「哲仁王后 俺がクイーン!?」第7-9話ネタバレあらすじ:ノータッチロマンス開始!(全30話版)

2022年09月19日08時00分ドラマ
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宜嬪に、かっこよく思われたいが為に「自殺をした」と証言した王妃の体のボンファンだったが…テレビ東京で地上波放送中のシン・ヘソン×キム・ジョンヒョン主演の“魂入れ替わり”韓国爆笑ラブコメ時代劇「哲仁王后(チョルインワンフ) 俺がクイーン!?」(全30話)の9月19日(月)からの第7話~第9話のあらすじを紹介、予告動画はYoutubeにて公開中だ。

「哲仁王后 俺がクイーン!?」は、現代のオレ様男が時を超えて朝鮮時代の王妃の体に入り込んだことから巻き起こる騒動を描く“魂入れ替わり”のラブコメディ要素たっぷりの韓国時代劇。
ドラマの見どころはこちら⇒あらすじ、キャスト、見どころ、視聴者反応



■キャスト
キム・ソヨン/王妃役:シン・ヘソン
哲宗役:キム・ジョンヒョン
チャン・ボンファン役チェ・ジニョク
キム・ビョンイン役:ナ・イヌ
純元王后/大妃役:ペ・ジョンオク
キム・ジャグン役:キム・テウ
チョ・ファジン/宜嬪役:ソル・イナ
 ほか

※以下あらすじは全20話版を参考にしているので、あらすじと見どころが前後する場合や、30話版ではカットされた部分もあることご理解ください。

■第7話
池に水が溜まるのを待つボンファンは、待令熟手に頼んで井戸から池に水を運ぶ女官たちに飲み物を差し入れる。一方、永平君からオウォル拉致の一件を聞いた哲宗は、キム・ジャグンの企みを、命を狙われた王妃の復讐と思い込み、王妃を信じたことを後悔する。姿を見せた宜嬪にも王妃による復讐説だと教え、いざとなれば、自分が王妃殺害を自白して宜嬪を守るという。永平君は王に自白させないためにオウォル捜索に動く。その頃、池で水入れの監視役をしていたボンファンは、裁縫道具の中から遺書を発見し、当時の“ソヨン”のようすから、彼女が自殺しようとしたのだと判断する。血相を変えてやってきてボンファンに悪態をつく哲宗に驚くボンファンだが、宜嬪が通明殿で座り込みをしていると聞き、見に行く。

通明殿。宜嬪は、哲宗とオウォルを助けるため、「私が王妃を池に突き落としました。罪のないオウォルを助けてください」と自白する。だが大王大妃は裏に大妃がいるはずだと、用意した手紙を証拠として取り出す。それは大妃から宜嬪に渡したという偽の手紙。駆け付けた哲宗が、嘘の自白だと宜嬪を庇い、宜嬪は哲宗に王妃殺害を自白させないためにもう一度「私が犯人です」と自白。そんな宜嬪に大王大妃は、単独の行動と言い張るならこの場で罪を認め、刑を受けよと告げる。哲宗は身動きすることができず、宜嬪は憎しみの目をボンファンに向け…。
※通明殿(トンミョンジョン):昌慶宮の王妃の住居。ここでは大王大妃の住まいとして登場。第19代国王粛宗の時代に、仁顕王后(イニョンワンフ)を呪うために、側室の張禧嬪(チャン・ヒビン)がここにわら人形を置いたという逸話がある。

大王大妃が宜嬪を陥れることに成功したと思われたやさき、王妃の体のボンファンが「自殺しようとした」と衝撃告白し、遺書まで持ち出して王である哲宗と宜嬪の危機を救ってしまう。ボンファンが意中の女性である宜嬪にかっこよく思われたいが為にした事だったが、大王大妃は大激怒。極度の緊張で宜嬪が気を失い、ボンファンも気を失う真似でこの場をやり過ごす。王が駆け寄り抱き上げたのは宜嬪だった。見かねたキム・ビョンインがボンファンを抱き上げ部屋に連れていく。自殺の理由は、周りはもちろんボンファンも知らない。喜んで入宮したヘソンが自ら死を選んだと知り、彼女への想いを封印したことを後悔するビョンイン。



■第8話
実は王妃は池に落ちた日に「国母の座に堪えられないので、王宮を出ていく」と大王大妃に報告に来ていた。急に横暴になったのは王妃になりたくないためと合点した大王大妃だったが、取り合わなかったのだった。今回の怒り心頭の大王大妃は王妃を廃位すると言い渡し、王宮の池からでないと元の世界に戻れないボンファンは許しを請い、キム・ジャグンのとりなしでどうにか廃位は免れる。

