【最終回】「持続可能な恋ですか?」上野樹里が選ぶのは“そのまま”を愛する颯?それとも“変化”を受け入れる晴太?第9話ネタバレと第10話予告

2022年06月15日10時51分ドラマ
@TBS

TBS火曜ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(#じぞ恋)2022年6月21日(火)夜10時から放送の最終回で、前代未聞の父娘婚活の結末が描かれる!次回のみどころと第9話のネタバレあらすじを紹介。予告動画が番組公式サイトで公開中、Paraviで見逃し配信されている。



「持続可能な恋ですか?」は、結婚願望の薄いヨガインストラクターの主人公・沢田杏花(上野樹里)が、妻に先立たれ活力を失いかけていた父・沢田林太郎(松重豊)と共に、父娘2人で“ダブル婚活”にチャレンジする物語。突如始まった“ダブル婚活”をきっかけに、「誰かと共に生きること」を一生懸命に考える娘と、「第二の人生」へと向かう父の奮闘を描く、オリジナルラブストーリーだ。

6月14日に放送された第9話も、辞書編纂者である林太郎の言葉に、視聴者の涙腺は崩壊させられた。林太郎は、自分に足りない「生きること(変化すること)」と、「“結婚”とは何か?」を知るために、そして密かに憧れていた陽子の願いを叶えるために、陽子と結婚し、杏花の父になった。

林太郎はこの“結婚”が「幸せだった。何物にも代えられない宝物に出会えた」と涙を流し、杏花の父になれたことの喜びを語った。父と血の繋がりがないと聞かされた杏花は、突然のごとく驚きはするが、「お父さん。結婚してくれてありがとう」と父への感謝と愛情を深めていく。親子の絆も結婚も、“普通”のカタチにこだわる必要はなく、大事なのは「誰かと共に生きること」、そのものなのかもしれない。

そして、ドラマ終盤を盛り上げた颯による“完璧なプロポーズ”(全文は後述のネタバレ参照)も注目を集めた。Twitterには「颯の思いが報われてほしい」「颯の完璧なプレゼン」「お願い、颯の想いが届き本当の家族になってくれ!」と颯への応援コメントが上がる一方、颯の“今のままの杏花で居て欲しい”という訴えに違和感を感じ、杏花の変化を応援しようとしている晴太と比較する考察もあがっている。

はたして杏花は颯からのプロポーズを受けるのか?晴太との関係はこのまま終わりを迎えてしまうのか?林太郎と明里が選ぶ未来とは…。親子で始めた“ダブル婚活”の果てに一体どんな愛の奇跡が待っているのか!?最終回を楽しみに待ちたい。

■前回:第9話 ネタバレあらすじ
晴太(田中圭)と「結婚を前提にお付き合いをしたい」と告白した杏花(上野樹里)だったが、晴太からは「もう終わりにしましょう」と別れを告げられてしまう。虹朗(鈴木楽)の母になるために頑張る覚悟を決めたという杏花に、「それでは杏花さんが杏花さんじゃなくなる」と晴太は反論する。

一方、林太郎(松重豊)も明里(井川遥)の交際の申し出を断っていた。明里は普通に幸せになれる人だから…と考えての事だったのだが…そんな中、林太郎は杏花から明里が急遽入院したことを知らされる。動揺した林太郎は大慌てで病院へと駆け込み、前言を撤回し「あなたと人生を歩んでいきたい」と、自分の本当の思いを伝える。

しかし明里はそれを断った。胸に小さなしこりが見つかり、検査の結果次第では迷惑をかける事になるからと言うのだ。林太郎が「明里さんがいなくなるのは耐えられない。日向さんと生きていきたいんです。明里さんの生きる世界に私も生きることが出来たら私は幸せなんです」と伝えると、明里は「そうなったら、私も幸せです」と答えた。

検査の結果、しこりは良性のもので、体調の変化は更年期が原因だった。2人は共に体調が老後に向かっているうことを笑いあい、ウォーキングや食事で体調管理をしようとデートしながら話し合う。

颯(磯村勇斗)から食事に誘われた杏花は、晴太に結婚を断られたことを話す。颯に優しく抱きしめられた杏花は、颯の優しさに触れ心が揺れる。安奈(瀧内公美)は、虹朗の病のためにパネルヨガ構想が白紙となったことを杏花に謝りに行くが、カラ元気を装い、起業に集中しようとする杏花をみて胸を痛める。

さらに、杏花から晴太との話を聞いた林太郎は、ある決意を胸に晴太の元へと向かう。杏花は颯を家に呼び、林太郎が明里ことを一緒に祝った。杏花は近々家を出る予定だと報告し、「一生結婚しない。一人で生きていく」と宣言する。

