伊藤沙莉、『あんた』で「SSFF&ASIA 2022」ジャパン部門ベストアクターアワード獲得!コメント(全文)

2022年06月21日12時00分映画

WOWOWが開局30周年を記念して行ったプロジェクト『アクターズ・ショート・フィルム2』が、SSFF & ASIA による選考の結果、5作品全てがジャパン部門にノミネート!そして本日、千葉雄大監督作『あんた』で主演を務めた伊藤沙莉がジャパン部門ベストアクターアワードに輝いたことが発表された。



「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」ジャパン部門ベストアクターアワードは、男女問わずその年の部門エントリー全作品の中から1名だけに送られる「最優秀俳優賞」。WOWOW作品が同賞を受賞するのは今回が初となる。

受賞作『あんた』を含む全5作品は、6月27日(月)午前1:00からWOWOWプライムで再放送。WOWOWオンデマンドでは絶賛配信中なので、この機会に是非各作品をご覧いただきたい。またSSFF & ASIA 2022 セレモニーの模様を追加した『アクターズ・ショート・フィルム2 ドキュメンタリー(特別版)』が6月27日(月)午前0:00に放送される。

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022】ジャパン部門ベストアクターアワード受賞!!
【主演:伊藤沙莉コメント】
Q.1:ショートショートフィルムフェスティバル2022のジャパン部門ベストアクターアワード受賞の率直なお気持ちをお聞かせください。

A.1:この度はこのような有難い賞を受賞させて頂き、大変嬉しく、光栄に思っています。正直、まさかの展開に驚いていますが、スタッフの皆様、そして何より千葉雄大監督に感謝しています。

Q.2:千葉雄大監督作「あんた」への出演にあたり特に意識した点は何ですか?
A.2:千葉さんが「あんた」に込めた思いや考えをただひたすら共に作ることで共有し、共に届けられたらいいなと思って務めさせていただきました。話し方等、私と千葉さんの普段のニュアンスが結構入っていたのでそのおかげでナチュラルでいられたんじゃないかなと思っています。

Q.3:千葉雄大監督へメッセージをお願いします。
A.3:千葉さんの作品でこの賞を頂けたことが本当に心の底から嬉しいです。あんたとあんたの関係性はとても素敵ですしそれを描いた千葉さんも素敵です。有難く頂きつつ、この賞はシェアハピです。「あんた」を生んでくれてありがとう。

【監督:千葉雄大コメント】
Q.1:伊藤さんのショートショートフィルムフェスティバル2022のジャパン部門ベストアクターアワード受賞を聞いた時の率直なお気持ちをお聞かせください。

A.1:監督させていただいた身としても、一俳優仲間としても本当に嬉しく思います。数々の賞を取られている伊藤さんですが、この賞が彼女にとって思い出に残る賞になっていたら尚嬉しいです。

Q.2:監督として伊藤さんを演出する上で特に意識した点は何ですか?
A.2:伊藤さんにご出演いただいたシーンはドキュメンタリーのように撮りたかったので、会話の流れが自然にできるよう整えたつもりです。あとは、台本に書かれていなくても、その場で起こったことを切り取りました。僕が何も言わずとも、伊藤さん演じる女のやさしさ、切なさ、包容力、描かれていない紡いできた時間を表現してくださったので、痺れました。

Q.3:伊藤沙莉さんへメッセージをお願いします。
A.3:また一緒におもしろいことできたらいいですね。とりま、おめでとう!!

