【最終回】「魔法のリノベ」小梅の辞職で梅玄コンビが解散!?第10話“まるふクエスト”と指輪のひみつとは?第9話ネタバレと予告

2022年09月13日10時12分ドラマ
@カンテレ・フジテレビ

9月12日(月)カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ「魔法のリノベ」の第9話で蔵之介(遠藤憲一)と有川(原田泰造)の「パンドラの箱」が開けられた!9月19日に放送される第10話で「まるふく工務店」を去った小梅が何故かグローバルへ…第9話ネタバレあらすじと第10話の見どころを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開中だ。




「魔法のリノベ」は「まるふく工務店」の凸凹コンビ真行寺小梅と福山玄之介が住宅リノベ提案という“魔法”で、依頼人すら気づいていない悩みや問題をスカッと解決していく人生再生、リノベーションお仕事ドラマ。

第9話では、人気テレビ番組『グレートマミーと風まかせ7人兄弟』で注目を集める大家族・真野家のリノベの依頼が舞い込む。当然、テレビカメラによる撮影も行われるため、メディアデビューだ「まるふくのとれ高」とはしゃぐ一同。長女と次女の家事負担軽減、受験を控えた長男の勉強スペース、元気いっぱいの小学生たちの遊びのスペース等、家族全員の理想の住まいを実現するために奮闘する「まるふく」。次女の不満が爆発し「パンドラの箱」を開けることになってしまうが、最終的には、長女と次女の幸せな巣立ちを家族全員で笑って送りだせる「支え合う家」のリノベ案が採用されることになった。

一方、「一休食堂」と「グローバル」にいたころの蔵之介と有川の因縁も明らかとなった。里山計画を進めるために、地上げを進めていた蔵之介と有川は、先代の店主を追い込み事故で死亡させてしまった過去があった。蔵之介は責任を感じてグローバルを退職、有川は里山計画からはずされてしまうが、「円卓の部下」たちに圧力をかけ密かに計画を進めていた。

そんな有川は、小梅にも「円卓の部下団」に入るよう声をかけていたが断れていた。歯車が狂い始めたのもその時だと思い出す小梅。ドラマラストで小梅は「一休食堂」のリノベを反対し、「まるふく工務店」を辞めてしまう。

次週9月19日に放送される最終回・第10話では、何故か小梅が「グローバル」でふたたび働き始めている。どうやら、まるふくを辞めたのも、有川からの指示のようだ。大手リフォーム会社でエースとして活躍していたのに、人間関係でやらかし、町の工務店「まるふく」に転職した小梅。ようやく見つけた自分の居場所を自ら手放し、宿敵の元に戻った理由とは!?

小梅と玄之介、そして関係者全員が共通してみているファンタジー世界の夢、“まるふクエスト”の結末と、小梅が大事にしている指輪のひみつがすべての鍵となりそうだ玄之介は、愛する小梅を奪還するべく、すべての謎を解き明かし、魔物を討ち取ることはことは出せるのか!?

「自分の人生は自分でリノベーションする」そのために、いつしかお互いが欠かせない存在となった2人に待ち受ける未来とは…?

■前回:第9話ネタバレあらすじ
互いの思いを伝えあった小梅と玄之介(間宮祥太朗)の間に、どこか甘い雰囲気が漂うなか、人気テレビ番組『グレートマミーと風まかせ7人兄弟』で注目を集める大家族から、リノベの依頼が舞い込む。当然、テレビカメラによる撮影も行われるため、メディアデビューだとはしゃぐ一同。

しかし早速、母・珠江(池谷のぶえ)と7人の子供たち、家事と仕事を担っている長女・樹愛留(ジュエル/宮崎優)、料理教室に通う次女・帝愛羅(ティアラ/駒井蓮)、中学三年生の長男の駆里星(クリスタ/白鳥晴都)、中一の三女・帝羽虹(ティハニ/垂水文音)、小3の次男・剛竜人(ゴルト/戸井田竜空)、小1の三男・紫流馬(シルバ/森優理斗)、末っ子の四女・瞳心(ロココ/英茉)が暮らす真野家を内見した小梅と玄之介は、想像をはるかに超える乱雑ぶりに驚がく。小梅はがぜん闘志を燃やし、山登りの際に2人で訪れた「一休食堂」の案件は、ひとまず玄之介主導で進めることになる。

ところが、「一休食堂」の名を聞いた蔵之介(遠藤憲一)は顔色を変え、そこへ有川(原田泰造)が「一休食堂」の土地はグローバルが宅地開発をしているから、まるふくは関わらないようにと乗り込んでくる。小梅は「一休食堂」は私たちのお客様だから尊重してほしいと申し出る。有川は「ごめんね。そういえば僕、リフォーム部です」と頭を下げて帰って行った。