携帯を届けに追いかけてきた杏花に、颯は「一緒に暮らさない?」と聞く。「そりゃあ颯がいたら助かるけど」と応える杏花に、颯は「そういう意味じゃなくて、杏花ちゃんがずっとひとりで生きていくと俺はすごく困る」と言って突然キスをする。

その夜、林太郎は「お父さんは“結婚”の意味を知りたくて結婚したんだ」と突然、陽子(八木亜希子)と結婚したいきさつを話し始める。

恩師のお見舞いに病院へ行った林太郎(細田善彦)は、今のままでは辞書編纂者は無理だと言われる。何故なら、「生きていないから」。言葉とは人と人との営みの中で生きているもの、「生きている」ということは「変化していくこと」だと言い、林太郎に「目一杯生きてください」とエールを贈ってくれた。その帰り、偶然大きなお腹を押さえて苦しむ陽子(見上愛)を見かけて声をかけた。「何か僕に出来る事はありますか?」と申し出た林太郎は、陽子が冗談のように「じゃあ、私と結婚してくれますか?」と言った言葉に即答で「はい、結婚します」と答えた。

陽子は当時、付き合っていた男と別れた後に妊娠が分かり、ひとりで産もうとしていた。しかし体調が悪く、自分の身に何かあった時に杏花を託せる人がほしかった。そして、その時にお腹にいた子供は杏花だと衝撃の告白をする。

20歳になったら伝えようと思っていたが伝えられず、ならば、杏花が結婚するときに話そうと陽子と約束していたが、杏花が一生結婚しないと言い出したため、話すことにしたのだ。

林太郎はこの“結婚”が「幸せだった。何物にも代えられない宝物に出会えた」と涙を流し、「こんなお父さんでも杏花のお父さんになれた。だから杏花も目一杯生きてほしい」と想いを伝える。「お父さん、ありがとう結婚してくれて」と杏花に言われ「ようやく結婚の意味が分かってきたような気がする」と林太郎はさらに泣き続ける。

林太郎はこの事実を、晴太に話していた。「あの娘の父親になることが出来て普通に幸せです。杏花は私の娘です。どうかあの娘を信じてやってください」と、晴太に杏花との“普通の結婚”を縛り付けたことを詫びていた。

杏花が主催する、満月の夜のムーンライトヨガイベントの日。颯は打ち合わせが長引き、遅れると杏花に連絡を入れる。同じころ、晴太も杏花のヨガに急ぎ向かっていた。

レッスンが終わり、生徒達も解散した後、ひとり屋上で佇む杏花の元へ先にやってきたのは颯だった。遅れてやってきた晴太は、颯と杏花の姿をみつけ、思わず隠れてしまう。

颯は杏花にプロポーズし、一緒にマレーシアに行こうと誘う。「俺が杏花ちゃんの奥さんやるよ。結婚するなら、いい奥さんになることだって、一番縛られているのは杏花ちゃんなんじゃない?杏花ちゃんらしく、ずぼらで雑なままでいい。俺、陽子おばさんみたいになりたいんだ。杏花ちゃんは何も変わらず、ヨガして、笑っててくれたらそれでいい。この前、杏花ちゃん家から帰る時、お邪魔しましたって言うのが寂しくて、“ただいま”、“おかえり”って言いたいんだ、杏花ちゃんに。俺と本当の家族になろう。家族は恋より壊れにくいよ。俺ずっと大切にする」


※Paraviで1話~最新話まで配信中!

■次回:最終話 あらすじ
颯(磯村勇斗)からの突然のプロポーズに言葉をつまらせた杏花(上野樹里)だったが、颯がマレーシアに行くその日までに返事をすると約束する。そんなプロポーズの場面を見てしまった晴太(田中圭)は、帰りがけに出くわした颯から「もう遅い」と言われてしまう。そして「自分が本当に何を求めているのか」知りたい杏花は、もう一度晴太と会うことにするのだが…。

一方、林太郎(松重豊)は、交際することになった明里(井川遥)から、杏花に挨拶するため自宅へ行きたいと言われて快諾する。そして、沢田家を訪れた明里は、杏花にある思いがけないお願いをする。

TBS火曜ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」は2022年4月19日(火)夜10時スタート。主題歌:幾田りら「レンズ」/出演:上野樹里 松重豊 田中圭 磯村勇斗 井川遥 八木亜希子 /第9話ゲスト出演:細田善彦 見上愛 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@jizokoi_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS火曜ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」番組公式サイト
TBS火曜ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」番組公式Twitter @jizokoi_tbs  推奨ハッシュタグは「#じぞ恋」

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