「花が咲けば、月を想い」第11-12話あらすじ:死んだはずのヨン(ユ・スンホ)との再会に涙するロソ(イ・ヘリ)

2022年09月25日08時00分ドラマ
花が咲けば、月を想い|Licensed by KBS Media Ltd. ⓒ 2021 KBS. All rights reserved

ヨン(ユ・スンホ)が刺されて幕を閉じた前回!KNTVにて9月24日に2話連続で放送した、韓国時代劇「花が咲けば、月を想い」(全16話)では、ロソ(ヘリ)がお尋ね者として指名手配される!第11話と第12話のネタバレあらすじと見どころで振り返ってみた。



「花が咲けば、月を想い」は、禁酒令が布かれた朝鮮王朝時代、酒の密造で生きる活発なヒロインと家門の将来を背負う監察官のピュアな恋と、酒が罪だった社会に反旗を翻す若者たちを描くロマンス時代劇だ。
【「花が咲けば、月を想い」を2倍楽しむ】では時代背景や見どころ、韓国での評判、キャストの魅力などまとめて紹介している。

■キャスト主要人物紹介
ナム・ヨン役:ユ・スンホ
カン・ロソ役:ヘリ(Girl's Day)
イ・ピョ役:ビョン・ウソク
ハン・エジン役:カン・ミナ
ヨン・ジョムン役:チャン・グァン
イ・シフム役:チェ・ウォニョン
ファン・ソユ役:イム・ウォニ
チュンゲ役:キム・ギバン
 ほか

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チョン・グム役:ソ・イェファ
■第11話あらすじと豆知識
ロソ(ヘリ)に対する正直な気持ちを受け入れて贈り物を用意して彼女のもとに向かうヨン(ユ・スンホ)は、都承旨シフム(チェ・ウォニョン)の命令で現れたホン(ムン・ユガン)に刺され、意識を失う。

ロソの身に危険が及んだと知ったイ・ピョ(ビョン・ウソク)は無力さを痛感するも、シフムに言われるがままに状況を見守る事しか出来なかった。また世子嬪を選ぶ為の揀択が行われる事になり、エジン(カン・ミナ)にも白羽の矢が立つが、意中のイ・ピョが世子だと知らないエジンは、自由に恋が出来なくなると意気消沈して家出をしてしまう。
※揀択(カンテク):王や世子の妃を決める行事で、開催が決まると都では年頃の女性たちに禁婚礼令が出される。詳細説明

グム(ソ・イェファ)に救われて逃げ出したロソは父の肩身である木彫りの虎だけを手に避難する。彼女はシフムの策略で密造酒流通の主犯格に仕立て上げられ、100両の賞金首となっていた。ヨンに安否を伝えられず後ろ髪をひかれるまま大母らと共に江南に向かおうとする。

船着き場に到着した一行だが、ヨンが死んだという噂を聞いたロソは動揺して、船着き場では賞金首ロソが現れたと大騒ぎに。顔もわからない遺体で発見されたヨンの葬儀が行われる一方、ヨンはウンシム(パク・アイン)に救われ看病を受けていた。

ヨンの死の知らせを受けたイ・ピョもまたロソを救えなかっただけでなく、ヨンまで死なせてしまったと悲しむ。

ウンシムの策略で世間から死んだと思われたまま回復を遂げたヨンは、信頼できるソユ(イム・ウォニ)らだけに無事を知らせ、ロソを救う計画を立て始める。ヨンの計画で仕組まれた葬列に並んだロソはヨンの棺を見て言葉を失う。そんな彼女を遠くから見つめるヨン。そしてロソを狙って現れたホン。

ホンの行動はヨンの計画の範疇だった。ロソを狙うホンだが、ソユやエジンがロソに扮してホンの追撃を撹乱する。見事にホンの計画をくじいたヨンはロソの目の前に現れ、ロソは安堵の涙を流す。

