綾野剛「オールドルーキー」増田貴久(NEWS)の優しさで姪の閉ざされていた心が開いた!第7話ネタバレと第8話予告

2022年08月15日10時28分ドラマ
@TBS

TBS・日曜劇場「オールドルーキー」の第7話が8月14日に放送され、パラスポーツの厳しさと共にスポーツによって蘇ってゆく心も描かれた。8月21日(日)夜9時から放送する第8話では、塔子(芳根京子)の担当するバレー選手(田辺桃子)がせっかくの移籍チャンスを断る。予告動画が番組公式サイトで公開中だ。



日曜劇場は綾野剛主演の「オールドルーキー」の第7話が8月14日(日)に放送された。パラリンピックでは注目を集めるもなかなか日常で「人気スポーツ」となるまでは厳しい環境にある。その中でも認知度が高く、賞金の出る試合が多い車いすテニスにスポットを当てた。通常のテニスの大会と同じように車いすテニスにも全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープンとグランドスラムに格付けされた大会もある。第7話でゲスト出演した国枝慎吾はすべての四大大会とパラリンピックで優勝し「生涯ゴールデンスラム」を達成した選手だ。短い出演時間であったが、その多彩なプレーの片りんを見ることができた。

国枝慎吾も幼少時に脊髄の病気になり下半身不随となってしまったが、ドラマ内に登場した梅屋敷(増田貴久/NEWS)の姪・桜(池端杏慈)も同じように脊髄の病気により車いす生活となってしまい、家に閉じこもっている。今まで、梅屋敷は塔子(芳根京子)へのライバル心を燃やし、新町(綾野剛)にも決して甘い態度をとることはなかったが、車いすテニスの吉木修二(福山翔大)には今までの態度とは全く違って親身になって対応する。それは、桜に少しでも活き活きと生活してもらいたい、希望をもってもらいたいという心から出たものだ。ドラマ内でしぶる桜を吉木の試合に誘う際に「面白くなかったら何でも買ってあげる」というと、車いすテニスに魅了された桜が「車いす買って」とテニスに前向きになったことを告げた。視聴者も思わず感動したシーンとなった。

8月21日に放送される第8話は、一般の人にもなじみが深い日本で人気のバレーボールが舞台となる。アシスタントコーチ役を演じる大谷亮平、選手として田辺桃子が登場する。大谷は10歳のころからバレーボールを初めて、高校では大阪の強豪校である清風高校でキャプテンを務め国体にも出場している。そんな大谷は「ドラマでバレーボールをする機会が訪れるとは思っていなかったので撮影が楽しみでした」といい、多くのバレーボーラーが登場するこの第8話を激押ししている。

また、第8話では今まで新町を支えてくれた果奈子(榮倉奈々)がどんどん外での仕事を増やしてゆく。経済的な面を考えると果奈子の活躍はもちろんうれしいが、慣れない家事に苦戦することになる新町の変化も見どころとなる。




■前回:第7話あらすじ
パリパラリンピックの日本代表候補である車いすテニス選手の吉木修二(福山翔大)が「ビクトリー」にやって来た。世界を転戦したいので、スポンサーを探してほしいと言う。現在、吉木は会社に所属していて給料という形で金銭のサポートを受けているが、世界で戦うには足りない。そこで新たなスポンサーを見つけてもらうとともにビクトリーにマネジメントしてもらいたいと考えたのだ。

いつもは熱くなることがない梅屋敷(増田貴久)ががぜん乗り気になって高柳(反町隆史)に吉木のマネジメントをするべきだと訴える。いつもと違う梅屋敷の態度に新町(綾野剛)たちは戸惑うも、実際の吉木のプレーを見に行く。新町、塔子(芳根京子)、梅屋敷は、車いすテニスの迫力に圧倒される。

さらに、競技用の車いすを無償提供しているOXエンジニアリングでは、吉木との強い信頼関係を目の当たりにする。OXエンジニアリングは吉木に無償で車いすを提供している。本来は4,50万する競技用の車いすだ。エンジニアの矢部(津田健次郎)は吉木のいうことをすぐに理解し率先して対応してくれていた。

梅屋敷はパラアスリートと契約する意義を、いつになく社長の高柳に訴える。熱意が伝わり、吉木との契約が決まり、「ビクトリー」初めてのパラアスリートのマネージメントをすることになったが、なかなかスポンサーは決まらない。現在所属している会社に増額を依頼するも簡単に却下されてしまった。さらに、吉木が別の会社の車いすに乗り換えたいと言い出した。世界のトップ選手が使っているツバメ技研の車いすにしたいというのだ。そのためにもスポンサー探しが必要になる。

新町は吉木がメーカーを変えるという話をOXエンジニアリングに持ってゆく。矢部は吉木の気持ちを理解して了承する。多くの企業を回って最初は断ってきた会社のうち1社が社長が話しを聞きたいと言い出した。高柳は「パラアスリートという概念は捨てろ」といい、一人のプロスポーツ選手と考えて行動すべきという。新町、塔子、梅屋敷はそのことを考えて、企業に向かった。社長から「パラスポーツの意義」を尋ねられると、他のスポーツと同じだという。

梅屋敷には脊髄の病気をしてしまったため、足が動かなくなった姪・桜(池端杏慈)がいた。桜にもなんとか前をむいてもらいたいと吉木の練習を見せる。「すごい」とは思うものの簡単に車いすテニスに挑戦するとは言わない。

なんとか1社から年間100万のスポンサー料を取り付けたが、吉木は浮かない顔のままだ。理由は車いすにあった。OXエンジニアリングに戻したいのだ。OXエンジニアリングに新町と二人でいって頭を下げると、矢部は少し前に行った時に話していた要望を組み込んだ設計をすでに終えていた。

OXエンジニアリングの車いすで大会に出た。桜を連れ出そうとして、梅屋敷はつまらなかったら何でも買ってあげるからといって試合会場に桜を連れて行った。吉木はふんばり準優勝と勝ち取った。そんな吉木の姿を見た桜は「車いすを買ってほしい」と梅屋敷に頼んだ。

■第8話あらすじ
塔子(芳根京子)が担当するバレーボール選手・古川舞(田辺桃子)に、イタリアの強豪・トリエステから誘いがかかったが、舞はその話を断る。社長の高柳(反町隆史)は何としても彼女を説得するように言うが、塔子は躊躇する。しかし、高柳はかほり(岡崎紗絵)を担当につけて、説得に乗り出す。

舞はチームの練習後もアシスタントコーチの宮野紘也(大谷亮平)から個人練習を受けるほど熱心な選手だ。そんな中、高柳がとった強硬手段により、塔子と舞の間にある変化が生まれる・・・。

TBS・日曜劇場 6月26日スタート「オールドルーキー」。出演:綾野剛、芳根京子、中川大志、榮倉奈々、反町隆史、増田貴久(NEWS)、岡崎紗絵、稲垣来泉、泉谷星奈、高橋克実、生田絵梨花ほか。番組公式Twitterアカウントは「@oldrookie_tbs」。PR動画は番組公式Twitterにて公開中。

TBS・日曜劇場「オールドルーキー」番組公式サイト

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