「還魂」第13話あらすじと見どころ:世子のトキメキがイ・ジェウクを助ける!ムドクを賭けた最後の対戦相手は?

2022年07月31日08時00分ドラマ
Netflixシリーズ『還魂』独占配信中!

イ・ジェウクとチョン・ソミン主演の韓国tvNの新土日ドラマ「還魂」(全20話)第13話が7月30日放送され、Netflixでも独占配信された。ネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。

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「還魂」は、水を操る術で栄え、歴史にも地図にも存在しない大湖(テホ)国を舞台に、魂を変える“還魂術”によって運命がねじれた主人公たちがこれを乗り越え、成長していくファンタジーロマンスドラマだ。⇒【各話のネタバレあらすじと見どころ】

■キャスト
チャン・ウク役:イ・ジェウク
ムドク(ナクス)役:チョン・ソミン(コ・ユンジョン)
ソ・ユル役:ファン・ミンヒョン(NU’EST)
パク・ダング役:ユ・インス
パク・ジン役:ユ・ジュンサン
キム・ドジュ役:オ・ナラ
チン・ム役:チョ・ジェユン
チン・ホギョン役:パク・ウネ
世子コ・ウォン役:シン・スンホ
 ほか

■第13話あらすじ
繐竹院。ホ・ヨンが石化した還魂人を生き返らせようとしてることで、ユルは暴走した還魂人を普通の人間に戻そうとしているのかと思ったが、パク・ジンから話せる程度にするだけで、暴走した還魂人は化け物、人の気を吸うか石化するかのどちらかだと聞かされ落胆する。それでも氷の石で換水の力を得れば阻止できるでのはないかと聞くユルに、できるがそれは人間が持ってはいかない力だと、パク・ジンはキッパリと言い切る。

天附官。チン・ムはブヨンが生きていれば天の気まで操る偉大な信女になっていただろうと20年前のことを想う。一方、数星台の部屋では、キム内官の気を吸ったムドクは、自分が暴走したかと怯える。そんなムドクをウクがしばらく抱きしめ、二人とも無事だったことで暴走していないと安心させる。その時、水の気でしか開けられない数星台の上が開き、ムドクに水の気が戻ったことがわかる。そこに、雷が数星台に落ち追魂香の煙が漂い、ムドクの目がまた見えなくなる。天附官から脱出は不可能。そこでウクは、世子をトキメかせて天附官に呼び出そうと思いつく。

部屋に戻ってきたチン・ムは石化したキム内官を見てウクが結界を破ったと気づき、石化したキム内官を秘密に部屋に隠すようヨムスに命じる。ウクがまだ部屋にいると勘付いたチン・ム。ウクは世子が陰陽玉の引力でやってくるまでの時間稼ぎをする。狙い通り世子がやってきて、数星台で起きたことを話すが、キム内官の石化した遺体がないだけに信じてもらえない。雷音を聞きつけてパク・ジンとホ・ヨンもやってきて、改めて還魂人がいたことを話す。ところが、ウクが還魂人だったと証言したキム内官が、王妃のお供でやってきたために、ウクは勘違いだったと前言取り消しするしかなかった。

ウクを松林と天附官のどちらで罰するかで揉めるが、ムドクの機転のお陰でウクは松林で厳罰に処すことになる。だが世子は天井が閉じている数星台に雷が落ちたことは解せない。部屋に治水の域の術士がいなければありえないと考える。

その頃、チャン家では導師とドジュがチョ・チュンと娘チョ・ヨンについて話していた。娘を捜しに行ったチャン・ガンが、20年間も見つけられないのは娘が死んだ証拠で、その後もチャン・ガンが帰ってこないのはほかに理由があるからだと話すドジュ。20年前に娘が見つかっていばチャン・ガンの罪の意識も薄れたはずと導師。親友と言えども邪術をつかったチョ・チョンを罰するのは当然のこととチャン・ガンをかばうドジュ。それでも2人を哀れに思ったドジュは供養することに。ドジュの心根が優しいと感心する導師に、娘の悪霊がウクに取り付いては困るからだと話し、もし娘の魂がウクの傍にいたらお祓いをすると言う。

ムドクの機転をずるがしこいと言いながらも誉めるパク・ジンは、還魂人がいたというウクの言葉も信じていた。キム内官は氷の石で生き返らせたに違いないとのウクの考えにも同感し、氷の石が天附官にあるはずだとにらむ。氷の石が還魂人の暴走を防ぐと確信したウクは喜ぶが、パク・ジンは殺すべき還魂人を生かしてしまうからこそ必ず消すべきだと語気を強める。そしてウクにしばらく家で謹慎するように勧める。ウクはパク・ジンより先に氷の石を見つけようと決意し、氷の石を持っている団主の正体が“あの人”だと確信する。

ウクの想像通り、キム内官は駆けつけた王妃が氷の石で生き返らせたが、用が済んだと再び石化させられて殺されていた。王妃はウクを甘く見たチン・ムを叱責し、チン・ムは平凡な若者がある時期から急変したことで、だれがウクを変えたのか考える。

