【最終回ネタバレ】「やんごとなき一族」ハッピーエンドは自分の力でもぎ取れる!第11話 で深山の女性陣が大活躍!

2022年07月01日10時56分ドラマ
@フジテレビ

フジテレビ木曜劇場 「やんごとなき一族」2022年6月30日(木)に放送された最終回の第11話で深山家は仲睦まじいカップルだらけに!心洗われる大団円に視聴者も安堵した。FODで全話配信中。話題の特報動画「松本劇場」など、ドラマ関連動画が番組公式TwitterとInstagramで配信されている。



「やんごとなき一族」は、誰もがうらやむ豪華絢爛な“やんごとなき”一族に嫁いだ下町育ちの主人公・佐都が、“嫁VS姑”、“本妻VS愛人”の戦いや、後継者争い、さらに、令和の今もまだ残る“男尊女卑”など壮絶な試練に、愛する夫と共に、真正面から立ち向かい奮闘する“アフター・シンデレラ・ストーリー”。

気になる視聴率は初回7.3%、6.1%、5.7%、5.3%、6.0%、6.3%、5.3%、5.3%、5.6%、6.6%と推移し最終回の第11話は6.8%を記録した。視聴率こそ低迷したが、Twitterでは毎回“やんごとなき”バトルの数々や刺激的な「松本劇場」が注目を集め、トレンド入りする盛り上がりを見せていた。

6月30日に放送される第11話では、記憶を失ったままの健太が、それでもなぜか佐都と一緒にいたいという想いにかられ、葛藤する様子が描かれた。健太は、深山の危機を救うためにリツコや美保子、キリコにまで協力してもらえる佐都の人徳や、サイードを完璧な作法でもてなす力量に圧倒される。記憶が戻らなくても、健太は今の佐都に惚れずにはいられなかったはず。

佐都も、“もつ煮”を「家族の味」と評し、誠実な言葉とともに「一緒にいたい」と頭を下げる健太の中に、自分の知る健太を見い出し、深山に戻る決意を固めた。もし、記憶がもどらなくても、健太の本質が変わらなければ、佐都も健太との人生を選択することになっただろう。

健太の記憶は戻らぬまま、2人は結婚式を上げることになるが、白無垢姿の佐都をみた健太に、ふいに空白だった記憶が蘇った。健太の瞳を覗き込み、そこに自分の愛する人をみつけた佐都の、安堵した表情にホロリ。心安らぐラストシーンとなった。

一方、明人は「跡継ぎにはなりたくない」という本当の気持ちに気づき、そんな自分と一緒にいては美保子に申し訳ないと離婚を申し出た。そんな明人に美保子は「よくよく考えて気づいたの。私は自分の力でハッピーエンドをもぎ取れる。いいこと?一度しか言わないわ。私は、深山家の長男でも、王子様でもなく、明人さんあなたが必要なの。私は深山明人の妻、深山美保子よ」と明人を抱擁。長男のカップルの初々しいやりとりにもホッコリ。明人の車椅子がフェイクだったのには拍子抜けした。

美保子役で大ブレイクを果たした松本若菜が7月9日からParaviで先行配信される「復讐の未亡人」(テレビ東京系)で連ドラ初主演を飾る。本作同様、漫画が原作のサスペンスドラマで、松本は愛する夫が自殺に追いやられた妻をしっとりとセクシーに演じる。こちらの作品もお見のがしなく。

そして、健太に当主の座を追われ、いっきにホームレスにまで身を落とした圭一に、おにぎり弁当を届けた久美が圭一を激励。あんなにも憎たらしかった圭一が、大きなおにぎりに無心にかぶりつき、旨そうに“もつ煮”を口に運ぶ姿にほだされ、これまでのことすべてを許せる気持ちになった視聴者も多かった。ドラマラストの結婚式には、圭一・久美夫婦そろって孫を溺愛する姿が描かれ、風通しのよくなった深山家の未来には幸せしかないことを感じさせる大団円だった。


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■最終回第11話 ネタバレあらすじ
健太(松下洸平)が事故の後遺症で、佐都と出会ってからの記憶を失くしてしまい、別人のようになってしまった。まったくの別人となった健太に耐えられず、佐都(土屋太鳳)は娘の凛を連れて深山家から出て行く。圭一(石橋凌)はこれで自分の思惑通りになったとほくそ笑むが、女性を見下す彼の態度に、とうとう久美(木村多江)の堪忍袋の緒が切れ、ストライキを起す。

万野誠(石黒賢)と手を組んだ明人(尾上松也)は、健太が記憶を失ってもなお、圭一が自分ではなく彼を跡取りにしようとしていることを知り、深山家そのものを潰してしまおうとしていた。

