兄弟の運命が狂い始める…BS日テレ「緑豆の花」第1-5話あらすじと見どころ:ペク家の息子~お尋ね者!

2023年06月29日12時50分ドラマ
©SBS

チョ・ジョンソクとユン・シユンが異母兄弟で共演!農民軍として立ち上がった兄と討伐軍として銃を手にした弟の過酷な運命を描く本格時代劇、BS日テレにて6月30日から再放送する「緑豆の花」(全30話)第1話~第5話のあらすじを紹介、Youtubeにて日本版予告動画が公開中だ。



「緑豆の花」は1894年、東学農民革命(甲午農民戦争)の歴史の中で農民軍と討伐隊に分かれて戦わなければならなかった異母兄弟の波乱万丈なヒューマンストーリーを描いたドラマ。
【「緑豆の花」を2倍楽しむ】では各話ネタバレ(全24話版)あらすじと見どころ、時代背景、迷子にならないための人物紹介などまとめている。
今回紹介するのは、全24話版の1-4話のネタバレあらすじを参考にされたい。


■キャスト抑えておくべき13人と相関図
ペク・イガン役:チョ・ジョンソク
ペク・イヒョン役:ユン・シユン
ソン・ジャイン役:ハン・イェリ
チョン・ボンジュン役:チェ・ムソン
ペク・カ/ペク・マンドゥク役:パク・ヒョックォン
ファン進士/ファン・ソクジュ:チェ・ウォニョン
ファン・ミョンシム役:パク・ギュヨン
ボドゥリ役:ノ・ヘンハ

【第1話「ペク家の息子」】
19世紀末の朝鮮。全羅道古阜郡の吏房ペク・カは、郡守と結託し、さまざまな税を作っては民を搾取していた。ペク・カの息子イヒョンは父親の期待を一身に背負い、日本留学を終えて科挙受験を控えている。一方、イヒョンの腹違いの兄イガンは、父親の代わりに税を取り立て、人々から“あれ”と呼ばれて恐れられている。そんな中、古阜の東学教徒チョン・ボンジュンは腐敗を一掃するために、民に決起を呼びかける。
序盤チョ・ジョンソク(イガン役)とキム・サンホ(チェ行首役)の壮絶な殴り合いアクションに注目。使用人であるイガンの母親を、韓国で父の弟の嫁などを呼ぶ“チャグノモニ(작은어머니)”と呼ぶところにもイガンを兄と思っているイヒョンの気持ちが表れている。「緑豆の花」は史実をベースにしており、実在の人物が多数出演しているが、毒蛇のような眼光をした“ペク・イガン”は架空の人物。チョ・ジョンソクがどんな思いで演じたかはこちらのインタビューで詳しく語っている。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は1話ネタバレ/全24話版で紹介。


緑豆の花【第2話「商人と逃亡者」】
退いたはずの元郡守チョ・ビョンガプが、再び古阜郡守として戻ってくる。民からこれまでどおりに税を搾り取れると気を緩めるペク・カ。しかしその間にも、ボンジュンの元に集まった民衆は反乱の準備を進めていた。甲午の年が明けて間もなく暴動が勃発。東学教徒に追われたペク・カは、逃げる途中で襲われて深手を負い、イガンはそんな父を連れて逃げる。そして、全州旅閣の客主ソン・ジャインにかくまってほしいと頼み込む。
民乱の勃発から成功、そして東学の仲間割れなどが描かれた。狙い打ちされ怪我を負ったペク・カをイガンが助けてジャインの任房の倉庫に隠す。何をするにも「取引」「約束」と事務的な態度に出るジャインをイガンがからかい、痛い目に遭うシーンもある。そして危険な仕事を引き受ける理由を「그냥(クニャン)、마음이 가는대로(マウミ カヌン デロ)」という。「なんとなく、心の赴くままに」という意味だが、ジャインの辞書にはなかった言葉なのだろう。イガンはジャインを意識し、ジャインはイガンの「クニャン」に興味を持った。早くもロマンスの予感が。ジャインの口からでる「クニャン」もお聞き逃しなく。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は1話ネタバレ/全24話版後半から、2話ネタバレ/全24話版中盤で紹介。


