韓国映画『モガディシュ 脱出までの14日間』撮影の裏側に迫るプロダクション映像とメイキングカットが解禁

2022年07月07日11時00分映画

7月1日に公開された2021年度韓国映画No.1の大ヒット作『モガディシュ 脱出までの14日間』はリドリー・スコット、マイケル・マン、マーク・フォスターらも本作を大絶賛しているが、モロッコオールロケーションの裏側に迫る映像&メイキングカットが解禁となった。



初日の7月1日は“映画ファーストディ”だったこともあり、朝早くから本作公開を待ちわびた多くのファンが劇場を訪れ、土日もメイン館の新宿ピカデリーでは満席が4回も出る盛況ぶり。SNSでも「予想以上の大傑作!」「モロッコでのロケがすごい」「マッドマックスばりの爽快感」「キム・ユンソク、ホ・ジュノの両大使、チョ・インソン、ク・ギョファンの両参事官の対比が絶妙」「ク・ギョファンがヤバかった」と絶賛のコメントが数多く挙がり、口コミも期待できるヒットスタートとなった。

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またハリウッドの名だたる監督であるリドリー・スコット、マイケル・マン、マーク・フォスターらも本作を大絶賛!「世界的に混乱が続くこの時期にこの映画を公開することは、素晴らしい選択だ!」(リドリー・スコット)、「なんという完成度!実に感銘深い作品だ」(マイケル・マン)、「『モガディシュ』はシンプルで親切な行動が命を救えるのだと教えてくれる。またこの感動的な作品は、より明るい未来を想像できるように私たちを鼓舞してくれる」(マーク・フォスター)、とそれぞれが熱いコメントを寄せている。

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そんな中、本作を観た多くの人たちが度肝を抜かれるのが、1990年当時のアフリカ・ソマリアの首都モガディシュを再現したロケーションのスケール感と、ソマリア政府軍と反乱軍など多くの現地キャストが必要となる暴動のシーンのリアルさ。 今回、モロッコで実施したオールロケーション撮影の裏側に迫るプロダクション映像とメイキングカットが解禁となった!



本作の舞台はソマリアだが、渡航禁止国家に指定されているため、代わりに異国的な風景を再現できる空間を探し出すために、4カ月間にも及ぶロケハンをアフリカで実施。その結果、実際にソマリアと似ている環境のあるモロッコの都市エッサウィラを最終撮影地に決めたという。映像冒頭、チョ・インソンが「モロッコのエッサウィラは、まるで私たちだけの村だった」と語るほど、モガディシュをそのまま再現したような街並みが広がり、まずそのスケール感に圧倒される。さらに市場やデモ行進、暴徒に襲われ逃げ惑う夜間シーンなど現地キャストを集めた撮影もリアルさが半端なく、キム・ユンソクも「どこを撮ってもヴィジュアルが素晴らしかった」、ホ・ジュノも「制作と美術チームに拍手を送る。彼らは完璧に街を再現した」と賛辞を惜しまない。またモガディシュから1kmの場所に組まれたという美術セットのディテールも見事で、ク・ギョファンも「私たちの頭の中にあったイメージよりもさらに実際の空間はリアルに再現された」と振り返り、俳優たちが演じるそれぞれのキャラクターだけでなく、風景そのものが映画の中のひとつの主人公の役割を果たしているともいえよう!

また、リアリティはセットだけでなく、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『ボーン・アルティメイタム』『グラディエーター』など様々な作品で活動してきたロケーションマネージャーのムハンマド・ベンハマーマーンのノウハウにより、「ソマリア軍がどんな訓練を受けて、どんなふうに攻撃するのかをすごく細かく誠実に再現してくれた」とリュ・スンワン監督が説明。韓国スタッフと経験豊かな現地スタッフが共に作り上げていく撮影の裏側も垣間見られ、またあわせて解禁になったメイキングカットも必見!これほど大規模なロケーションを海外で実施することができる韓国映画の底力にスクリーンで圧倒されること間違いなしだ。

監督:リュ・スンワン 
出演:キム・ユンソク、ホ・ジュノ、チョ・インソン、ク・ギョファン、キム・ソジン、チョン・マンシク
原題:모가디슈ESCAPE FROM MOGADISHU/2021年/韓国/カラー/121分/シネスコ/5.1ch/字幕翻訳:根本理恵
(c)2021 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS & FILMMAKERS R&K All Rights Reserved.
提供:カルチュア・エンタテインメント 
配給:ツイン、 カルチュア・パブリッシャーズ  宣伝プロデュース:ブレイントラスト

映画公式サイト
Youtube『ESCAPE FROM MOGADISHU』トレーラー(日本語字幕なし)

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