黒島結菜・朝ドラ「ちむどんどん」念願のストーブ前は試練ばかり!第10週ネタバレと第11週予告

2022年06月17日09時23分ドラマ
@NHK

シェフの二ツ橋(高嶋政伸)の怪我により、暢子(黒島結菜)にストーブ前という大役が回ってきたが、周りの仲間は不満だらけ!NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第10週「ポークとたまごと男と女」(6月20日~6月24日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。

6月13日から放送された第10週、暢子(黒島結菜)の勤めるフォンターナの看板シェフである二ツ橋(高嶋政伸)の過去が判明した。



一度は店を持つもつぶしてしまい、フォンターナに戻ったのだ。そして実家は町の洋食屋。今まで穏やかなシェフとして登場していたので、酒によって三郎(片岡鶴太郎)を殴ってしまったことにはがっかりしてしまう人も多かった。高嶋政伸は1990年から放送されたTBSの「HOTEL」での「いい人」が思い出される反面、最近ではテレビ朝日系の「Doctors」の卓ちゃん役での怪演も記憶に新しい。ふり幅の大きな演技に来週以降も期待がかかる。

暢子の妹の歌子(上白石萌歌)は病欠が重なり運送会社を辞めることになってしまう。さらに、職場でいいと思っていた人も別の人との結婚が決まっていた。幼馴染の砂川智(前田公輝)に淡い恋心を抱くも智は暢子が好きで、職場でいいと思った人も結婚してしまう。病気に失恋、歌子にとっては厳しい時が続く。それでも前を向くことができるようになった6月17日(金)第50話は冒頭から涙が止まらない回となった。優子(仲間由紀恵)の「幸せになるために生きることをあきらめてはいけない」という言葉は現在苦境に立つ人にも強く響いた。

6月20日から放送される第11週、フォンターナを辞めることを思いとどめた二ツ橋(高嶋政伸)だが、怪我をしてしまい厨房に立てなくなってしまう。そこで暢子にストーブ前という花形な役割が回ってくるが、他の従業員は面白くない。矢作(井之脇海)を始め、仲間たちをうまく使うことができない暢子は悩み始める。

暢子が働いている「アッラ・フォンターナ」のセットは「ドアをくぐると広がる"ちむどんどん"する世界」をコンセプトとして作られている。地味目の外観は中の華やかさを引き立てるためだ。外壁は薄い発泡スチロールを重ねた上から丁寧に塗装する技法という方法で塗装のプロが仕上げている。内装についてはイタリアの本当のレストランによくあるように工夫して作られている。

【第10週(2022/6/13-6/17)ネタバレあらすじ】
暢子(黒島結菜)は房子(原田美枝子)の経営する東京銀座のイタリア料理店に勤めて3年ほどが過ぎた。暮らしにも仕事に慣れ始めた頃、暢子はシェフを務める二ツ橋(高嶋政伸)の技術や能力に改めて尊敬の念を抱いていた。厨房での花形は「ストーブ前」といって、メイン料理を担当しながら、他のシェフたちに指示を出す。房子と二ツ橋は暢子に新作メニューの課題を出し、それにパスしたら1か月ストーブ前を担当していいという。暢子は今まで集めた資料をみて、新作を研究し始める。

そんなとき、その二ツ橋が「フォンターナを辞めるかもしれない」、という驚きの知らせが。実は二ツ橋の実家は街の洋食店を経営している。高齢となった両親が店を継いでほしいと二ツ橋に頼んできたのだ。二ツ橋は実家にもどるために一週間の休暇を頼み、「そのまま戻らないかも」と房子に話した。房子は引き止めなかった。二ツ橋はフォンターナで働き続けたいが、房子が止めてくれなかった。酒を飲んでうさをはらしていたが、なぜか、鶴見の「あまゆ」にやってきた。店にいた三郎(片岡鶴太郎)に「おまえのせい」となぐりかかった。

沖縄やんばるの実家では、歌子(上白石萌歌)の体調不良が続いて、ついに退職しなくてはいけなくなった。優子(仲間由紀恵)は暢子に東京の病院を紹介してほしいと頼む。そして、二人は初めての東京に出ていった。あまりの人の多さに驚く二人だった。東京になじんでいる暢子は、和彦(宮沢氷魚)や智(前田公輝)たちと楽しく話しているが、歌子は一人テーブルで寂しくしている。体調が心配なだけではなく、そんな暢子と自分を比べて落ち込んでしまう。

