7/6CKB横山剣62歳の誕生日にアルバム『樹影』から「夕だち」先行配信開始、ティザー映像公開中

2022年07月06日00時00分音楽

本日7月6日はクレイジーケンバンド横山剣の誕生日!62歳になっても全身全霊で音楽と向き合い続ける横山の記念すべき日に、アルバム『樹影』から「夕だち」の先行配信がスタートした。アルバムティザー映像も公開した。

通算22枚目のアルバム『樹影』を 8 月 3 日(水)に発売する東洋一のサウンド・マシーン、クレイジーケンバンド。「夕だち」は CKB お得意のヨコワケハンサム系高速ボッサ・チューン。夏の終わりの男女のラブゲームをモチーフにした楽曲。



その他、シングルでは恒例の KARAOKE バージョンの他、アルバム『樹影』について熱く語った「CRAZY KEN BAND‘S Information」も収録、配信されている。

アルバム『樹影』から先行配信「夕だち」配信ページ

<横山剣コメント>
ckb20年前の2002年にアルバム『Gran Turismo』から「GT」を先行リリースしたように、2020 年のアルバム『NOW』から「IVORY」を先行リリースしたように、2022 年は来月リリースのアルバム『樹影』から「夕だち」を先行リリース致します!
アルバム『樹影』のセルフ・ライナーノーツには下記のようにありますのでコピペしましたよー!
「夕だち」作詞・作曲:CK 編曲:CK, Nossan & Park
CKB お得意のヨコワケハンサム系高速ボッサ・チューンでございます!頭の中に鳴ってる
んだけど表現出来ないコードやらボイシングってのがありまして、それを Park 君に説明したら、鍵盤弾いて「こんな感じ?」ってドンピシャな音を一発で出してくれました!俺の脳内をハッキングでもしたのかな?ってぐらい。例えば湘南、夏の終わり、夕だち、男と
女のラブゲーム、あんあん!

はい。「GT」も「IVORY」も今度の「夕だち」も、夏(晩夏含む!)の歌、夏のうちにお聴かせしたいということで、このような先行リリースとなった次第です!
イイネ!イイネ!イイネったらイイネ!



CKB 2022 年 NEW ALBUM 『樹影』 横山剣 セルフライナーノーツ
*「コウタイ」のみ小野瀬雅生

「Almond」 作詞:CK 作曲:CK & Park
もともと自分のストックにあった「Almond Eyes」(DUCKTAILS 時代のは同名異曲)と、Park 君が「剣さんが作曲しやすい用に」と事前に作ってくれたデモ・トラックのコードが偶然完全で一致して見事にドッキング!アーモンドをかじる時の「カリッ」とパーカッシヴに弾ける感じをイメージして完成に至りました。内容は太平洋を隔てての遠距離恋愛曲ですよー!

「ドバイ」 作詞・作曲:CK
これは自宅に居ながらにして海外旅行出来る歌です。例えばアラブ首長国連邦なんてどうでしょう。さあ、VR ゴーグルをつけて「魔法の絨毯」ならぬ「魔法のお布団」で束の間のドバイ旅行と洒落込みましょう!ホーン・セクション、ストリングスを贅沢に配したジェットセットなサウンドに酔いしれちゃってください!

「夕だち」 作詞・作曲:CK
CKB お得意のヨコワケハンサム系高速ボッサ・チューンでございます!頭の中に鳴ってるんだけど表現出来ないコードやらボイシングってのがありまして、それを Park 君に説明したら、鍵盤弾いて「こんな感じ?」ってドンピシャな音を一発で出してくれました!俺の脳内をハッキングでもしたのかな?ってぐらい。例えば湘南、夏の終わり、夕だち、男と女のラブゲーム、あんあん!

「強羅」 作詞:CK & Ayesha 作曲:CK & Park
Park 君が作って来たトラックを聴いた瞬間「このサウンドは強羅の高級旅館の玉砂利の駐車場(妄想)にキャデラック CT6 で乗り付けるイメージだ!」と直感。その興奮によりたった5分でメロディーと歌詞の原案がスムースに押し出されました。また C メロ部分のメロディーを Park 君が作り、この部分を歌う Ayesha ちゃんが作詞するという最っ高なコラボとなりました!

「莎拉 - Sarah -」 作詞・作曲:CK
もともとは「麗しの沙羅」ってタイトルで「横山剣自宅録音シリーズ」に入ってた曲がベースになってまして、それを今の気分で再アレンジ。亜細亜ンなイメージだけど、亜細亜の何処とは謳ってない。香港かも知れないし、シンガポールかも知れないし、ミャンマーかも知れない、そこは聴く人の感覚に委ねたいと思います。運命に翻弄されながらも力強く生きる女性との悲恋をイメージしていますが、それを重く捉えるのではなく、全てを振り切って全力で踊るのだ!

「ウェイホユ?」 作詞・作曲:CK
これは今年、メロディーが浮かんだ途端に歌詞世界もほぼ同時に浮かんだ曲です。海外から出稼ぎ、或いは留学で日本に来てコンビニで働いてる女性との国際恋愛をイメージ。帰国してしまったそのコが教えてくれた曲の歌詞がわからないし、タイトルも読めない、しかし、
心を鷲掴みにするメロディーにグッと泣かされる。「曲名は確かウェイホユって言ってたっけな?どんな意味なんだろ?」みたいな。そんな物語であります。

「Orange Cinnamon Sunset」 作詞・作曲:CK
これは鍵盤いじってるうちにコードとメロディーが浮かび、意味よりもフレーズ優先でどんどん言葉が出て来た。漠然としているけれど、デザイ ン的に オ レ ン ジ の切り口み た い な 、或い は甘い黄昏み た い な 、 そ し て シ ナ モ ン の香り の よ う な 。 そ し た ら 、実際にHot Cinnamon Sunset ってお茶があることを教えてもらい全てがバチバチバチって一致してこの曲に結実しました!