佐都が実家の『まんぷく屋』で良恵(石野真子)を手伝っていると、久美が訪ねてくる。今まで辛い思いをさせたと謝る久美に、佐都は気丈に振る舞う。久美と入れ替わるように美保子(松本若菜)もやってきて、圭一に罵られた時に気持ちを抑えられなくなった自分を佐都が止めてくれたことに感謝し、これまでのことを詫びる。そして、美保子は深山家の存続に関わる重大な問題を佐都に伝えた。

健太は出て行った佐都が気になり、久美に自分たち夫婦のことを尋ねる。久美は佐都と健太が深山を救おうとしていたことを語る。彼女と出会ったことで自分が変わったことを知った健太は『まんぷく屋』へ。応対した良恵に、自分がどんな人間だったか佐都から聞きたいと頼むと、佐都が顔をだし、健太が好きだった“もつ煮”を出す。家族のようなその味を覚えていた健太だったが、やはり佐都とのことは思い出せず、泣きながら謝り、もう一度だけチャンスをくれと佐都に頼み、「たとえ思い出せなくても、あなたと一緒にいなかったら後悔する。そう思うんです」と頭を下げた。

「今の健太は、私の知ってる健太だよ。健太が健太でいるかぎり、私が健太を支え続ける。三人で頑張ろう」と手をつなぐ。凜ちゃんを抱っこさせてもらった健太は、
わが子の可愛さにもう一度涙した。

一方、明人の計画が実行に移され、深山グループに経営破綻の危機が訪れた。子会社が損失を出し、すぐにでも巨額の現金を用意しなければならなくなったのだ。裏で明人と手を組んだザラスグループ社長・万野誠は深山家の所有する湾岸エリアの土地を買い取ると申し出る。

健太が本当は自分を慕っていて、跡取り争いから身を引きたいと思っていることを知った明人は、今回の子会社の損失に自分が関わっていることを打ち明けた。

明人は美保子と再会し今回の顛末で、自分が本当は跡継ぎになりたくないことが分かったと話し、こんな自分とは離婚した方がよいと思ったことも打ち明ける。すると、美保子は自分が本当に欲しいのは明人本人だと話し、2人の仲は修繕された。

佐都が女性陣の力を借りて手を尽くしたが、失われた金は戻ってこなかった。圭一は新たな出資者として石油王のサイードを深山家に招待する。未だストライキ中の久美に代わり、佐都が女主人としてサイードをもてなす。

そして、いざ契約という時、実は子会社に多額の損失があると健太はうちあける。そこへ深山に関わる女性陣、久美、美保子、有沙(馬場ふみか)、リツコ(松本紀代)、キリコ(長谷川京子)が佐都を応援しに現れる。圭一の男尊女卑をバッシングし、これからは、もうはばかったりせず、私たちはもっと自由に生きると宣言。

サイードは、「ビジネスの世界では誠実さのない人間は信用されない」と圭一を非難、健太と佐都を深山家の代表に立てるなら、契約すると約束した。

憔悴した圭一は八寿子(倍賞美津子)に慰められる。「(佐都)のいうとおり、私たちも変わる時が来た…でも。深山家は、ここにちゃんとある。それでいいでしょう?」その日を境に深山家の当主は健太となり、圭一は自ら姿を消した。

しばらく後、久美はホームレスになった圭一をやっと見つけ出し、「お金は稼がないけれど、貴方を支えることが私の仕事」と、手製のおにぎり弁当を圭一に差し出す。圭一は久美に初めて「ありがとう」と言った。「あなたにはまだやるべきことがあるはずです。深山家の当主として尊敬できる人であってほしいと思います」と久美に背中をおされた圭一は、「まんぷく屋」にいる佐都を訪ね、これまでのことを謝罪する。

その後、佐都と健太の結婚式が執り行われることに…。穏やかに談笑するやんごとなき家族。白無垢姿の佐都に見惚れた健太は、ついに記憶を取り戻した。

フジテレビ 木曜劇場「やんごとなき一族」は、2022年4月21日午後10時スタート。原作:こやまゆかり『やんごとなき一族』講談社「Kiss」連載中/主題歌:milet『Walkin’ In My Lane』/挿入歌:wacci『恋だろ』/ナレーション:花江夏樹/出演:土屋太鳳 松下洸平 尾上松也 松本若菜 渡邊圭祐 松本妃代 馬場ふみか 倍賞美津子 木村多江 石橋凌/第11話ゲスト出演:竹財輝之助 長谷川京子 石黒賢ほか。番組公式Twitterアカウントは「@yangoto_fuji」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ 木曜劇場「やんごとなき一族」番組公式サイト
フジテレビ 木曜劇場「やんごとなき一族」Twitter @yangoto_fuji(#やんごとなき一族)
フジテレビ 木曜劇場「やんごとなき一族」Instagram

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