【各作品あらすじ】
■『いくえにも。』 監督:青柳翔 脚本:山咲藍 主演:村上虹郎
線路脇にポツンと設置された電話ボックス。そのかたわらを通り過ぎた修平(村上虹郎)は、とぼとぼと家に帰って行く。家には父(奥田洋平)と母(平岩紙)、妹(見上愛)が待っていて、週に一度の家族団欒でテーブルを囲もうとしていた。そこに、隣に引っ越してきた奇妙な夫婦が挨拶に訪れる。犬を抱いた妻(黒沢あすか)はリビングに上がり込み、一家団欒を掻き回すような言動をしはじめるのだが…。

■『物語』 監督・脚本:玉城ティナ 主演:琉花・奥平大兼
高層ビルに囲まれた都会の雑踏をひとり音楽を聴きながら歩いている少女(琉花)が、向かった先は、なにもない真っ白な部屋。その部屋には、ものいわぬ美少年(奥平大兼)が、ひとりベッドに横たわっている。そのベッドのかたわらで、少女は少年に向かって自分の装わない気持ちを問わず語りに語り出す。二人のスリリングな関係の行方は…。

■『あんた』 監督・脚本:千葉雄大 主演:伊藤沙莉・千葉雄大
「あたしはいつでもあんたの味方だからね」筆を走らせるスナックの雇われママの男(沖田修一)が思いを馳せるのは、キャンプを楽しむ女(伊藤沙莉)と男(千葉雄大)。恋人でもなく、友人というには軽すぎ、でも家族にはなれない。近くにいるのに遠く感じる。ひとりでも平気だと思っていたはずなのに込み上げる寂しさ。一生続くはずだった関係は、男の一言によって徐々に歪が生まれていき…2人の先にあるものとはー。

■『ありがとう』 監督・脚本:永山瑛太 主演:役所広司
家族と離れ、死に場所を求めてひとり彷徨うおとこ(役所広司)。癒してくれるはずのマッサージ嬢(橋本マナミ)からも逃げ出し、路上で盗んだ車で奥深い山へとはいっていく。車を乗り捨て、さらに森の奥へ歩み入るおとこは、そこで奇妙な若者に出会う。

■『理解される体力』 監督:前田敦子 脚本:根本宗子 主演:柳英里紗・三浦貴大
小さな喫茶店の店中に響き渡る大声で泣くキエ(柳英里紗)と、やさしくそれを受け止めるユミ(三浦貴大)。キエは貪るように巨大なパフェをたべ、貪るように涙を流して子どもみたいに大声で泣いている。どうやら旦那に浮気されたらしいキエは、とどまることのない怒りと涙と食欲の激流に押し流されている。喫茶店の店長(野間口徹)は、キエが大声で泣いているその理由を想像してキエにつたえるのだが…。
『アクターズ・ショート・フィルム2』6月27日(月)午前1:00 再放送・配信!

SSFF & ASIA 2022 セレモニーの模様を追加した『アクターズ・ショート・フィルム2 ドキュメンタリー(特別版) 』も放送・配信!
6月27日(月)午前0:00
監督:青柳翔、玉城ティナ、千葉雄大、永山瑛太、前田敦子(※五十音順)
主演:村上虹郎、琉花・奥平大兼、伊藤沙莉・千葉雄大、役所広司、柳英里紗・三浦貴大(※監督の五十音順)
チーフプロデューサー:射場好昭 コンテンツ戦略:仁藤慶彦
プロデューサー:小室秀一、宮田幸太郎、和田圭介
制作プロダクション:スタジオブルー 製作著作:WOWOW

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【関連番組情報】
『アクターズ・ショート・フィルム』プロジェクト第1弾となる全5作品
6月27日(月)午前3:00 再放送・配信!
■『機械仕掛けの君』監督:磯村勇斗 主演:泉澤祐希
■『夜明け』監督:柄本佑 主演:森山直太朗
■『そそがれ』監督:白石隼也 主演:吉村界人/神野三鈴
■『GET SET GO』監督:津田健次郎 主演:竜星涼/大東駿介
■『in-side-out』監督:森山未來 主演:永山瑛太
※これらの番組は無料トライアル実施中!

【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022 概要】
■映画祭代表:別所 哲也
■開催期間:6月7日(火)~6月20日(月)
オンライン会場は6月30日(木)まで
■上映会場:オンライン会場および都内複数の会場にて予定
※開催期間は各会場によって異なります
■料金:会場上映:無料 ※一部有料イベントあり
■一般からのお問い合わせ先:03‐5474‐8844
■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、時期または内容を変更する場合あり。

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