜)は、復帰した沖縄から東京に、料理人になるためにやってきた。大都会の人ごみ、行き交う車に衝撃を受ける。大学に行くために先に上京していた友人の早苗(高田夏帆)が銀座のレストラン「アッラ・フォンターナ」に招待してくれた。大きな荷物をもってビーサン姿で入ってきて、「マサカヤー」と沖縄便まるだしの暢子を見て、レストランのオーナー・大城房子(原田美枝子)らは失笑してしまう。ただ、シェフの二ツ橋(高島政伸)だけは、「マサカヤー様が一度しか来れないなら最高の思い出にしてあげたい」と優しく接してくれた。

そして、兄・賢秀(竜星涼)がいるボクシングジムを訪問する。兄に頼るつもりだったが、ジムにいる全員が敵意をもって暢子を見る。なんと兄は逃げ出していたのだ。それも多額の借金を不義理に残していてことがわかった。母・優子(仲間由紀恵)、姉・良子(川口春奈)、妹・歌子(上白石萌歌)が残った実家はまた経済的困窮に立ち戻ってしまう。なんとか兄を見つけようと暢子は兄の立ち回り先を探して横浜市の鶴見にやってくる。暢子に救いの手を差し伸べたのは鶴見の沖縄県人会の会長・平良三郎(片岡鶴太郎)だった。三郎は沖縄2世で、沖縄に住んだことはないが、若いころに苦労したために、三郎を頼ってくる沖縄の人にめっぽう優しい。暢子にも食事や寝床を提供し、翌日には「アッラ・フォンターナ」の紹介状を書いてくれた。

暢子はさっそくレストラン「アッラ・フォンターナ」へ向かう。大城房子は三郎のことを知っているようだし、沖縄の苗字だ。しかし、紹介状があろうとどうしようと試験に受からなければ就職はできない。その試験は、サラダを作ることだ。時間よりも早く仕上げた暢子はそこを合格する。喜ぶ暢子に房子は2つめの試験の課題を告げる。それはそこにあるもので「一品料理」を作るというものだ。ナポリタンを作った暢子は就職試験に一度落ちてしまう。しかし、シェフの二ツ橋の口添えのおかげでなんとか再試験の機会を得ることができた。フーチャンプルーにしても、ソーメンチャンプルーにしてもその場にない。困って母親に電話を掛けた。

その頃、沖縄やんばるの実家では、姉・良子に想いを寄せる製糖工場の息子・喜納金吾(渡辺大知)が良子に正式に結婚を申し出る。借金をかかえた比嘉家にとって渡に船とばかりに大叔父は話を進めようとするが、良子は石川(山田裕貴)への想いがあり簡単には判断できないでいた。

母・優子との電話で閃(ひらめ)いた暢子が作った料理とは沖縄そばだ。短時間の間にその場にないものは他のものをうまく使っておいしい料理を作った。そして、暢子は銀座のレストランに就職することができた。房子は暢子が持ってきていた父の名前が入った包丁をしげしげと眺めていた。さらに三郎からの紹介状には「あの比嘉賢三君の娘です」という文言もあった。

三郎のおかげで鶴見の沖縄居酒屋の二階に下宿も決まった。居酒屋の手伝いをすることで家賃を押さえてある。その居酒屋に「一杯だけ泡盛を飲ませて」と兄・賢秀がやってきた。いままで心細かった暢子は賢秀に抱きついて泣き出した。離れていても家族だと暢子を落ち着かせたかと思うと、翌朝には暢子の財布から金を持ち出して賭け事に使ってしまっていた。

暢子はレストランでの勤務初日、オーナーの房子、10日連続で出勤するように言い渡された。暢子の根性を試される試練が始まる。

【第7週(2022/5/23-5/27)あらすじ】
■第31話(月)
暢子(黒島結菜)はレストランでの仕事始めから、厳しい連続勤務を言い渡された。秘めているが、オーナーの房子(原田美枝子)は、何か暢子に因縁があるようだ。シェフの二ツ橋(高島政伸)に心配されながら、暢子は絶対にくじけないと誓い働き始めるが…。沖縄では、姉・良子(川口春奈)が、友人の石川(山田裕貴)への想(おも)いがありながら、金吾(渡辺大知)から執拗な求婚を受け続けて…

■第32話(火)
暢子(黒島結菜)はレストランでの厳しい連続勤務を乗り越えた。そして故郷から鶴見にやってきた幼馴染(なじみ)・砂川智(前田公輝)と再会。職場ではオーナーの房子(原田美枝子)に対して不満を貯(た)め、とうとう対決することに…。沖縄では、姉・良子(川口春奈)が、友人の石川(山田裕貴)に、「別の人から求婚されている」と告げる。良子は石川に想(おも)いを寄せているが、石川が出した答えは…

■第33話(水)
暢子(黒島結菜)は房子(原田美枝子)と、クビをかけて「ペペロンチーノ対決」をすることに。勝利のために鋭意研究にいそしむ。沖縄では良子(川口春奈)が、葛藤の末に石川(山田裕貴)への想(おも)いをあきらめて、金吾(渡辺大知)の求婚を受け入れる決意を。そんなときに賢秀(竜星涼)もやんばるの実家に突然戻って来る。そして良子の様子を心配した歌子(上白石萌歌)は、意を決してある思い切った行動に出る。

■第34話(木)
沖縄やんばる地域の比嘉家では、良子(川口春奈)が金吾(渡辺大知)の求婚を受け入れ、両家の顔合わせが行われることに。だがその場に、思いがけない人物が乱入し、てんやわんやの大事件に発展する…。東京では、暢子(黒島結菜)が、勤め先のレストランでオーナーの房子(原田美枝子)を相手に「負けたらクビ」のペペロンチーノ勝負に挑む。先の順番で作ることになった暢子は研究の成果をぶつけるが…

■第35話(金)
暢子(黒島結菜)は、房子(原田美枝子)とのペペロンチーノ勝負に挑む。「負けたらクビ」の背水の陣。まず暢子が作ったペペロンチーノは、シェフの二ツ橋(高島政伸)らに好評だった。そして、房子の作ったペペロンチーノの出来は…。実家の沖縄では、良子(川口春奈)が石川(山田裕貴)と無事に結ばれることに。そして賢秀(竜星涼)は、再び実家を去り関東を放浪の中で、ある出会いを迎えることに。

【脚本】羽原大介
【出演】黒島結菜,仲間由紀恵,川口春奈,高嶋政伸,原田美枝子,大森南朋,片岡鶴太郎,山路和弘, 他
【語り】ジョン・カビラ
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]
   (土)午前9時45分~11時[1週間分]

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