視聴率急上昇!「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」第2-4話あらすじ:可愛すぎるパク・ウンビンにカン・テオ釘付け?

2022年07月12日21時53分ドラマ
Netflixシリーズ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』独占配信中

パク・ウンビンが自閉スペクトラム症を持つ弁護士を演じる法廷ヒューマンドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」が6月29日(水)から水木ドラマとしてENAチャンネルで放送を開始、同時にNetflixでも配信中だ。回を重ねる毎に視聴率が急上昇している本作の第2話から第4話までのあらすじと見どころを振り返ってみよう。



「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(全16話予定)はIQ164の天才的な頭脳を持った自閉スペクトラム症を負うウ・ヨンウ(パク・ウンビン)が、大手法律事務所で新入弁護士として様々な事件を通して成長していく物語だ。

■第2話あらすじ「脱げたウェディングドレス」
大企業の会長の娘と、財閥グループの御曹司の結婚式が盛大に行われる中、退場の際に新婦のウェディングドレスがずり落ちるというハプニングが起きる。新婦の背中に大きな観世音菩薩の刺青があった事から、両家の関係は気まずくなり、新婦の父親であるキム会長(ユン・ジュサン/特別出演)が、式場を相手に訴訟を起こそうと法律事務所「ハンバダ」を訪れた。

事件を担当したヨンウ(パク・ウンビン)は、新婦ファヨン(ハヨン/特別出演)の話から、結婚がファヨンの意思ではなく、資産目当ての父の意思だった事を知る。調べていくうちに、式の当日にドレスが破れ、業者が無断で大きいサイズの似たデザインのドレスを用意していた事、結婚のお祝いに新郎の祖父が土地を譲渡する約束をしていた事が明らかになり、「式場の不手際で貰えるはずの数百億ウォンの土地が貰えなくなった」という主張が認められ、当初10億の慰謝料を要求していたキム会長は33億もの示談金が貰えると大喜びするが、父を止めたいファヨンは密かにヨンウに相談する。結局、ファヨンは訴訟の取り下げを申し出て、父からの精神的な独立を果たす。怒り心頭のキム会長を黙らせたのは、娘が本当に愛する相手が同性だった事だった。

■見どころ
第2話では財閥同士の財産目当ての結婚という、ドラマによくあるエピソードに沿いながらも、宗教や同性愛など社会でタブー視されがちなトピックが盛り込まれ、深みのあるストーリーが描かれた。観世音菩薩の刺青が破談騒ぎのきっかけになるというのも、経験なクリスチャンが多い韓国ならではの宗教事情が繁栄されていて面白い。

ウヨンウウヨンウ「結婚」がキーワードになった今回、ヨンウの父グァンホが、娘が自閉スペクトラム症を抱えながらも結婚できるのだろうかと心配するシーンが登場し、「親ならそういうところも心配するよね」と、自閉スペクトラム症についての新たな視点を与えてくれた。

ヨンウとジュノ(カン・テオ)の関係もこのドラマの気になる見どころのひとつだ。第2話では、新婚カップルを装って、ドレスに不備がなかったか確かめるシーンが登場するのだが、純白のドレスに身を包んだパク・ウンビンがとにかく美しい。そんな姿にジュノが見惚れる場面は、二人の関係が恋愛に発展していく可能性も予感させる必見のシーンだ。



■第3話あらすじ「ペンスでいきます」
大企業の会長夫婦が帰宅すると、そこには血まみれで息絶えた長男と、彼を殴り続ける次男の姿が…。息子が被害者と被疑者になってしまった会長夫婦は「ハンバダ」に次男の弁護を依頼するが、次男はヨンウと同じ自閉スペクトラム症を抱えていた。

「死ぬ、やめろ」と繰り返すばかりで、なかなか心を開いてくれない次男ジョンフン(ムン・サンフン/特別出演)と対話をする為に、悩み抜くヨンウ。人気のペンギンキャラ「ペンス」の歌やラップを歌い、ジョンフンの心を開く事に成功したヨンウは、長男が自殺を図り、ジョンフンがそれを止めようとしていた事実に気づくが、両親は優秀だった長男が自殺を図った事を法廷で明かされる事に抵抗を示す。

裁判ではジョンフンの心身衰弱を訴えるヨンウだが、同じ自閉スペクトラム症という事で一括りにされ、担当から外されてしまう。一方、ヨンウと一緒に捜査をしていたジュノも、偶然再会した大学時代の後輩からボランティア活動をしていると誤解され、ヨンウを傷つけたのではないかという自責の念に悩まされる。

裁判はジョンフンの殺人の疑いが晴れ、順調に進んでいくが、ヨンウは常に障碍者として見られてしまう自分の非力さを痛感する。

■見どころ
第3話ではヨンウが容易に乗り越えられない壁にぶつかる様子が描かれた。人々が彼女に抱く「偏見」だ。作中ではヨンウと同じ自閉スペクトラム症の弟が兄を殺す事件が世間に知れ渡るや、「どうせ無罪」「自閉症は殺人免許」といった心無い言葉を浴びせられ、弁護に当たったヨンウも同じ障碍を抱えているという理由で、検事から差別的な言葉を浴びせられた。また、ナチスドイツの時代に、障碍者が「生きる価値がない」と選別されていた事が語られ、長年根付いてきた生々しい偏見の実態が語られた。