再び真野家を訪れた小梅は、竜之介が考えたプランを一家に提案するが、それをきっかけに、樹愛留と帝愛羅が大ゲンカ。帝愛羅は、家族の前で樹愛留が番組スタッフの遠藤祥平(長田成哉 )と付き合っていることを暴露する。

さらにその帰り道、玄之介のもとに飛山剛志(大友康平)から電話があり、「アンタの親父がやったことは忘れてねぇんだよ!二度と顔見せんな」と、殺気立った口調で「まるふく工務店」を拒絶される。蔵之介と「一休食堂」の間に何かあると察した玄之介と小梅が尋ねると、蔵之介は意外な過去をポツリポツリと語り始める。

グローバルにいたころ、蔵之介は有川とバディを組んで、里山に集合住宅を作るため、地上げ交渉をしていた。最後に残ったのが「一休食堂」で、連日食堂に通って交渉を続けた2人は、それが正義と思っていたが、先代店主は疲労し居眠り運転をして亡くなってしまった。そのことが新聞沙汰となり、2人はプロジェクトから外されたのだ。蔵之介はグローバルを退職し、「まるふく工務店」を継ぎ、仕事のやり方も変えた。有川は「リフォーム部」に左遷されたが、里山集合住宅実現への想いを断ち切れず、部下たちに様々な圧力をかけて、自分の支配下に起き、計画を実行するため水面下で動いていたのだ。

真野家の子供たちが姉の幸せを願っていることを知った小梅は、プランを再検討。次に提案したのは「支え合う家」。姉二人が切り盛りしてきた家事を兄弟全員で担えるよう、洗濯や家事が誰にでもやりやすくなるようなプランだった。真剣交際をしている樹愛留、パティシェになる夢を持っていた帝愛羅を、グレートマミー・珠江は「この家は大丈夫。やりたいことやれるように。出演料をとってある。結婚だってすればいい。留学だって行ってきて。でも帰ってきて。あんたたちが宝物だから」と送りだした。

一方、「一休食堂」に足を運んだ玄之介は熱意をもって飛山を説得し、蔵之介に「一休食堂の仕事をしたい」と報告する。ところが、それをきいた小梅は「お断りします。この件はリスクが大きすぎる」と反対する。もし仮に、リノベをして客足が戻らなかったら責任がとれるのか、グローバルに売り渡して老後の資金にあてるのもアリではないか、何より、この件に関しては先代が亡くなっているのだから…と説明する。

話は平行線で答えが出ず、小梅は突然「私、まるふくを辞めます」 と言い荷物をまとめて会社を出ていく。追いかけてきた玄之介に「私たち、やっぱりダメでしたね」と悲しい笑みをみせ、「何があったんですか?」と訊ねる玄之介に、たださようならと言って背を向けた。

小梅が歩いて行った先には、「お疲れ様」と笑顔の有川が待ち構えていた。



■次回:第10話あらすじ
小梅の突然の辞職宣言に、玄之介は大きなショックを受ける。一方で、小梅の言葉が本心ではなく、自分たちに何か隠していることに気づくが、決意を固めた小梅に、そんな玄之介の気持ちは届かない。

同じ頃、グローバルステラDホームから立ち退きを迫られていた「一休食堂」の店主・剛志(大友康平)は、妻・倭子(中島ひろ子)の助言もあり、ついに店と土地の売却を考え始める。蔵之介への恨みと野心を胸に、20年にわたり、水面下で土地開発を進めてきた有川(原田泰造)は、ようやくすべてが思い通りになるとほくそ笑むが、その隣にはなぜか小梅の姿が…。

小梅のあまりに不可解な行動に、急きょ集まった久保寺(金子大地)、竜之介(吉野北人)、ミコト(SUMIRE)の3人は、京子(YOU)からある情報を得て、小梅の真意を知るためのカギとなる人物に接触をはかる。その頃小梅は、有川から送られてきた一通のメールを思い出していて…。

フジテレビ、カンテレ「魔法のリノベ」は2022年7月18日(月)夜10時スタート。脚本:上田誠(ヨーロッパ企画)/原作:星崎真紀『魔法のリノベ』 (双葉社 JOUR COMICS)/主題歌:ヨルシカ/出演:波瑠、間宮祥太朗、金子大地、吉野北人(THE RAMPAGE)、SUMIRE、本多力、山下航平、YOU、近藤芳正、原田泰造、遠藤憲一/第10話ゲスト出演:大友康平、中島ひろ子 ほか。

カンテレ、フジテレビ「魔法のリノベ」番組公式サイト
カンテレ、フジテレビ「魔法のリノベ」番組公式Twitter @mahorino8

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