第一次蜂起!BS日テレ「緑豆の花」第11-15話あらすじと見どころ:狙撃の名手~和約締結

2023年07月13日13時40分ドラマ
©SBS

イヒョンの策略で共に郷兵を率いて参戦する羽目になったファン進士!チョ・ジョンソクソンとユン・シユンペクが異母兄弟で共演する本格時代劇「緑豆の花」(全30話)、BS日テレで再放送の7月14日(金)からの第11話~第15話のあらすじを紹介、Youtubeにて日本版予告動画が公開中だ。



「緑豆の花」は1894年、東学農民革命(甲午農民戦争)の歴史の中で農民軍と討伐隊に分かれて戦わなければならなかった異母兄弟の波乱万丈なヒューマンストーリーを描いたドラマ。
【「緑豆の花」を2倍楽しむ】では各話ネタバレ(全24話版)あらすじと見どころ、時代背景、迷子にならないための人物紹介などまとめている。
今回紹介するのは、全24話版の9-12話のネタバレあらすじを参考にされたい。


■キャスト抑えておくべき13人と相関図
ペク・イガン役:チョ・ジョンソク
ペク・イヒョン役:ユン・シユン
ソン・ジャイン役:ハン・イェリ
チョン・ボンジュン役:チェ・ムソン
ペク・カ/ペク・マンドゥク役:パク・ヒョックォン
ファン進士/ファン・ソクジュ:チェ・ウォニョン
ファン・ミョンシム役:パク・ギュヨン
ボドゥリ役:ノ・ヘンハ

【第11話「狙撃の名手」】
全州城を占拠した東学軍は八道行商人全羅道任房の解散を宣言。ボンギルとドッキは事前に逃げ出していた。任房がなくなったことを悲しむジャインをイガンが慰め、2人は穏やかなひと時を過ごすが、それも束の間。やがて京軍の砲撃が始まり、両軍は戦闘態勢に突入。ファン・ソクジュ進士と共に京軍軍営に合流したイヒョンは、射撃の腕を認められ全州城の東学軍を狙撃する。ファン進士はイヒョンのたくらみを見抜いており、その卑劣さを批判する。
銭投げやブランコ。2人の様子を見たボドゥリは不機嫌になる。暗闇の中、仲間たち相手に恋心を吐露したイガンの言葉を寂しそうに聞くボドゥリ。また一つせつない恋が動き出す。京軍を指揮するのは、王妃への忠誠心が高いと重用されている両湖招討使ホン・ゲフン(ユン・ソヒョン)。イヒョンを弾除けにはできないと自分の下に置く。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は9話ネタバレ/全24話版で紹介。


緑豆の花【第12話「大きな犠牲」】
毎晩のように夜襲をしかける射手を、ボンゲたちは“鬼”と呼んで応戦していた。ある夜、鬼に命中した感触を得たイガンらは、門を出て鬼を捕まえようとするが、そこでまた鬼の銃撃が降り注ぐ。危険すぎるとイガンたちがためらう中、ボンゲが1人で門を飛び出していく。ついにボンゲは重傷を負った鬼と対峙するが…。一方、京軍軍営には清の使者が到着。使者は、ホン・ゲフンが清に要請していた援軍派遣を袁世凱が許可したと伝える。
ボンゲの臨終を看取るイガンが、かつての自身“あれ”を恨みながら死ぬ仲間の言葉をイガンはどんな気持ちで聞いたのか。しかもボンゲを殺したのが弟だとは…イガンの立場がつらすぎる。すっかり鬼になったイヒョンが、古阜に戻るファン進士を見送るシーン。まさに“悪鬼”の表情のユン・シユン。ホン招討使の浅はかな考えが、やがて世界の歴史をも揺るがす戦争になるとは…。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は9話10話ネタバレ/全24話版で紹介。


緑豆の花【第13話「真の危機」】
清軍が朝鮮に来ると聞いたイヒョンは、ゲフンに「乙酉年に清と日本との間で締結された天津条約を知っているか」と尋ねる。日本を警戒するがゆえのイヒョンの忠告だったが、ゲフンには聞き入れる様子がない。そんな中、済物浦(チェムルポ)に日本軍が上陸する。ボンギルとドッキは、城門を開けて京軍を入れボンジュンに復讐する計画を実行しようとしていた。そんな父のところへ向かおうとするジャインの前に、イガンが現れる。
天津条約(1885年4月)は、1884年12月に急進派が起こした甲申政変の後、日本と清国が朝鮮から撤廃し、朝鮮に出兵するときには相互に照会するという日本と清との間で締結した条約。歴史に残る事件なども多く描かれる本作。こうした説明はこの回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識と一緒に10話11話ネタバレ/全24話版で紹介している。

緑豆の花【第14話「将軍の決断」】
ヘスンらから逃れたイヒョンの前に、イガンが立ちはだかる。仲間を撃った鬼が弟だったと知ったイガンは、イヒョンの右手を叩き潰そうとする。その頃、ペク・カはファン進士の屋敷にいた。ファン進士の妹ミョンシムと、息子イヒョンの結婚を諦めていないペク・カは、2人の結婚について考え直さないかとファン進士に迫る。一方、京軍に和約を提案していたボンジュンの元に観察使から回答が届くが、そこに示されていた条件は…。
ついに鬼がイヒョンだと知ったイガン。自分がチョン・ボンジュンから右手の代わりに“イガン”として生きるチャンスをもらったように、イヒョンにもそうしたかったのだが、できないところに家族思いのイガンの心が見えて辛い。イヒョンは招討使の提案を受け入れ鬼に戻るのか?畑の中でのチョン・ボンジュンとイガンの会話。心に沁みる話をしたイガンの「感動したでしょう?」に対して、「全然」と言い張るボンジュン。「娘がいたら婿にしたいでしょう」としつこく食い下がるイガンに完全否定するボンジュン。この後イガンが何をするのか?ほのぼのとするエピソードをお見逃しなく。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、『弊政改革十二条』など豆知識11話ネタバレ12話ネタバレ/全24話版で紹介。


緑豆の花【第15話「和約締結」】
民衆が見守る中、ボンジュンと観察使キム・ハクジンの話し合いが続いていた。観察使は執綱所(チプカンソ)の設置を許可して、ついに和約が成立。こうして東学党の世が到来する。イヒョンは郷兵と共に古阜に戻ることに。ボンジュンは、地方長官の協力を得ながら和約内容を履行していくよう党幹部らに指示する。ジャインは、今後の方針を巡ってボンギルと口論になるが、その後イガンがやってきてジャインを外に誘い出す。
結局イガンは弟イヒョンを助けるために仲間を騙したことになるが、これがあとでバレないことをただただ祈る。イガンのブランコの切ない告白もお見逃しなく。
※この回の詳しいあらすじと見どころ、豆知識は12話ネタバレ/全24話版で紹介。


BS日テレ「緑豆の花」番組サイト
 2023年6月30日スタート 月-金13:00-14:00 再放送
 2022年8月24日-10月4日 月-金13:00-14:00
予告編

kandoratop【作品詳細】【「緑豆の花」を2倍楽しむ】