また、自閉スペクトラム症の子供を持つ親の葛藤が描かれるなど、真面目な物語が描かれた一方、被告の心を開く為にEBSの人気ペンギンキャラクター「ペンス」のラップを披露して踊るパク・ウンビンの姿が心温まる。

優しさと同情、多様性の受容と特別扱いなど簡単には解決できないジレンマが描かれ、ストーリーが深みを増した第3話は、これまで全国視聴率0.9%、1.8%と低調な滑り出しから一気に4.0%まで視聴率を上げた。

■第4話あらすじ「3兄妹の対立」
事件の担当を外された事から自信を失って、退職願を出したヨンウ。一方、彼女の才能を買っていたミョンソク(カン・ギヨン)は退職願を処理出来ずにいた。同じ新人弁護士のミヌ(チュ・ジョンヒョク)は、無断欠勤扱いのヨンウが咎められない事に疑問を抱く。

父ののり巻き屋を手伝っていたヨンウのもとに、唯一の友達であるトン・グラミ(チュ・ヒョニョン)が助けを求めてやって来る。江華島に住む彼女の父ドンサム(チョン・ソギョン/特別出演)が二人の兄に騙されて、祖父から譲り受けた土地を不当に分配されたというのだ。ヨンウに弁護士として復帰して欲しい父グァンホは二人を連れて江華島へ向かい、そこで、二人は高校時代の出会いのきっかけを振り返る。

これ以上、弁護をするつもりはないヨンウは「ハンバダ」を紹介するが、土地を分配するという同意の覚書に一度サインをしてしまった以上、裁判で覆す事は難しいと難色を示すミョンソクは、ヨンウが自分で解決するように煽る。

たった一人の友達の為に再び弁護を決意したヨンウだったが、事件は証拠に乏しく、唯一の証人も兄達に買収され、法廷で嘘の証言を始める。絶対絶命のピンチに陥ったヨンウは、「証拠がない」事を逆手に取った大胆な作戦を思いつく。

祖父の法事が行われる中、泥酔状態で現れたグラミは、土地目当てに父を騙した二人の伯父を批判する。激昂した長兄のドンイル(コ・インボム/特別出演)がグラミを殴り、法事会場は大乱闘となり、警察が動く騒ぎに。

民法556条では財産の贈与を受けた者が、贈与者や家族に犯罪を行った場合、贈与の取り消しが認められていた。これに目をつけたヨンウの作戦のおかげで、土地の分配は取り消される事になる。当然、伯父達の弁護人は仕向けられたと反発するが、証拠はどこにも無かった。こうして土地を取り戻したドンサムだが、兄達と同じような人間にならないようにと三兄弟で分配する事を提案する。

ヨンウは、これまでの無断欠勤を有給休暇扱いとして、弁護士として復帰する。

■見どころ
第4話では唯一の親友グラミとの出会いや、ヨンウの高校時代が描かれた。その中で、ヨンウがいじめを受けて江華島の高校に転校し、そこでも同級生からいじめられ、教師からも疎まれていた過去が明かされた。

前回がシリアスに描かれた反面、第4話ではコミカルな場面も多く、グラミの父達3兄弟がそれぞれ数字の一二三を含む、「ドンイル」「ドンイ」「ドンサム」なのに対して、名付け親の祖父は「ウォンビン」(グラミいわく名前だけめちゃくちゃイケメン)というくだりも思わず笑ってしまう。

また、エピローグではグァンホのもとを訪れた「ハンバダ」代表のソニョン(ペク・ジウォン)が、ヨンウの写真を見て「母親にそっくりだ」とつぶやく場面が登場する。男手ひとつで育てられてきたヨンウ。彼女の母親とは一体何者なのか?新たな展開にストーリーへの期待が膨らみ、全国視聴率はスタート以来最高の5.19%を記録した。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は2022年6月29日(月)からENAチャンネルで放送されNetflixでも6月29日から配信中だ。

■スタッフ
演出:ユ・インシク
脚本:ムン・ジウォン
原題:이상한 변호사 우영우(イサンハン ビョノサ ウ・ヨンウ)

■キャスト
ウ・ヨンウ役:パク・ウンビン
イ・ジュノ役:カン・テオ
チョン・ミョンソク役:カン・ギヨン
クォン・ミヌ役:チュ・ジョンヒョク
チェ・スヨン役:ハ・ユンギョン
トングラミ役:チュ・ヒョニョン
ハン・ソニョン役:ペク・ジウォン
テ・スミ役:チンギョン
ウ・グァンホ役:チョン・ベス
キム・ミンシク役:イム・ソンジェ
ほか

■放送予定
配信開始:2022年6月29日〜
エピソード数:全16話予定

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