宜嬪を陥れるために王妃がわざと池に落ちたと思っていた哲宗は、実は自死だったと知り、自責の念にかられる。哲宗もまたあの日、王妃と会っていた。自分に見向きもしない哲宗に、アンソン金氏だからかと聞く王妃を冷たく突き放したのだった。哲宗は王妃に謝りに行くが、ボンファンは手遅れだといい、廃位されそうになったと怒りを爆発させ、すごすごと立ち去る哲宗にピニョ(かんざし)まで投げつける。部屋に戻った哲宗は、意識の戻った宜嬪を抱きしめて永平君に護衛させる。そしてビョンインがまだ刺客の正体に気づいていないことから王妃が彼に犯人を知らせていないと確信し、ますます王妃がわからなくなる。

父であるジャグンの冷酷さを知るビョンインは、王妃を守るために禁衛府の長になりたいと願う。一方、宜嬪はホン別監に救出されたオウォルと再会し、宮中で手当てができず、泣く泣くオウォルを実家に戻す。
※禁衛府(ウィグム):王命により罪人の取り調べをする官庁。トップは、従一品の判事。

御前会議。新しい禁衛府の長としてビョンインが任命される。文科で登用された彼が兵を率いることに不自然さを憶えるも満場一致の人事に哲宗は口出しできない。これでまた金氏一族は朝廷内の要職を増やす。

大妃趙(チョ)氏は今度こそ宜嬪を取り込もうと、先代王が金一族の専横に真正面から立ち向かったために毒殺されたと教え、オウォルの次は宜嬪が狙われると脅し、王妃廃位に同意させる。その後、宜嬪はあの日のことをお見返していた。あの夜、哲宗を待っていた宜嬪ファジョンの前に現れたのは王妃ソヨンだった。「私はお前の嘘を知っている」と憎悪の目を向けるソヨンに、「あなたは王様を殺そうとしたが、結局何でもできない」とファジン。その言葉を聞いてソヨンは池に身を投げ、ファジンは助けることなくその場から逃げだしたのだった。
※先代王:第24代王の憲宗のこと。詳しくは憲宗紹介で。



■第9話
土砂降りの雨で池が満ちると喜びはしゃぐボンファン。哲宗がやってきてボンファンに謝るが「しつこい、消えろ!」と言われてしまい、傘を持たせて今夜の共寝はしないと立ち去る。趙氏一族では、王妃の精神状態がひどくなっているという理由で廃位を上訴することに。
フリー画像より春塘池明け方、眠るチェ尚宮とホンヨンにそっと別れを告げて、池に向かったボンファンは石碑に『来なければよかった。チャン・ボンファン』と刻み、元の世界に戻るべく喜々として、満水の池に飛び込むが…。
※春塘池(チュンダンジ):ボンファンが飛び込んだ池。昌慶宮の後苑にある大きな池で、景色の美しさでも昌慶宮を代表する池。

王妃のことが頭から離れない哲宗は、王妃が再び自殺するのではないかと池へ急ぐ。石碑の書置きと王妃のピニョ(簪)を見つけて池へ飛び込む。元の世界に戻ろうと池の中にいたボンファンは、哲宗に引き上げられてしまう。池の中に戻ろうとする王妃に、哲宗は“ノータッチしよう”と提案し、真剣な哲宗にボンファンは根負けしてしまう。

宮中では「王妃の精神状態がおかしい」という噂が広まる。せっかくケガも癒えてきたオウォルは、キム・ジャグンの手下サルスに刺殺されてしまう。ジャグンはカン女官を王妃付きの至密尚宮の下に送る。一方、大妃は弓の名手の宜嬪に弓矢を贈り、本物の贈り物は午後の御前会議で…と意味深に告げる。
※至密尚宮(チミルサングン):侍令尚宮(テリョンサングン)とも呼ばれ、国王の側近くに仕える。至密とは国王と王妃が移住する区域のことで、宮中の奥深い場所の意。

哲宗が来なければ死ぬところだったボンファンは、池が元に戻る門ではなかったのかと考え、ソヨンの言動を整理した結果、彼女が家出をしようとしたと考えつく。そしてボンファンの体で彼女が変なことをしていないか不安になる。そんな中、哲宗から書物と共に「ノータッチしよう」の手紙が届く。

一方、王妃が男装して妓楼へ出かけた日に襲ってきた刺客を追うキム・ビョンインは、義禁府判事の任命の場で外部の危機よりも内部の危機のほうが危険だと断言し、哲宗を非難する。さらに右議政チョ・マンホンからは自殺を繰り返す王妃の廃位を求める上訴文が出され、朝廷内は騒然とする。哲宗は「一番近くで見ている夫の私が証明する。王妃は精神病ではない」とボンファンを擁護する。

テレビ東京「哲仁王后」サイト
 2022年9月9日 月~金 8:15-9:11
Youtube「哲仁王后 俺がクイーン!?」予告動画

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