「樹影 - eye catch -」 作曲:CK
所謂ひとつのジングルです。HIP HOP のアルバムで言うなら Skit ですね。樹影という響き、言霊、文字霊から想起されたメロディー&サウンド。懐かしいドンカマのビート、そして小節ごとにヴィブラスラップが入るのは所謂ひとつのエキゾティック・サウンドをオマージュ。Ayesha と Scat してみました。

「The Roots」 作詞・作曲:CK
一昨年のアルバム『NOW』の候補曲で、メロディー的には「おおおおおおお!」って思ったんだけど、その時点でのデモ音源に今ひとつグッと来るものがなかったのでお蔵入りに。ところがこの曲をとても気に入ってくれてた Park 君のアレンジによって特別に大切な1曲となりました! お母様、お父様、ご先祖様を敬い、1億、2億の命のタネが愛の銀河を泳ぐ生命の神秘を歌った曲であります。

「ヨルノウロコ」 作詞:CK 作曲:CK & Park
これも Park 君が俺好みのコードを多用したトラック作ってくれて、これに押し出されるようにメロディーと歌詞世界が出て来ました。ウロコとは、例えば夜の夜を泳ぐ女性たちの煌びやかなスパンコールやラメのイメージ。生きてると色々あるし、出る杭は打たれるで叩かれたりもするけど「君らしくあればそれでいいんだよ」と、そんなメッセージです。

「Honmoku Funk」 作詞:CK 作曲:CK & Park
これもまた Park 君が俺を興奮させるトラックを作って来てくれて、アイデアが止まらなくなった末に生まれ出た曲。タワー・オブ・パワー、JB’S、MG'S など CKB に多大なる影響を与えたサウンドもまぶしつつ、CKB の故郷、横浜本牧 On My Mind な Local Funk に仕上がりました。リプライズの WAKABA さんのフレッド・ウェズリーばりのトロンボーン・ソロもめちゃ Funky!

「スカジャン・ブルース」 作詞・作曲:CK
僕が COOLS RC を脱退した’83 年に作ったデッドストック。アレンジを進めてるうちにどんどんヨコスカンな風景やら、いすゞベレット1600GT が雨の国道をゆっくり走る画が浮かんで来て、スカジャン仕様の和製ファンクとなりました。テツニと Ayesha をまじえてのマイクリレーにもグッと来ちゃうよ!

「おじさん」 作詞・作曲:CK
昔っからデニース・ウイリアムスの「It’s Gonna Take A Miracle」って曲が好きで、特にグッと来てたのがそのベースライン。このベースラインに押し出されて過去にも何曲作ったかわからないぐらい。CKB で言うなら「Japanese Night」、そして今回の「おじさん」って曲も然り。子供の頃、公園のベンチで中年のおじさんが肩を震わせて何かしいてるので「へんなおじさん!」って思ったけど、よく見ると実は泣いていたんです。そんな思い出がヒントになっていたりします。

「㐧二樹影 - eye catch -」 作曲:CK
こちらは「樹影 - eye catch -」のトラックに澤野君のフリューゲルをフィーチャー。子供の頃、TV で観た「△曜ロードショー」等のオープニングとかクロージング SE のような微睡みフィーリングを表現したいなと思ってそうしました。

「コウタイ」 作詞・作曲:小野瀬雅生
コウタイ。後退でも交代でも抗体でも光体でもある。魚のコウタイ(タイワンドジョウ科)もいて、ベトナム語では「多彩な」と云う意味もある。でも語りはフランスかぶれ。曲は二両連結。連結部のフィードバックは CKB では久しぶり。やりたい放題。世界はどうなってる。ウマウマウー。アイシテマス。

「ワイキキの夜」 作詞・作曲:CK
レコーディング中になんの前触れもなく突然浮かんだ曲。2006 年にコカ・コーラの CM で CKB でハワイに行った時にとても良くしてくれたビリーさんとブランドンさん(CKB「Honolulu BBQ」の歌詞にも登場!)のことを思い出しました!早くハワイのチャイナタウンで炒麺食べたい!あ、本牧にあるじゃん!MOON CAFE ならホノルル炒麺! BOOGIE CAFE なら本牧炒麺!

「こわもて」 作詞・作曲:CK
これは僕の大好きな俳優の某さん(近日中に言えるかな?)をイメージして生まれた曲。ドラム、ウッド・ベース、アコースティック・ギター、アコースティック・ピアノのみのシンプルな編成で録音。リズムや音の質感、モチーフとして漠然と浮かんだのはブルーベル・シンガーズや天知茂さんの歌唱でおなじみの「昭和ブルース」でありますが、それらを聴き直すのではなく、脳内の記憶のままにやってみました。今時、こんな楽曲、こんなサウンドやるバンドは絶滅危惧種かも。

「Almond Jelly * 杏仁豆腐 - Dessert -」 作曲:CK
これは1曲目「Almond」を Edit して作ったアウトロというか、デザートです!
以上、アルバム『樹影』のセルフライナーノーツ、御精読有り難うございました。
頑張って書いたんだから買ってね!イイネ!イイネ!イイネ!



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