「競争の番人」なぜか運動神経がない役が多い坂口健太郎!杏は因縁の相手に強硬な態度をとる!第4話ネタバレと第5話予告

2022年08月02日10時27分ドラマ
@フジテレビ

フジテレビ・月9「競争の番人」の第4話8月1日に放送され、大企業による下請けいじめの話が展開された。「おかえりモネ」の菅波先生も今回の小勝負もボールをとれない坂口健太郎に注目が集まった。8月8日(月)よる9時から、アレス電機への立ち入り調査が開始される第5話を放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



新川帆立原作の「競争の番人」の第4話は8月1日に放送された。第1話から第3話までは談合に関する話で、第4話からは世界的大企業である「アレス電機」による優越的地位の濫用、つまり下請けいじめに関する話が始まった。厳しい納期、下げられる単価、いわれなき返品、支払期限の延期、無償労働の提供の強制などなどだ。実際に働いている人にとっては、たいていどこでも何かしら経験のあることだが、頻度と度合いによっては公正取引委員会の調査対象となる。

そして、なんといっても、この「アレス電機」には白熊(杏)が公取に飛ばされた原因となった事件に関連している人物・柴野竜平(岡田義徳)がいて、警察も検察も「アレス電機」への調査を「上」が阻止しているのだ。8月1日に放送される第4話で、その理由が判明するのか?第4話では、柴野にさらに横領の疑いがかかる。柴野は公取が追う下請けいじめ、警察が追う刑事事件、検察が追う横領といったいいくつの罪に関係しているのか?

第4話で、息子が野球少年である風見慎一(大倉孝二)が息子の応援をダイロクメンバーにしてもらおうとお揃いのユニフォームやボールを持ち込む。そこで小勝負にボールを投げるのだが、なぜか取れない。そのシーンをみて、2021年春から放送されたNHK朝ドラ「おかえりモネ」でヒロインのモネ(清原果耶)が投げる果物を取り損ねるシーンを思い出した視聴者も多かった。なぜか、ボールを取り損ねる役が回ってくる坂口健太郎だが、実際には中高でバレー部で活躍していた運動神経抜群の人だ。

■サイン入り原作本プレゼント
原作者の新川帆立さんサイン入り原作本を30冊プレゼントする企画が始まった。番組公式サイトで8月7日までに応募が可能となっている。

■前回:第4話ネタバレあらすじ
小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たちは新たに世界的な電機メーカー「アレス電機」の優越的地位の濫用、いわゆる下請けいじめを調べることになった。

「アレス電機」の役員の中に白熊が強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした柴野竜平(岡田義徳)がいることに気が付いた。しかし、警察は強盗殺人事件の捜査を中止していた。白熊は今度こそ柴野を捕まえることが出来るかもと意気込むが、今は公取委の身なので捜査は出来ない。本庄(寺島しのぶ)は、柴野は下請けいじめの中心人物と目されているが、強盗殺人という重大事件に関わっている可能性があると分かった以上、公取委での調査は出来ないと言う。

緑川瑛子(大西礼芳)が白熊の情報を警察に伝えるが警察は動かず、検察も上層部に止められた。桃園千代子(小池栄子)は六角洸介(加藤清史郎)に、父親の敦夫(羽場裕一)に聞いてみてと軽口を叩く。敦夫は検察庁の幹部なのだ。ともかく、本庄は、警察も検察も捜査していないならと、「アレス電機」の優越的地位の濫用についての調査開始を告げる。

下請けを回るとそこには「アレス電機」からの返品の山があったり、単価引き下げ要求などがあることがわかる。しかし、ほとんどの下請け業者は「待ってくれ」という。たぶん、「アレス電機」に逆らうと仕事を回してもらえなくなることを恐れているのだ。ただ、小勝負は『丸川製作所』の丸川俊春社長(吉沢悠)だけは困ったことはないと断言したことに違和感を覚える。

そんな中、なんと柴野のほうから公取にやってきた。下請けが自発的に値段を下げたといい、念書まで持ってきた。柴野は白熊の顔を覚えていて「善良な市民を誤って捕まえてここに飛ばされたのか」という。白熊は頭にきて刑事時代の取り調べのような強硬な態度にでてしまう。柴野が帰ると、ダイロクに下請け業者から次々を調査は不要だというメールが入る。誰かが取りまとめしていると考え、それが丸川ではないかと思い、再度、丸川のもとに出向いた。

実は丸川と柴野は少年野球でバッテリーを組んでいた友達なのだ。柴野を助けようとする丸川は下請けを率先して取りまとめていた。しかし、柴野に対する不満は業者の中で募っていた。丸川は板挟みの苦しい立場に置かれていたのだ。

小勝負はなんと「丸川製作所」に立ち入り検査をする。丸川製作所は値下げに応じるから、他の下請けの値下げはやめてくれるように頼んだ誓約書を見つけた。自らが犠牲になっていたのだ。

少年野球の試合を見ていた丸川に小勝負と白熊は「正々堂々と戦いたいのでは?」を詰め寄る。さらに、他の下請け業者は丸川が犠牲になっていたことを知り、みんなで公取に調べてもらおうといいだした。すべての業者の意思が統一されたのだが、1社の仕事が切られてしまった。アレス電機からの「みせしめ」だ。さらに、敦夫はアレス電機の調査をしないように圧力をかけてきた。


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■第5話あらすじ
小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たちダイロクは、「アレス電機」の下請け会社をまとめていた丸川俊春(吉沢悠)の協力を得る事に成功し、各社の証言も得た。しかし、ダイロクに六角洸介(加藤清史郎)の父親で検事の敦夫(羽場裕一)と駒場直樹(小松和重)が現れ、下請けいじめの重要人物にもなっている「アレス電機」の重役である柴野竜平(岡田義徳)に横領の疑いがかかっているという。検察の捜査を優先させてくれという敦夫の言うことを聞くしかないと半ば諦め気味の風見慎一(大倉孝二)だが、本庄聡子(寺島しのぶ)は検察の捜査の邪魔はしないと断わる…。

数日後、ダイロクは立入検査に出向く。しかし、検察が踏み込んで来て、資料などを差し押さえてしまう。検察は下請けいじめ調査に必要な資料は渡すと約束したのだが、ほんのわずかな資料しかくれなかった。小勝負は留置品にあった雑誌に興味を引かれている様子。そんな中、極秘なはずの立ち入り検査の情報が、なぜ検察に情報が漏れていたのかを桃園千代子(小池栄子)が疑う。立入検査の日取りを知っていて検察とつながりのある人物とは・・・?

そんな中、『アレス電機』が新たに下請け30社に発注書を出した。スケジュールも厳しく、単価もさらに下げられている。白熊は公取に協力した報復を疑った。ダイロクメンバーたちは下請け業社が受注しないよう願うのだが、すでに丸川は引き受けていた。

フジテレビ7月11日スタート、月9「競争の番人」。出演:杏、坂口健太郎、寺島しのぶ、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kyoso_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ・月9「競争の番人」番組公式サイト

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