韓国ドラマ「シスターズ」第5話あらすじと見どころ:キム・ゴウンがドライブレコーダーの映像で見たものとは?ヒョリンが描いた1枚の絵

2022年09月18日12時23分ドラマ
Netflixシリーズ『シスターズ』独占配信中
画像:tvN番組サイトより

キム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフが主演を務める韓国ドラマ「シスターズ」が韓国tvNで放送中で、日本でも、Netflixで独占配信中だ。9月17日(土)放送・配信開始した第5話のネタバレあらすじと見どころを紹介しよう。



「シスターズ」 は、貧しい家庭に生まれながらも仲睦まじく生きてきた仲の良い3人の姉妹が巨大な事件に巻きこまれ、韓国で最も裕福で有力な一族に各々の方法で立ち向かっていくドラマだ。【「シスターズ」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじや見どころ、豆知識などまとめて紹介している。

■キャスト
オ・インジュ役:キム・ゴウン
オ・インギョン役:ナム・ジヒョン
オ・イネ役:パク・ジフ
チェ・ドイル役:ウィ・ ハジュン
ウォン・サンア役:オム・ジウォン
パク・ジェサン役:オム・ギジュン
ハ・ジョンホ役:カン・フン
パク・ヒョリン役:ジョン・チェウン
 他

■第5話あらすじ
自殺したファヨンがシンガポールに自分名義のマンションと高級車、そして700億ウォンを残していたと知ったインジュは、すぐにでもシンガポールに発つと言う。しかし、今動くのは賢明ではないとドイル。しばらくすればシンガポールで世界蘭大会が開かれると言い、サンアが毎年そこで蘭を売買しマネーロンダリングを行っていると話したドイルは、大会に合わせてシンガポールに行くしか方法はないと教えた。そのためにも、今はサンアの信頼を得ることが先決だとドイル。

インジュはファヨンが残したシンガポールの写真を見ながら、なぜ自分なのかと考えた。ファヨンと2人でシンガポールを旅行したときのことを振り返り、思い出に浸るインジュ。「たった1日でいいから、あんな場所でお金持ちとして生きてみたい。」死んでもお金持ちとして生きてみたいと話したのは、他でもないインジュ本人だった。

翌日、さっそくサンアのアシスタントとして出勤するインジュ。するとサンアは何の予告もなしに、突然2泊3日でシンガポールへ行ってくると話す。空港へ向かう車の中で、インジュにヒョリンのケアを頼むサンア。夫ジェサンには、シンガポールに着いてから連絡を入れる予定だとサンアは話した。

その日の夜、帰宅したジェサンはサンアが勝手にシンガポールへ行ったことに怒りをあらわにした。ゴルフクラブでテレビ画面を破壊するジェサン。その場にいたヒョリンは恐怖のあまり呼吸困難に陥る。サンアに言われた通り、ヒョリンに薬を飲ませるインジュ。その後、ジェサンに呼び出されたインジュは、サンアの友人がシンガポールでデパートをオープンさせ、それを祝う為にシンガポールへ向かったと伝えた。するとジェサンは、ドイルに明日までにサンアを連れ帰るよう命じた。

ドイルと2人きりになったインジュは、この家には誰一人として正常な人間がいないと騒いだ。そんなインジュを落ち着かせ、これからの計画について説明するドイル。インジュの名前でペーパーカンパニーを作ったことを明かし、シンガポールにある700億をそこへ移動させた後で、インジュが持つ帳簿を使って交渉を行う予定だという。

父親のせいで不安がるヒョリンを連れて、例の地下室へ向かったイネ。サンアの肖像画を描きながら、イネはヒョリンの言葉に耳を傾けた。両親が喧嘩をすると、決まって自傷行為に走って自分を落ち着かせたと話すヒョリン。そんなヒョリンにこれまで描いた絵を見せたイネは、怖くて不安な感情を絵に描けば不思議と心が落ち着くと教えた。

一方、イネの治療費と引き換えに大伯母のもとで働くことになったインギョン。しかし、社員の前で自分を新しい理事だと紹介した大伯母に、インギョンは戸惑いを隠せない。大伯母はインギョンに会社を任せる考えのようだ。

シンガポールから帰国したサンアは、「これで満足?」とジェサンに聞く。どうしてシンガポールへ行ったのかと尋ねるジェサンだったが、サンアは答えをはぐらかした。その後、激しい夫婦喧嘩に発展する2人。家を飛び出したサンアは、父ウォン・ギソン(イ・ドヨプ)が入院する病院へと向かった。サンアの父ギソンはもう何年もこうして、意識不明の状態が続いていた。