緑豆の花【第3話「報復の始まり」】
ペク・カの部下ホンが保身に走り、ボンジュンの友人ファン・ソクジュにペク・カの隠れ場を密告。科挙を取りやめて父を助けに戻ったイヒョンは、ペク・カを背負って逃走する。そんな中、東学教主がボンジュンを訪ねて古阜までやって来る。蜂起を中止するように諭す教主の言葉を、断固拒否するボンジュン。しかし、暴動に協力した両班たちは撤収してしまう。その後ペク・カが舞い戻り、ジャインにある物を突きつける。
イガンが助けたペク・カを今度はイヒョンが連れ出すという思わぬ兄弟の連係プレイにハラハラさせられる。父親からも“あれ”と呼ばれ汚れ仕事を押し付けられたイガンが、チョン・ボンジュンによって“イガン”として歩くチャンスを与えられ、科挙(役人登用試験)のチャンスを捨てたお坊ちゃまイヒョンが泥んこになって父親を助けた。これが今後どんな展開につながるのか?にらみ合って文書を破るジャインとペク・カの間に火花が散る。吏房になって、初めて黒い帽子をかぶった違和感をチョ・ジョンソクが可愛く表現している。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は2話ネタバレ/全24話版後半から、3話ネタバレ/全24話版中盤で紹介。


緑豆の花【第4話「父親の呪縛」】
吏房を引き継ぐことになったイガンだが、民から金を巻き上げるやり方にどうにも心が落ち着かない。ある日ジャインが、ボンジュンの行方を探るために機密文書を運んでいた時、ボンジュンによる次の蜂起を示唆する張り紙を発見する。同じ頃、白山にあるペク家の米店に火が放たれ、燃える米店の前には東学の呪文を唱える者たちの姿があった。ペク・カは、ボンジュンら東学の仕業だと思い込む。しかしイガンは違和感を覚えて…。
吏房(イバン)は、庶民の資格で、衙前の下で無給で働く者。いったん吏房になると10年は他の仕事に就けない。そんな吏房になったイガン。子分のオクセとチョルドを引き連れ街に出るイガンの表情が民乱前とは明らかに違う。
東学の呪文とは「至気今至、願為大降」「侍天主造化定、永世不忘万事知」の21文字。なぜわざわざ証拠となるお札や呪文を唱えたのか?
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は3話ネタバレ/全24話版後半から、4話ネタバレ/全24話版前半で紹介。


緑豆の花【第5話「お尋ね者」】
イヒョンはイガンに、禅雲寺で落ち合おうと伝言していたが、イガンはなかなか現れない。すると寺に監営軍が現れ、寺に避難していた東学教徒を捕らえ始める。イヒョンはイガンの母ユウォルと一緒に逃走するが…。一方、山で倒れているところをジャインに助けられたイガン。イガンはジャインから、禅雲寺に監営軍が攻め入ったと聞き、すぐ禅雲寺に向かおうとする。同じ時、古阜ではイガンが人を殺したとしてお尋ね者となっていた。
監察使(カムサルチャ)は地方官のトップ。その下に守令の府尹・大都護府使・牧使・都護府使・郡守・県令・県監などがいた。一方、恩師でありながらイヒョンの死を願うファン・ソクジュ進士。親でありながらイガンを徹底的に利用しようとするペク・カ。そんな大人たちのために、2人の青年の人生が狂わされる。イガンとジャインのロマンス、イヒョンとミョンシムの婚礼はこの後、どうなるのか?
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は4話ネタバレ/全24話版で紹介。


BS日テレ「緑豆の花」番組サイト
 2023年6月30日スタート 月-金13:00-14:00 再放送
 2022年8月24日-10月4日 月-金13:00-14:00
予告編

kandoratop【作品詳細】【「緑豆の花」を2倍楽しむ】