韓国ドラマ「緑豆の花」迷子にならないために押さえておくべき13人の登場人物・キャスト紹介と相関図

2022年07月25日21時00分ドラマ
画像:©SBS

19世紀後期、世界の歴史をも揺るがした農民たちの反乱の中で、運命が変わってしまった異母兄弟(チョ・ジョンソク×ユン・シユン)の過酷な運命を描く韓国本格時代劇「緑豆の花」を視聴するために、押さえておくべき13人の登場人物と演じた俳優をご紹介、日本版予告動画はYoutubeにて視聴できる。



「緑豆の花」は1894年、東学農民革命(甲午農民戦争)の歴史の中で農民軍と討伐隊に分かれて戦わなければならなかった異母兄弟の波乱万丈なヒューマンストーリー。【「緑豆の花」を2倍楽しむ】では時代背景や各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などまとめて紹介していく。

【メインキャラクター紹介】■役名、★俳優名
■ペク・イガン
mame東学軍別動隊長。悪名高い下っ端役人(ペク・カ)と使用人(ユウォル)の間に生まれた庶子。“あれ”と呼ばれ汚れ仕事を任されて育つ。父に認められるため同じ道を歩んでいたが、民が苦しむ姿を見てチョン・ボンジュンと共に国を変えるため立ち上がる。恐れを知らぬ性格で敵に銃を突きつけられても突き進む。 
★チョ・ジョンソク(1980年12月26日生)
※その他出演作:「賢い医師生活」「トゥー・カップス~ただいま恋が憑依中!?~」「嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~」「ああ、私の幽霊さま」
本作で2019 SBS 演技大賞の中編ドラマ部門最優秀賞に輝く。


■ペク・イヒョン
まめイガンの異母弟。ペク家の末っ子で本妻(チェ氏)の嫡子。思慮深く兄想いの優しいエリート。幼い頃から民から搾取する父親の悪事を目にし、米俵を密かに配って罪悪感から逃れていた。日本に留学し、日本を朝鮮のロールモデルと信じ維新を夢見る。留学後、民乱により家が没落し師匠であるファン・ソクジュに裏切られる。東学農民運動の討伐隊として銃を手に“鬼”と呼ばれるようになり、ファンへの復讐心と良心に葛藤する。
★ユン・シユン(1986年9月26日生)
※その他出演作:「ヒョンジェは美しい」「トレイン」「サイコパス ダイアリー」「親愛なる判事様」「不滅の恋人」


■ソン・ジャイン
まめ日本の商人との仲介貿易で急成長している商人。商団「全州旅閣」の客主(主)。冷静な判断力とカリスマで商団を率いている。一見優雅で物静かに見えるが、自分の意見ははっきり言う物怖じしない性格。商売をしながら、時と場所によって物の価値が変わり、世の中も変わるという事を自然と学んだ。計算づくでない「그냥(クニャン)=何となく」というイガンに惹かれ、チョン・ボンジュンの蜂起した農民運動に巻き込まれていく。
★ハン・イェリ(1984年12月23日生)
※その他出演作:「ホームタウン」「私たち、家族です~My Unfamiliar Family~」「スイッチ~君と世界を変える~」「恋のドキドキ♡シェアハウス/2」
本作で2019 SBS演技大賞の中編ドラマ部門優秀賞に輝く。


■チョン・ボンジュン
まめ愛称は緑豆将軍。東学農民運動を率いた民衆の英雄。没落した両班の子孫。頭脳明晰で先見の明と熱い心を持つ。民が苦しむ姿を見て東学に革命の可能性を見出す。父親のチョン・チャンヒョクが郡守(役人)チョ・ピョンガプの横領を非難してむち打ちに遭い殺されて以降、燃え上がる怒りを抑えながら蜂起の機会をうかがっている。
★チェ・ムソン(1968年1月12日生)
※その他出演作:「ミスター・サンシャイン」「刑務所のルールブック」「番人!~もう一度、キミを守る~」「恋のスケッチ~応答せよ1988~」「奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-」


■ペク・マンドゥク/ペク・カ
まめ全羅道の吏房(イバン=各地方の長官の元で人事を無給で担当する下っ端役人)。本名はペク・マンドゥク。私欲を肥やすために上官を丸め込め民には横暴を働く。幼い頃は貧しい暮らしを強いられ役人になることだけを夢見てきた。吏房になった時には既に国は腐敗しており、税金着服、収賄、高利貸金など不正に手を染めながら30年間生きてきた。息子のイヒョンがさらに高位役人になることを熱望し、庶子のイガンに支えさせようとする。
★パク・ヒョックォン(1971年7月11日生)
※その他出演作:「L.U.C.A.:The Beginning」「人間レッスン」「輝く星のターミナル」「六龍が飛ぶ」「馬医」