テレビ番組のPDに扮したジョンホとインギョンは、ウォンリョン学校という場所へ行き、青い蘭について調査を行う。学校で保管される青い蘭は、40年前にこの学校を創立したウォン・ギソンが賜与したものだった。ベトナム戦争の英雄と呼ばれるギソンは、貧しい子供たちのためにこの学校を作ったという。壁に飾られた歴代卒業生たちの写真に目をやったインギョンは、そこに佇む先輩マリの姿を見てハッとした。

その頃、インジュとショッピングを楽しんだサンアは、ジェサンの尾行を回避するためにタクシーへ乗り込む。こうして2人が向かったのは、ファヨンが住んでいたアパートだった。ベッドの前に腰を下ろしたサンアは、唯一の友人だったファヨンを亡くした悲しみを語り、涙を流した。そして、自分の夢が女優だったと言い、今は夫の愛を一身に受ける妻という役柄を演じているのだと明かすサンア。

すっかりサンアに同情するインジュだったが、インジュの話を聞いたドイルは、すべてはサンアの演技にしかすぎないと話した。これには動揺を隠せないインジュ。そんなインジュのもとへ、ドイルの件でインギョンから連絡が入る。インギョンの話によると、マネーロンダリングの専門家として有名なドイルは、かつて恋人と一緒に事故に遭い、自分だけ生き残ったという。さらにドイルの母親が立ち退き住民の代表を殺害した後、まだ12歳だったドイルは、ギソンが理事長を務める財団の支援を得てアメリカへ渡ったというのだ。

そんななか、ふとジョンホの家のリビングに飾られた青い蘭に気付くインジュ。ファヨンの家で見たのと同じだと話すと、インジュはおもむろに本の間に挟んでおいた青い蘭の花を取り出した。翌日、事故現場で次々と発見された青い蘭とウォンリョン家の関連について、部長のワンギュに説明するインギョン。するとワンギュのもとへ、1本の電話が。その日の朝、インギョンの免職が正式に決まったというのだ。大伯母の仕業だと考えたインギョンは彼女の家に乗り込むが、大伯母は知らないと答える。つづいてインギョンが向かったのは、ジェサンのもとだった。インタビューのマイクを奪ったインギョンは、ジェサンに向かって、彼の父親が不動産だけでも80億ウォン(約8億円)を超える資産を所有していたことに対して意見を求めた。

一方、ヒョリンが家に携帯を忘れてきたと聞いたインジュは、ヒョリンの部屋へ。ベッドの下に落ちている携帯を拾おうとして、隣に落ちていた絵を手に取ったインジュは思わず驚愕した。そこに描かれていたのは、青い背景に浮かぶ赤いハイヒールを履いた女性の足だった。すぐさまヒョリンに絵の真相を問いただすインジュだったが、ヒョリンは自分にもわからないと首を振る。その夜、突然姿を消したヒョリンを探すインジュとイネ。そんななか、駐車場のCCTVに映るヒョリンの姿を見つけたインジュは、そこでドライブレコーダーと思われる映像を目にした。映像が撮影されたのは、なんとファヨンが自殺した日。そして映像には、ファヨンの家に向かうジェサンの姿が映っていた。



■第5話見どころ・感想
ドライブレコーダーに映っていたのは、ファヨンの家に向かうジェサンの姿だった…。

やはりファヨンの死には、ジェサンが関係しているのだろうか。さらに貧しい父のもとで苦労して育ったと話していたジェサンだが、ジェサンの父親は不動産で相当なお金を手にしていたことが新たに明らかになった。ジェサンがこれまで語っていたのは、すべてパフォーマンスだったのか。次々と明らかになるジェサンの裏の顔から、ますます目が離せない。

そして、もっとも衝撃をうけたのは、ジェサンの娘ヒョリンが描いた1枚の絵。そこに描かれていたのは、宙に浮く赤いハイヒールを履いた女性の足だった。それはまさに、インジュがファヨンの家のクローゼットで見た光景とまったく同じだった。ヒョリンは一体どこでその光景を目にしたのだろうか。

次回予告では、「すべての死が蘭と関係している」と語るインジュの声が登場した。ついに蘭の謎が明らかになるのか。その真相に注目したい。

5話視聴率は、ニールセンコリア全国7.038%、首都圏8.072%。

Netflix公式ページ
tvN「작은아씨들」番組サイト
 2022年9月3日-10月9日(予定) 土・日放送・配信

kandoratop【作品詳細】【「シスターズ」を2倍楽しむ】