前原滉×大友花恋×戸田彬弘監督『散歩時間 ~その日を待ちながら~』予告編映像&場面写真一挙公開!

2022年09月15日18時00分ドラマ

10代から40代まで世代も職業も異なる登場人物たちが過ごす「しし座流星群」が降った一夜を描く群像劇、映画『散歩時間~その日を待ちながら~』が、2022年12月9日(金)より新宿シネマカリテ他にて公開!本日、予告映像と場面写真が一驚公開となった。

本作は、「何かあったら」と、漠然とした不安が蔓延していた2020年。新型コロナウィルスの感染拡大により急激に生活様式が変わり、やりたかったことが叶わない現実に直面し、自然と社会の速度が緩やかになった日々を、“世界中の誰しも”が過ごしていた。自分や家族と対峙する静かな時間を過ごしながら「これまで」と「これから」を考える、そんな散歩するようなゆっくりとした時間の中で生まれた作品。



公開された予告編と場面写真には、2020 年、同じ空の下で不安を抱えながらも懸命に生きる登場人物たちの生活が切り取られている。群像劇の中心となる、前原 滉と大友花恋が演じるコロナ禍で結婚式を挙
げることが叶わなかった新婚夫婦。そんな彼らのためにささやかな結婚パーティーを開く、柳 ゆり菜、中島 歩、篠田 諒、めがねが演じる友人たち。

散歩

役者の夢を追いながらデリバリー配達のアルバイトに明け暮れる若者はアベラヒデノブが扮し、恋心を秘めたまま卒業を控える中学生たちを山時聡真、佐々木悠華が等身大の透明感で魅せ、帰省ができず里帰
り出産をした我が子に会えないタクシードライバーをベテランの高橋 努が演じている。先も見えない状況の中で、奇跡のように降りそそぐしし座流星群に、世代も職業も異なる彼らはそれぞれ何を祈るのか。

散歩

「未来のことはわかんないからさ、とりあえず良いことが起こることにしとこう。」 という言葉の通り、明るい未来に向かって生きていきたいと願う彼らが紡ぎだす物語に期待が高まる。

何も思い通りにいかないし、誰もがいつの間にか諦めることに慣れてしまっていた──それでももう一度、前を向こう。大切な人たちと触れ合いながら、明るい未来に向かって生きていく登場人物たちと同じ時間を懸命に生きた、私たちの”現代”を記録する新しい作品です。10 月 7 日(金)よりメイジャー通販及び一部劇場窓口にて前売り券発売予定している。

散歩■あらすじ
舞台は 2020年11月17日。婚約をしたものの、コロナの影響で結婚式をすることができなかった20代の亮介(前原滉)とゆかり(大友花恋)。引っ越しの整理もままならない二人だが、都会から離れた町に住む真紀子(柳ゆり菜)の自宅で友人たちがお祝いパーティーを開いてくれることになり、稲田(中島歩)や圭吾(篠田諒)、そして真紀子の知り合いのインフルエンサー・ちひろ(めがね)らが集まる。しかし、自分の意見に合わせるばかりで、本音を話さない夫に不安を募らせていたゆかりは、彼の隠し事を知ってしまい、祝いの席に不穏な空気が漂ってしまう。同じ空の下、様々な人物がやり切れない想いを抱えて毎日を過ごしている。期待していた演劇ワークショップも中止になり、デリバリーの仕事に明け暮れる 30 代の若手俳優の片岡(アベラヒデノブ)、帰省できず里帰り出産のわが子を抱くこともできない 40 代のタクシードライバーの淡路(高橋努)、そして、学校イベントのほとんどが中止となり、長年の恋心さえも伝えられずにいる中学 3 年生の光輝(山時聡真)と鈴(佐々木悠華)。この日は、しし座流星群がピークを迎える日──恋人や親友、我が子との間でさえも曖昧になっていく他者との繋がりに、それぞれが葛藤を抱えながらも、たしかな一歩を踏み出そうとする彼らの空に、流れ星が降り注ぐ。

■作品概要
映画『散歩時間~その日を待ちながら~』
前原 滉 大友花恋
柳 ゆり菜 中島 歩 篠田 諒 めがね 山時聡真 佐々木悠華 アベラヒデノブ / 高橋 努
原案・監督・編集:戸田彬弘 脚本:ガク カワサキ 音楽:茂野雅道
配給・宣伝:ラビットハウス
製作:チーズ film / TOHEARTS Inc. / 高橋 淳 / 深澤 知
2022 / 日本 / カラー / アメリカンビスタ / 5.1ch / 95 分
©︎2022「散歩時間~その日を待ちながら~」製作委員会

公式サイト
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