暢子は、退店を決意した二ツ橋から、仕事の引継ぎを受ける中でこれまで知らなかった房子(原田美枝子)をめぐる過去の話を知ることになった。それは10年前、二ツ橋は房子に告白をしたが、房子には心に別の人がいた。その人とは結婚できなかったが、思いはいまでもあるようなのだ。その人物こそ、三郎だ。暢子は話を聞いて驚く。

歌子の検査結果が出たが、特にどこも悪くないという。暢子達は「ひどい病気でなくてよかった」というものの、歌子は「わからないなら、治りもしない」とさらに落ち込んでしまう。そんな歌子を優子が受け止める。暢子は歌子のための料理をする中でヒントを得る。それは歌子の好きな「イカ墨ジューシー」からのアレンジで「いかすみパスタ」だ。見た目は黒くていけてないが、滋養強壮もありそれを上回る味があって房子は暢子を認めた。二ツ橋は自分は見た目だけにこだわっていたと反省し、フォンターナでさらに腕をみがくことにした。

房子のもとを訪ねてきた優子は今までの礼を言う。賢三(大森南朋)が戻って一緒に見せを手伝ってくれると思っていた房子は、沖縄で優子と出会ったのなら納得したという。暢子が迷惑をかけていないかと心配する優子に「怖いんです。あの子がどんどん大切な存在になっていくのが』と呟いた。

【第11週(2022/6/20-6/24)あらすじ】
■第51話(月)
暢子(黒島結菜)は房子(原田美枝子)のレストラン、フォンターナでシェフの二ツ橋(高嶋政伸)に見守られ修行を続け、厨房の花形「ストーブ前」をこなせるまでに成長していた。そんなある日、二ツ橋が大けがをして入院するという大事件が起こる。二ツ橋を失った厨房は大混乱。退院までの1か月、厨房の司令塔・シェフの役割を誰が代わりに担うのか。房子が二ツ橋と相談して選んだ「シェフ代行」は…

■第52話(火)
暢子(黒島結菜)は房子(原田美枝子)からシェフ代行に指名される。矢作(井之脇海)をはじめ厨(ちゅう)房の仲間たちには衝撃が走り、「親戚びいきだ」という不穏な空気が広がる。その頃、やんばるでは育児が一段落した良子(川口春奈)が、「もう一度働きたい」と石川(山田裕貴)に訴えるが…。一方で和彦(宮沢氷魚)と愛(飯豊まりえ)が勤める新聞社でも、男女の役割をめぐる議論から、トラブルが起こる。

■第53話(水)
暢子(黒島結菜)は、房子(原田美枝子)にシェフ代行に任命される。賢秀(竜星涼)のアドバイスを受けて「舐(な)められないように、強気で」という態度で臨むが、厨(ちゅう)房スタッフの矢作(井之脇海)らは反発して…。なかなかうまくいかない仕事に暢子はどうしたらいいのか悩みはじめる。沖縄やんばうるでは良子(川口春奈)が復職を希望するが、いろいろな障害が立ちはだかる。

■第54話(木)
暢子(黒島結菜)はシェフ代行として、フォンターナの厨(ちゅう)房をうまく仕切ることができない。矢作(井之脇海)たち男性スタッフとの溝が大きくなってしまった。どうしたら良いのか、二ツ橋(高嶋政伸)からヒントを貰(もら)ったが、スッキリしない暢子は沖縄の家族に相談をもちかける…。沖縄やんばるでは良子(川口春奈)の復職希望に、さまざまな障害が立ちはだか中、優子(仲間由紀恵)が良子の想(おも)いを支える。

■第55話(金)
暢子(黒島結菜)は家族からのアドバイスを受けて、新たな気持ちでシェフ代行の仕事に挑む。房子(原田美枝子)の見守る中、態度を改めた暢子への、矢作(井之脇海)たち男性スタッフの反応は…。と沖縄やんばるでは、優子(仲間由紀恵)の支えを得て、良子(川口春奈)が再び学校の先生として働きはじめる。和彦(宮沢氷魚)が新聞社でまきこまれていたトラブルは、房子のアイディアのおかげで急展開する。

【脚本】羽原大介
【出演】黒島結菜,仲間由紀恵,竜星涼,川口春奈,上白石萌歌,原田美枝子,高嶋政伸,中原丈雄,山路和弘,山中崇,石丸謙二郎 他
【語り】ジョン・カビラ
公式Twitterアカウント「@asadora_nhk」

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