NHK「七日の王妃」第17話あらすじと見どころ:捕らえられた王子ユンを助けるために幽閉される妻チェギョン

2022年07月30日10時00分ドラマ
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韓国ドラマ「七日の王妃」(全20話)はパク・ミニョン×ヨン・ウジン×イ・ドンゴンの切ないラブ史劇!NHKBSプレミアムにて次週7日31日(日曜午後9時から)放送予定の第17話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識を紹介、番組公式サイトに予告動画とヨン・ウジンのコメント動画が公開している。
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]

※8月28日からは中国ドラマ「上陽賦 運命の王妃」を放送⇒放送情報(6/18)



「七日の王妃」は、2人の王に愛されながら、わずか七日でその座を追われた王妃の愛と涙の物語。【「七日の王妃」を2倍楽しむ】には、時代背景や実在の人物紹介、ドラマの見どころ、インタビューなどをまとめて紹介しているので視聴の参考にどうぞ。

■キャスト
チェギョン役:パク・ミニョン/声:ブリドカット セーラ 恵美
 子役:パク・シウン
イ・ヨク/普城大君(チンソンテグン)役:ヨン・ウジン/声:西健亮
 子役:ペク・スンファン
イ・ユン/燕山君(ヨンサングン)役:イ・ドンゴン/声:高橋英則
 子役:アン・ドンギュ
ソノ役:チャンソン[2PM]/声:岩中睦樹
 子役:チェ・ミニョン
 他

■第17話「捕らえられた王子」
罪のない民たちを守るためソノはウロンガクシの首長として捕らえられ、1人で罪をかぶり死刑に処された。話を聞いて現場に駆け付けた晋城大君ヨクとチェギョンはその現場を見るが、処刑命令を下したのは他でもないチェギョンの父シン・スグンだった。チェギョンは、ソノに手を下した父を責めてなじる。シン・スグンは燕山君、王ユンに疑われないためには仕方がなかったと話すが、チェギョンは受け入れられない。

怒りに燃えたヨクは王宮に乗り込み王ユンと向き合うものの、ユンの罠に陥り逆賊として投獄されてしまう。チェギョンもまた逆賊の妻として捕らえられ、シン・スグンには謹慎が命じられる。王ユンは、獄中のヨクにここまでしたのはお前を殺す名分が必要だったと教える。今度は決して許さないと激昂して叫ぶヨクに明日凌遅処刑にしてやると言い渡す。
※凌遅刑(りょうちけい):手足を斬り落とす極刑で、最も重い刑。詳しくは■豆知識:残酷な拷問で解説。

王ユンは監禁中のチェギョンの元を訪れ、ヨクを凌遅処刑に処すつもりだと話す。チェギョンはヨクの命を救うため、一生そばにいると申し出るが、「お前を信じられなくなった」と突き放し、ヨクの脚の靭帯を破損させ歩行できなくなる刑“断筋刑”に処すと告げ、翌日チェギョンが見ている前で刑を執行する。

ヨクは廃庶人とされ子孫は永久に庶人と処せられる。自宅で意識が戻ったヨクはグァンオとソッキからヨクの命と引き換えにチェギョンが幽閉されていると聞く。その後悪夢にうなされる日々が続くも、パク・ウォンジョンが刑の執行人に手をまわしたお陰で靱帯損傷は免れた。

王ユンもまた眠れぬ夜を酒で紛らわせていた。大妃の恨み言を聞いたユンの暴挙はとどまることなく、今度は生母の廃位に関わった者たちを次々に惨殺していく。そしてまともに歩くこともできないヨクの様子を確認させる。自ら王になることを決意したヨクは使いの目をごまかしながら、ウロンガクシを動かして王ユンから王位を奪うべく計画を始める。

一方、人質として別宮に幽閉されているチェギョンは、高価な品を運ばせては連日訪れる王ユンを負担に感じ、ヨクが来るかと不安だから確かめに来るのかと訊ねる。歩けぬヨクが来るはずがないと言いながら、チェギョンが傍にいるのが信じられず確かめに来ると答えるユン。チェギョンは、これまで避けていたユンの目を正視し、もし自分に心を寄せていたならヨクと婚姻させるべきではなかったと、王の決断の間違いを指摘する。だがユンは離れて互いに恋しがるより、婚姻させて互いに憎しみ合い恨ませる方がいいと答える。チェギョンは今後は用がなければ来ないでほしいと告げ、王の家族でヨクの妻である自分は、王やヨクに何かあれば死ぬ身。そんな自分に期待しないでほしい。王には死んだ心しか差し上げられないと言い切り、王は力なく立ち去る。チェギョンは、ヨクが現れたとき、自分がどちらの味方になり、生きて死ぬのか究極の選択をするのだろうと胸を痛める。

ウロンガクシは流刑されたり獄中につながれたりした者を救出し兵力を増強していく。一方で地方では反乱がおきていることを知ったパク・ウォンジョンたち反正派は、内乱が起きると自分たちも粛清されると焦る。反乱軍のことは上訴としてイム・サホンの耳にも入るが、サホンは王に告げずに握りつぶす。

チェギョンに用がなければ来るなと言われた王ユンは、シン・スグンから連日届いていた手紙を抱えてチェギョンの元へ。おそらく娘チェギョンの身を案じる父としての内容だろうとチェギョンに読ませた手紙には、どれも臣下として王ユンを案じる内容だった。決まづい思いの王は、豪華な届け物に手を付けないチェギョンに理由を聞き、罪人の妻だからと答えるチェギョンにいら立つ。

一方、反乱軍もヨクの計画だと知ったパク・ウォンジョンは、シン・スグンを訪ねて、王ユンかヨクなのかの選択を迫る。そして一人娘を助けるためにも今日一日動くなと釘を刺す。その頃ヨクたちは王への献上品を運ぶ隊を襲い、彼らに変装して王宮に潜入する。まず大妃を助け、次にチェギョン救出に向かうヨク。チェギョンは驚き涙で夫ヨクの無事を確かめ喜びあって抱き合い…。

■見どころ
ヨクの処刑からついに反乱計画決行までが描かれる今回。処刑場でチェギョンの姿を見て「妻だけは助けてほしい」と縋るヨク。演じたヨン・ウジンが一回り小さくなったように見える。

一方、冷たくあしらわれても何かにつけて大妃の元へ向かう王ユン。「ヨクの母でありながら、王の母でもあった」という大妃だが、大妃は一度もユンを愛さなかった。これまでにもユンを宥めるチャンスがあったのに、今回もまたユンを怒らせてしまった大妃の罪は大きい。誰からも愛されたことのないユンが、最後に望みを託したチェギョンにまで冷たくされたユンの暴走が悲しい。

残り3話。果たして反乱は成功するのか?そして歴史通りならヨクとチェギョンを待っているのは悲しい別れ…。果たしてドラマはどんな結末になるのか?そして暴君、王ユンの末路をどう描くのか?

NHK「七日の王妃」番組公式サイト
 2022年4月10日スタート 日21:00~22:00

kandoratop【作品詳細】【「七日の王妃」を2倍楽しむ】