チョン・イル主演:テレビ大阪「ヘチ 王座への道」第21-最終回あらすじ:変乱~勝ち戦

2022年08月09日12時00分ドラマ
©SBS

王、景宗(キョンジョン)はイ・グムを守ろうとするが…テレビ大阪で放送の「ヘチ 王座への道」明日7月27日からの第11話~第15話のあらすじと見どころをご紹介、Youtubeにて予告動画が公開中だ。



「ヘチ 王座への道」は、王になるはずではなかった王子イ・グムが、正義を追い求める3人の仲間に支えられ、不正のない平等な世を目指す朝鮮王朝第21代王、英祖(ヨンジョ)になるまでの不屈の道のりを描いた友情と信念のストーリー。

【「ヘチ」を2倍楽しむ】では、時代背景や実在の人物紹介、キャストの魅力、その他各話のあらすじと見どころ、豆知識などまとめて紹介しているのでぜひ、視聴の参考にしてほしい。

■第21話「変乱」:ネタバレ⇒21話詳細あらすじ
イ・インジャ率いる反乱軍が清州(チョンジュ)城を陥落。イ・インジャは、イ・グムは王にふさわしくないと訴え、ミルプン君ことイ・タンを“新たな王とすべき”だと民を扇動し、勢力を増し都に近づいてくる反乱軍に立ち向かう王、イ・グム。パク・ムンスたちも兵に志願し戦場へ。反乱軍のいる清州城にたどり着いたユニョンは、王様と祭り上げられているミルプン君を見つける。再会を喜び、持って来た全財産を渡す。反乱軍はこの全財産を使って庶民を懐柔する。一方、多くの民を戦地に送りだした罪悪感に苛まれるイ・グムを奮い立たせるのはチャドン。変乱の原因をよく知るイ・グムが王としてできることを見つけるべきと、助言する。この言葉にイ・グムは動き出す。
冒頭、ミルプン君を王と呼んでひれ伏す民たち。アドレナリンMAXのミルプン君ことイ・タン(チョン・ムンソン)の目に注目。この後、民に施しをし、ビョンジュの首元に突きつけたインジャの刀を素手で握り、「王命だ」と二人の諍いを止める。完全に名君になり切っているイ・タンに注目。50歳のチャンダルまでが志願した、出陣式でのイ・グムの言葉。これまでにもチョン・イル扮するイ・グムの言葉に泣かされたが、出陣式での言葉もまた泣かされる。この後の両相の憂いと悔恨の会話もお聴き逃しなく。
イ・インジャ率いる反乱軍の多くが、党争の犠牲になった南人派だった。そこで、イ・グムはミン・ジノンを呼び出し南人派の処遇についてどんな提案をするのか?そしてミン・ジノンはその提案を飲むのか?
この回の詳しいあらすじと見どころ、蕩平策(タンピョンチェク)については、a href="https://navicon.jp/news/59222/" target="_blank">21話詳細で解説している。


■第22話「勝ち戦」:ネタバレ⇒22話詳細あらすじ
イ・インジャ率いる反乱軍は、密偵の情報をもとに官軍の向かっている場所を避けて都へ向かう。だが、パク・ムンスたちの官軍が、反乱軍の裏をかいて待ち構えていた。激しい闘いが始まる。不意打ちを受けて劣勢となったイ・インジャたちは退却しようとするが、そこにも官軍が待ち受けていた。勝利の知らせは王宮の王、イ・グムにも届く。イ・グムは、南人との約束を守って党派にとらわれない人材の登用を実行することに。帰ってきた兵士たちをイ・グム自らが出迎える。そして、反乱に参加した者たちへの寛大な処置に両相のミン・ジノンとチョ・テグも敬服する。タルムンはイ・グムにユニョンを匿っていたことを明かし、ユニョンの助命嘆願をする。ミルプン君たちの居場所を知ったイ・グムはミルプン君とイ・インジャの生け捕りをパク・ムンスに伝える。
上空から降って来る矢の攻撃に慌てふためく反乱軍。エキストラの人数が少なく、少々迫力には欠けるが、狭所をうまく使った戦闘シーンは短いながらもなかなかの見どころだ。銃使いのタルムンがなかなか素敵だ。今回はロマンスでもタルムンが見せ場を作ってくれる。前回に続いて今回も主役カップルのロマンスにも注目したいところだが、恋に疎いヨジの勘違いトークに、久々にイ・グムに顔がほころぶので要チェックだ。そんなイ・グムが凱旋した兵士たちを出迎えるシーン。目を潤ませて兵士たちを讃える俳優チョン・イルにはリアル王の風格。
反乱の首謀者であるイ・インジャは実在した李麟佐はモデル。これについて詳しくはコチラで解説している。
この回の詳しいあらすじと見どころ、イ・グムの大岡裁きについては、22話詳細で解説している。