帰路、タニャン谷の話をするうえで、ムドクはやはりユルを想っていると勘違いするウク。しかもムドクは今後ウクと二人っきりになるのを避けると言い出す。だがその理由が、ウクを襲うがもしれないとの怖れからで、「逃げても自分を斬っても構わないが、お前を食ったら私は耐えられない」と、やっとムドクの本音を聞く。ムドクの「食われるな」が、ウクの「会いたい」の告白に対する答えだと受け取ったウクは心が震えるほど喜び、絶対に食われないようにし、必ず氷の石を見つけると約束する。

一方、松林に戻ったパク・ジンは数星台の修理の名目で、ユルたちにチン・ムの行動を見張るよう指示する。ユルは天附官に同行していたサンオに還魂人が人間に戻ったことや、その時のウクの様子を子細に訊ね、ウクが氷の石の力を直接見たこと、氷の石を消すことに反対していたようだと知る。

家に戻ったウクたちは導師がいることに驚く。導師は敬天大湖での釣りにウクを誘う。対決の修行を理由に一度は断るウクだが、それが水の気を餌にする金縢魚(クムドゥンオ)を釣り上げるもので、治水を会得するための修行だと気づいたムドクはウクを釣りに行かせる。
※術士のレベル:集水⇒流水⇒治水⇒換水(神の領域)。詳細は3-4話で。

石化したカン客主をまだ生き返らせることが出来ず、パク・ジンはナクスが殺した家を鎮妖院の妖器で探しだしてもらおうと、ダングとサンオを連れて鎮妖院に出向く。入り口で天附官から送られてきた目の見えない娘たちが大勢出入りしているのを目撃する。昨夜の天附官のことをチン・ホギョン院長はチン・ムから聞いて知っていた。しかも嫌悪していたパク・チンを我が弟と呼び、長らく友好関係を保ってきたが松林を敵視し、パク・ジンの頼みを断る。チン・ムが長女ブヨンを捜す条件かと聞くパク・ジンに、鎮妖院は松林の下人ではないと言い返すホギョン。

その頃、ソイは完璧なブヨンになるために、チン・ウタクの指導の下、ブヨンの特徴的なホクロや古傷まで体に刻んでいた。だが、このホクロや傷はムドクにはもともとあった。

敬天大湖。術では導師にかなわないウクだが、こと恋心についてはウクが一枚上手。導師がドジュに首ったけなのを知ってからかう。導師はドジュへの想いをごまかすが、逆にムドクのことを訊かれたウクは「好きです」と堂々と宣言。ドジュには好きな人がいるからあきらめろというと、導師はムドクはユルが好きと言い換えし、繐竹院でパク・ジンと導師との会話を盗み聞きしていたことを知っていた導師は、ユルの恋心からナクスのことが分かったと教え、今日はナクスの供養をするから早く帰れと指示する。

その頃、ドジュが準備しているのが自分と父親の供養だと知ったムドクは、ドジュに感謝し、祭壇の前で涙を流す。そんなムドクをユルが見つめ、そのユルをウクが見ていた。その後、ウクに松林に戻って来いとパク・ジンからの言葉を伝言したユルは、治水を会得したことが父に知られてしまったのでもうすぐ西湖城に戻らなければならない。西湖城に戻るとき、連れて帰りたい人がいると伝える。祭壇の前で涙するムドクを切なそうに見つめていたユルを見ていたムドクは、帰るときに連れて行きたいのがムドクだと察する。

松林に戻ったウクは最後の対決に臨む。ところが対決の前に世子は、今回の対決の勝者には金蛙ではなく、ムドクを与えると発表。しかも対決相手は…ユルだった。



■見どころ
13話は、世子のトキメキとムドクの機転で天附官から脱出でき、世子とムドクの賭けでウクが戦う最後の対戦までが描かれた。ユルがなんとしても故郷に連れ帰りたいのは、ムドクを通したナクスへの恋心からなのか、氷の石で還魂人のムドクを助けようとするウクを止めるためなのか?どちらにせよ、ユルは松林一強く、治水の域まで達している。敬天大湖では、視聴者は本物の魚を釣り上げたところしか見ていない。果たしてウクはその後、金縢魚を釣り上げたのか?

一方、目隠しをしたムドクをみて20年前のブヨンを思い出すチン・ム。ブヨンのホクロや傷はムドクにあったことで、ムドクがチン・ブヨンだと視聴者は確信したはず。またソイがブヨンになる理由がまた一つ増えた。ユルだ!

そして今回一番の見どころはなんといってもムドクとウクの橋の上の会話。やっと両想いと確信したウク。ウクはユルに勝つことができるのか?

全20話予定で描かれるこの夏期待のスペクタクル作品「還魂」はtvNで6月18日(土)からスタートし、毎週土日の夜9時15分から放送、Netflixでも独占配信中だ。

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kandoratop【作品詳細】【「還魂」を2倍楽しむ】