「競争の番人」杏が追いかける事件の解明は持ち越し!後半戦の初戦は小池栄子vs真飛聖の女の闘い!第5話ネタバレと第6話予告

2022年08月09日09時37分ドラマ
@フジテレビ

フジテレビ・月9「競争の番人」の第5話8月8日に放送され、大企業による下請けいじめはハッピーエンドで終わった。8月15日(月)よる9時からの第6話から後半戦に突入!桃園千代子(小池栄子)が因縁の相手・赤羽千尋(真飛聖)と戦う!坂口健太郎や杏の和装にも注目!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



新川帆立原作の「競争の番人」の第5話は8月8日に放送された。第4話からの続きで、世界的な電機メーカー「アレス電機」による下請けいじめに公取が迫った。しかし、それを阻んだのはなんと、検察だ。公取がせっかく立ち入り調査をすることになったのに、そこに重役である柴野竜平(岡田義徳)に横領の疑いを調べるために検察が強制捜査に入った。検察と公取では検察の方が力が強い。すべての資料は検察に持っていかれてしまった。もちろん、残った少ない資料から小勝負は「アレス電機」のことを調べ上げた。高評価の下請け会社全社が反旗を翻せば、アレス電機の新製品ができなくなることを知り、柴野は契約を見直すことにした。

ダイロクの中であまり目立っていなかった六角洸介(加藤清史郎)。実は公取の立ち入り調査のことを父親である検事の敦夫(羽場裕一)にばらしたのは洸介だった。司法試験に落ちたという過去を持つ洸介は常々、検事の敦夫にプレッシャーをかけられていて、情報を漏らす代わりに検察に引き上げてくれるという約束に乗ってしまった。しかし、その後のダイロクのメンバーの活躍をみて、自分の居場所はダイロクであると確信した。

柴野にかかっていた横領の容疑は部下の仕業であることがわかったが、もう一つの嫌疑、殺人事件の現場から逃走したことについてはまだ未解決だ。そしてラストに杏のナレーションが流れ、この事件の根幹が日本を揺るがすような大事件だというのだ。いったい殺人事件にはどういう謎がかくされているのか?

8月8日に放送される第6話でクローズアップされるのは、ダイロクの頼れるメンバー・桃園(小池栄子)だ。事情聴取がうまく、相手の心に入り、見事に話を聞き出すことが得意な桃園で、小勝負や白熊たち、若手のこともよく理解している。ダイロクが相手にする大手呉服店『赤羽屋』の社長・赤羽千尋(真飛聖)と桃園にいったいどんな因縁があるのか?

ゲスト出演する真飛聖は元宝塚のトップスターだ。1995年に宝塚歌劇団に入団し、2007年に花組トップスターに就任し退団後はテレビドラマに多く出演するだけでなく、バラエティでも変顔を見せるなど大活躍をしている。今作では関東着物協会の会長を務め、着物業界を牛耳る“女帝”とも呼ばれる役を演じるが、「大勢を引っ張ってトップに立つ姿」はきっと迫力があること間違いないだろう。

真飛聖と敵対する若手社長・井出香澄を演じる萩原みのりは映画『成れの果て』(2021年)や映画『N号棟』(2022年)などで映画の主演に立て続けに抜てきされ、今最も注目される若手女優の一人だ。「あの時見ていた背中を、憧れていた先輩を、皆さんにも少し思い返していただけるような回になっていたらとてもうれしく思います」とコメントしている。

■前回:第5話ネタバレあらすじ
小勝負勉(坂口健太郎)、白熊楓(杏)たちダイロクは、「アレス電機」の下請け会社をまとめていた丸川俊春(吉沢悠)の協力を得る事に成功し、各社の証言も得た。しかし、ダイロクに六角洸介(加藤清史郎)の父親で検事の敦夫(羽場裕一)と駒場直樹(小松和重)が現れ、下請けいじめの重要人物にもなっている「アレス電機」の重役である柴野竜平(岡田義徳)に横領の疑いがかかっているという。検察の捜査を優先させてくれという敦夫の言うことを聞くしかないと半ば諦め気味の風見慎一(大倉孝二)だが、本庄聡子(寺島しのぶ)は検察の捜査の邪魔はしないと断わる…。