■第23話「長年の悲願」:ネタバレ⇒23話詳細あらすじ
王、イ・グムは反乱を阻止し、首謀者イ・インジャも捕らえた。だが、まだ逃亡中のイ・タンの行方を追う。ユニョンはいまだに王座への執着を口にするイ・タンに、本当は王になれる器ではなく、周囲に利用されていただけなのだと諭す。とにかく生き延びるべきだと説得し、一緒に逃げる手配をするが…。一方、イ・グムはパク・ムンスにまた別の争いが始まるから司憲府に戻るようにと命じる。朝廷では、イ・グムが南人(ナミン)派に官職を与えると発表し、老論派や少論派から猛反対される。イ・グムの理解者であるイ・グァンジャも時期尚早と心配する。さらに、反乱軍に関係した者たちへの処遇についても老論派たちは反対し…。そんな中、イ・タンはユニョンと共に清国へ逃亡するつもりだったが、船の手配を頼んだ男たちに裏切られ…。
「腐り切ったこの世を変えようとしただけ、挙兵は正しかった」と言い張るイ・インジャに、イ・グムはなんというのか?謎の疫病騒ぎで両相の心をがっちりつかんだイ・グム。そんなイ・グムが皆の反対する南人へ官職を与える目的は?南人の官職登用を獄中で知るウィ・ビョンジュの表情をお見逃しなく。ところでこれまで悪の限りを尽くしたイ・タンだが、どうやらユニョンへの恋心だけは本物のようで、イ・タンとユニョンの悲しい恋の結末、タルムンの叶わなかった願いにも注目。イ・グムを気遣い、労わるミン・ジノ、チョ・テグ。すっかり好々爺になった両相の涼し気な表情が優しい。今回は、チョ・テグの計らいでイ・グムはヨジとデートができる。そして11話のイ・グムの恋心を完全に誤解しているヨジに、イ・グムが実力行使に出る!胸キュンシーンをお見逃しなく。この回の詳しいあらすじと見どころは、イ・タン捜査のために動かした“五軍門”の説明と一緒に23話詳細で解説している。

■第24話(最終回)「ヘチ 善悪を裁く伝説の生き物」:ネタバレ⇒24話詳細あらすじ
王、英祖(ヨンジョ)ことイ・グムは、役人の違法行為を監督する官庁である司憲府(サホンブ)の大改革を宣言。そして、不正と腐敗の原因は、司憲府をはじめとする重要な三官庁の人事権を1人の要職者が握っていたことにあるとし、その人事権を廃すると王命を下す。そんなとき、ミルプン君イ・タンが王宮に入り込んで騒ぎを起こしているという知らせが入る。イ・グムが駆けつけると、そこには「自分こそが王だ」と叫ぶイ・タンの姿が…。ついに反乱の首謀者イ・インジャと、ハン・ジョンソク殺害と幽閉地からの逃走に加えて謀反に加担したウィ・ビョンジュの刑が下る。その後もイ・グムは精力的に政治改革を断行していき、民の声を直に聞くために”臨門“を行う。一年後、パク・ムンスは暗行御史として地方官吏の不正を調べていた。タルムンは相変わらずイ・グムに有益な情報を伝え、イ・グムは民に寄り添う王として臨門を何度も開いて民の声を聞く。
「自分こそが王だ」と叫ぶイ・タンにイ・グムはどう言い返すのか?そしてイ・タンは「王として死ぬ」という言葉をどう証明するのか?悪の限りを尽くしたイ・タン最高の演技を魅せるチョン・ムンソンに注目。そしてパク・ムンスは、兄と慕ったジョンソクを殺害したウィ・ビジョンとの最後の対面でどんな会話を交わすのか?実在の英祖は罪人の人権に対しても真剣に考えた。今回はヨジとのツーショットで、そんな英祖らしいエピソードもあるのでお見逃しなく。英祖の人権に対する考えは、22話「豆知識」で詳しく解説している。本作でミン・ジノンとイ・グムとの対話では、数々の名シーンを生み出してくれたが、最後のミン・ジノンのセリフとその行動は、現在の為政者たちにもぜひとも見せたい最高のシーンだ。実在のパク・ムンスも暗行御史として活躍した。詳しくは朴文秀(パク・ムンス)紹介で紹介している。そのほか、英祖ミン・ジノンなど実在の人物については【「ヘチ」を2倍楽しむ】でそれぞれ詳しく紹介している。
この回の詳しいあらすじと見どころは、「民から愛された王」と一緒に24話詳細で解説している。また、最終回のその後についてはコチラで詳しく解説している。


テレビ大阪「ヘチ 王座への道」番組サイト
 2022年7月11日-8月15日 月~金11:59-12:57
Youtube予告動画

kandoratop【作品詳細】【「ヘチ」を2倍楽しむ】