上川隆也「遺留捜査season7」文字を書けない障害を持った被害者の思いに切なさMAX!第4話ネタバレと第5話予告

2022年08月05日10時07分ドラマ
@テレビ朝日

8月4日に「遺留捜査season7」第4話が放送され、文字を書くことができない障害をもった被害者が愛する人のために必死になって練習した文字に涙が溢れた!テレビ朝日 2022年8月11日(木)よる8時から放送される第5話は会社の経営を巡る創業者と現社長の争いが引き起こした殺人事件だ!PR動画は番組公式サイトで公開されている。



「木曜ミステリー」のラストを飾る「遺留捜査season7」の第4話が8月4日に放送された。体操教室のインスタトラクター・川井公一(堀井新太)が殺され、交際していたシングルマザー・富池琴音(前田亜季)に容疑がかかる。さらに琴音の妹は以前ストーカーに殺害されていて、その脅迫文の文字と琴音の娘が川井とやっていた交換日記の文字の筆跡が一致する。琴音が妹のことで川井を殺したのでは?と疑いがかかるが、実際はインストラクター仲間の寺島が犯人なのだが、なぜか筆跡は一致している。実は川井は文字を書くことが困難な障害“ディスグラフィア”(Dysgraphia:書字障害)を持っていたのだ。それを隠すためにお金を払って寺島に交換日記の代筆を頼んでいたのだ。

遺留品の鉛筆から、文字を書くために正しい持ち方になるようにクリップをつけて練習していたことを見つけた村木(甲本雅裕)とその情報をもとに川井の切ない気持ちを理解した糸村聡(上川隆也)。糸村役の上川隆也は、悪筆を直すことができたのは筆記具を筆ペンに変えてからとTwitterでつぶやいている。

8月11日に放送される第5話はベンチャー企業の創業者と社長の争いから発展したと思われる殺人事件が発生する。容疑者の一人となる現社長の妻役にアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の黒澤ダイヤ役で声優デビューし、劇中ユニット・Aqours(アクア)のメンバーとしても活躍している小宮有紗がゲスト出演する。第5話ではキュートなルックスで愛らしい性格に見えながら、笑顔の裏に気持ちを隠す「小悪魔」的な社長夫人を演じる。

その恵美香(小宮有紗)が事件の夜に会っていたというのが、科捜研の村木(甲本雅裕)だというのだ。予告動画で佐倉(戸田恵子)と神崎(栗山千明)から問い詰められているが、女性と縁が遠い村木がいったいなぜ社長夫人と会っていたのか?本当に科捜研の村木なのか、同姓同名の他人なのか?

■前回:第4話ネタバレあらすじ
子ども向け体操スクールに所属するインストラクター・川井公一(堀井新太)が、教室内で死んでいるのが見つかった。臨場した糸村聡(上川隆也)は、川井の所持品の中から合格祈願の鉛筆を発見した。その鉛筆には指をかける部分にえぐったような傷がついており、糸村はいったいなぜその場所に傷があるのか首をかしげる。

村木の解析の結果、鉛筆についていた傷はクリップによるもの、クリップをそこにつけるのは字を習い始めた時の練習のためだという。ただ、川井は成人男性で、クリップをつける必要はないように思われた。

捜査をはじめた糸村は、川井の部屋を訪ねてきた小学2年生の少女・富池万理華(小山紗愛)と出会う。万理華は幼稚園時代に川井に体操を習っており、教室を辞めた今も彼を慕い、“交換ノート”を交わしていると話す。万理華の母親・富池琴音(前田亜季)に会いにゆくと、二人は交際していたことがわかった。琴音は結婚しようと思ったが、川井にその気はあんかったと話す。アリバイを確認すると、父親が一緒に居たという。

そして琴音を調べると、妹がストーカーに殺されていたことが分かった。脅迫文をいまでも父親は持っていた。そして、「敵をとった」と妹の墓前に報告する。そして、父親が自首してきた。しかし、殺害の詳細を確認しようとすると何も知らないようだ。

川井と万理華の交換ノートが見つかった。最後のページには川井が「過去に悪いことをした」と書いてあった。川井を体操教室に紹介した寺島は琴音が事件の夜に体操教室に入るのを見たという。

琴音に話を聞くと、父親が川井の書いた文字と交換日記の文字が酷似しているという。そのことを確かめるために体操教室に行って川井に確認したのだと話した。そしてその時に自分が転びそうになりそれを助けた川井が鉄棒に頭を打ち付けて亡くなったという。

雨宮(永井大)たちの捜査で川井が借金をしていることがわかっていた。その開始時期と交換日記の時期が一致していた。糸村は川井の過去を調べ、川井が文字が書けない障害があることを知る。

犯人は寺島だった。妹のストーカーも寺島だ。川井は琴音ともめた時は怪我をしただけだった。妹のことに気が付いた川井を寺島は殺したのだった。

糸村は琴音に「3分だけ時間をください」といって、川井の思いを話し始める。子供の頃から文字を書くことが困難な障害“ディスグラフィア”(Dysgraphia:書字障害)があったため、親から怒られ、同級生からはからかわれいじめられた。そのことが川井の最大のコンプレックスとなった。琴音に「結婚する資格がない」といったのはそのことが原因だった。それでも琴音と万理華を思う川井はなんとか字がかけるようになりたいと鉛筆にクリップをはさんで練習していた。川井の練習しているノートの最後のページは「琴音と万理華を幸せにします 川井公一」と何回もつづられていた。

■第5話あらすじ
路地裏の大型ゴミ箱に、男性の死体が見つかった。所持品から、遺体はシンガポールに長期滞在していた平中智樹(田中俊介)と判明した。日本には1週間前に帰国したようだった。糸村聡(上川隆也)はジャケットの胸ポケットから、先端に小さい穴があいた細長いプラスチック片を発見し、気になっていた。

平中は人気フリマアプリ“ヌボル”を運営するベンチャー企業の創業者であることが判明。しかし、平中は10年前、現社長・若尾峻(石黒英雄)に会社から追い出されていた。今、ヌボルは個人情報流出問題から利用者離れが加速している。平中は、会社を取り戻すために帰ってきたと思われた。

そんな中、糸村たちは平中が帰国した日の夜、若尾の妻・恵美香(小宮有紗)と会っていたことをつかむ。追放された創業者と、現社長の妻――いったい2人の関係とは…!?

テレビ朝日 2022年7月14日スタート。毎週木曜日よる8時放送、「遺留捜査season7」。出演:上川隆也、栗山千明、戸田恵子、永井大、戸塚純貴、甲本雅裕、宮﨑香蓮ほか。番組公式Twitterアカウントは「@iryusousa_tva」。

テレビ朝日「遺留捜査season7」番組公式サイト

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