■チェ・ドッキ/チェ行首
まめソン・ボンギルの義兄弟でソン・ジャインが運営する客主の行首。ジャインに影のように随行する実直な男。荒々しい外見で気性も激しいが、ジャインの前では常に笑みをたたえておとなしい。武芸に秀でかつては軍で活躍していたが、12年前に起きた兵士の反乱(壬午軍乱)をきっかけに軍を去る。その後、ソン・ボンギルに出会い行商人となる。
★キム・サンホ(1970年7月24日生)
※その他出演作:「マイネーム: 偽りと復讐」「アリス-運命のタイムトラベル-」「番人!~もう一度、キミを守る~」「キスして幽霊!~Bring it on, Ghost〜」「剣と花」


■ユウォル
まめペク家の使用人だったが、ペク・カに襲われイガンを出産。学はないが善良で強靭な精神の持ち主。本妻たちから冷遇されている息子のイガンを不憫に思い、イガンに自分の道を歩いてもらいたいと願っている。イガンが東学軍として活動することえお誇らしく思っており、その切っ掛けを作ってくれたチョン・ボンジュンに感謝している。
★ソ・ヨンヒ(1980年6月13日生)
※その他出演作:「トラップ 最も残酷な愛」「3度結婚する女」「善徳女王」「ヨメ全盛時代」


■ファン・ソクジュ/ファン進士
豆イヒョンの師匠。チョン・ボンジュンとは同門で学んだ親友。貧しい家庭で育つが両班の品位と自尊心を守ろうとする。徳があり慕われている進士(科挙合格者)。かつては夢を見ていたが腐敗した世に失望し隠居生活を送り学問に精進している。親日の開化派を嫌い、身分制度にもこだわる保守的な政治観の持ち主。イヒョンを弟子としては好ましく思っているが、妹の婿としては認められず…。
★チェ・ウォニョン(1976年1月10日生)
※その他出演作:「あなたに似た人」「僕のヤバイ妻」「アリス-運命のタイムトラベル-」「サンガプ屋台」「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」「花郎(ファラン)」


■ファン・ミョンシム
まめファン・ソクジュの妹。純粋で気立てのいい女性。恋愛小説を読みながらロマンを夢見ている。物心つく頃から兄の愛弟子であるペク・イヒョンを慕ってきたが、身分の違いから想いを打ち明けられずにいる。ペク家との婚姻を阻止するためにイヒョンを不幸にした兄を許せなく思っている。
★パク・ギュヨン(1993年7月27日生)
※その他出演作:「ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~」「悪魔判事」「ロマンスは別冊付録」


■チェ・ギョンソン
まめ‟チョン・ボンジュンの影”と呼ばれる側近。蜂起から死の瞬間までチョン・ボンジュンと苦楽を共にし、別動隊を指揮する大将(接主)。馬鹿正直で度胸が強く武芸に秀でている。民を苦しめてきたイガンが別動隊に入ってきたことに不満を抱いているが、機転が利き男気のあるイガンを認めるようになるが…。
★ミン・ソンウク(1979年9月22日生)
※その他出演作:「花様年華~君といた季節~」「アバウトタイム~止めたい時間~」「ここに来て抱きしめて」「あなたが眠っている間に」


■ヘスン
まめ僧侶出身。チェ・ギョンソン部隊員。大柄で険しい外見とは裏腹に温厚な人柄。口数が少なく思慮深い。悟りを得ようとヘスンという法名で出家するが、俗世に対する煩悩が残っている。東学と出会い、木魚を鉄砲に持ちかえる。テッキョン(朝鮮に伝わる民間武術)の達人。医術も心得ており負傷者の治療を引き受ける。人望もあるがリーダーになるのは嫌がる。
★アン・ギルガン(1966年8月24日生)
※その他出演作:「ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~」「テバク不動産」「恋の始まりは出馬から!?~すべき就職はしないで出師表~」「テバク ~運命の瞬間(とき)~」「チュノ~推奴~」「善徳女王」


■ボドゥリ
まめチェ・ギョンソンの狙撃隊員。幼い頃からチリ山を走り回りたくましく育つ。父が民乱で命を落とすと、父の遺品の銃を手にチェ・ギョンソンに出会い東学に入道する。役人たちの汚職に対して恨みを抱えている。口数が少なく内気な性格だが、革命のためには迷いのない女戦士。イガンと行動を共にするうちに、彼を認める。
★ノ・ヘンハ(1990年4月10日生)
※その他出演作:「波よ 波よ~愛を奏でるハーモニー~」「いつも春の日」「W-君と僕の世界-」


■ボンゲ
まめチェ・ギョンソンの部隊の伝令係。小柄だが足が速い。部隊の末っ子だが、子供扱いされるのを嫌い自尊心が強い。ボドゥリを姉のように慕っている。古阜出身でイガンのせいで家族が苦しめられたことでイガンの東学軍入りを快く思っていなかったが…。
★ビョンホン/元TEENTOP L.JOE(1993年11月23日)
※その他出演作:「花様年華~君といた季節~」「僕を溶かしてくれ」「潜入弁護人~Class of Lies~」「タンタラ~キミを感じてる」


SBS「녹두꽃」番組サイト
 2019年4月26日~7月13日(全24話(48部作×30分))
公式サイト
 DVD-BOX1~3 発売中
予告編

kandoratop【作品詳細】【「緑豆の花」を2倍楽しむ】