数日後、ダイロクは立入検査に出向く。しかし、検察が踏み込んで来て、資料などを差し押さえてしまう。検察は下請けいじめ調査に必要な資料は渡すと約束したのだが、ほんのわずかな資料しかくれなかった。小勝負は留置品にあった雑誌や古い犬型のロボットに興味を引かれている様子。そんな中、極秘なはずの立ち入り検査の情報が、なぜ検察に情報が漏れていたのかを桃園千代子(小池栄子)が疑う。立入検査の日取りを知っていて検察とつながりのある人物といえば、敦夫の息子である洸介だ。立ち入り調査の日も「風邪」といって休んでいた。

そんな中、『アレス電機』が新たに下請け30社に発注書を出した。スケジュールも厳しく、単価もさらに下げられている。白熊は公取に協力した報復を疑った。ダイロクメンバーたちは下請け業社が受注しないよう願うのだが、すでに丸川は引き受けていた。従業員に無理はさせられないため、丸川は一人頑張るが、過労で倒れてしまった。丸川のお見舞いにきた下請け業者に小勝負と白熊があうと、業者たちは逆らわない方がよかったと言い出した。

少ない資料以外にパソコンから削除されたデータを復旧して捜査を続けるダイロクのメンバー。そんな様子を洸介は静かに見ていた。白熊は洸介になぜ公取に来たのかを聞くと、司法試験に落ちたので仕方なく入ったと言い、いずれ検察に引き上げてもらうつもりだともいう。そんな洸介に小勝負は不正を見逃せばそれはどんどんと広がっていってしまうといって、ここで止めないといけないのだと諭す。必死に調べる様子をみた洸介は自分が父親にばらしたと話すが、小勝負も桃園も分かっていた。

不正の証拠はなかったが、小勝負はデータの中に業者を採点している資料を見つけた。下請け業者30社は下請けをしていない会社に対してとても高評価なのだ。下請け業者たちは柴野に直談判した。柴野は最初は却下するが、退院した丸川は丸川で必死に業者を取りまとめようとしている姿を見る。柴野と丸川は少年野球のバッテリー仲間だ。丸川と激突したことで柴野は野球はできなくなったが、再会した二人は野球は駄目だったが、製品で世界一を目指そうと誓い合った過去がある。柴野もそれを思い出し、発注の条件の甘くして、製品の発表を後ろ倒しにすることにしたのだ。

敦夫が追っていた横領事件は柴野の部下がやっていたことだとわかった。しかし、殺人事件のほうは一向に進展がなかった。


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■第6話あらすじ
大手呉服店『赤羽屋』による私的独占について調査することとなった。事業者が他の事業者の参入を妨害、排除するなどして市場の競争を制限する行為だ。妨害を図っているのは『赤羽屋』の社長、赤羽千尋(真飛聖)で、情報を提供したのは呉服店『ファイブシーズン』の社長、井出香澄(萩原みのり)だ。

小勝負(坂口健太郎)と白熊(杏)は千尋の着付け教室へ出向く。香澄は『赤羽屋』で千尋のもとで働いていたが、厳しさについていけずに退職し、経営コンサルタントの栗田保(篠原悠伸)に相談して『ファイブシーズン』を立ち上げ、直接織元と契約を結び上質な着物を安く手に入れる新しい経営を始めた。だが、最近、職人が次々と契約を切るようになる。香澄は千尋が圧力をかけたのだろうと疑っていた。小勝負たちから話を聞いた桃園(小池栄子)は、千尋から事情聴取しようと言い出す。桃園と千尋は過去に因縁があったのだ。聴取の席でも千尋は横柄な態度を崩さない。そんな千尋を相手に桃園はなにを聞き出せるのか?

フジテレビ7月11日スタート、月9「競争の番人」。出演:杏、坂口健太郎、寺島しのぶ、小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kyoso_fujitv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ・月9「競争の番人」番組公式サイト

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