■見どころ
ヨンが刺されて興味を引く展開で幕を閉じた前回。ヨンは当然のように生き残らなければならない主要キャラクターだが、どのように一命を取り留めるのかが注目された。実際にヨンはウンシムに発見され介抱されるのだが、ウンシムが果たして何を考え、味方なのか敵なのかが再び謎に包まれる展開となった。

ロソはシフムの策略で賞金をかけられ、ホンだけでなく都中の人々に狙われる立場に追い詰められてしまい、ヨンと離れ離れになってしまうが、ヨンの死を知って騒ぎを起こした事で更に自らを追い詰めてしまう事になる。

自らを襲ったホンを捕らえて、ロソの汚名を晴らそうとするヨンの策略が光り、シフムや世間に死んだと信じさせながらも、兵曹判書に印を盗んだのが娘エジンだったと明かし、秘密の対価に協力を得るなど、裏をかいていく姿が痛快。更にエジンやソユの扮装がコミカルさを追加している。

今回、ラブラインで視聴者の目を引いたのはエジンとイ・ピョの関係ではないだろうか。世子嬪として候補になった事を知ったエジン。世子が憧れの人物だとは気づかずに、ただ自由を奪われるのを嫌って家出してしまう。自らイ・ピョから遠ざかってしまう彼女の決断にもどかしさも感じられるが、終盤では遂にイ・ピョの正体を知り、世子嬪として王宮に入る決意をする様子が描かれた。

木彫りのトラが二人をつなぎ、ヨンとロソとの間に再び不穏な雰囲気が流れそうな展開に更に興味を掻き立てられる。



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チュンゲ役:キム・ギバン


■第12話あらすじと豆知識
死んだと思っていたヨンとの再会を果たし涙するロソ。遅れて現れたエジンとイ・ピョもヨンの無事を知って喜びを隠しきれない。しかし、感動の再会もつかの間、エジンから渡された木彫りのトラを見たヨンは、10年前に自分を救って犠牲になったのが「南山の虎」と呼ばれたロソの父だったと知り、罪悪感に襲われる。

ホンを追い詰めた大母は銃撃でホンに重傷を負わせるが逃してしまう。また、王宮では死んだはずのヨンが戻ってきたばかりか、昇進して周囲に混乱が広がる。密造酒はロソではなくホンが主犯だと訴え、酒を隠していた氷庫と井戸でつながる地下道の存在を告白するが、証拠はホンに奪われ、ホンを捕らえるしか道は残されていなかった。

ヨンがどこまで事情を把握しているのかを確かめたいシフムはヨンを探り始める。一方のヨンも、10年前にシフムが禁酒令を提案し、ホンが労働力を集めるようになってから急に拡大した事を突き止める。更に10年前の事件の検死書を見て、現場にホン以外の人物がいたと推測。ホンと関連していた官僚を調べていくうちに、シフムとホンの接点を見つける。

ロソの父とヨンのつながりを知ったイ・ピョは王に直接、当時の状況を尋ね、10年前にソンヒョン世子の死の真相を調べていたロソの父が何者かに殺害された事を知る。

都の中に屋敷を構え、隠れ家を手に入れた一同。身を隠していたロソを訪ねたイ・ピョは、困難な状況にも気丈に微笑むロソに惹かれながらも、彼女を欺いて王宮に迎え入れられないと悟る。

エジンのアドバイスで化粧をしてヨンを待つロソ。そこにイ・ピョがやって来て楽しいひと時を過ごす。帰ってきたヨンは、楽しそうに笑うロソの姿に嫉妬しながらも、彼女の父が自分を救う為に負傷して、それが弱点となり死んだと感じ、咄嗟にロソに冷たく接してしまう。部屋に戻って涙ぐむロソを花の影絵で慰めるヨン。自分の気持ちに正直になったロソはヨンに口づけをし、ヨンも口づけを返す。

いよいよ世子嬪を決める揀択が始まり、エジンも参加。王宮内で笑いものにされていたキョン嬪イ氏(アン・シハ)を見て彼女の味方をして場を和ませる。そんなエジンの姿を見たイ・ピョは心を動かされる。イ・ピョの心がロソに向いている事を知っているエジンだが、「お金で買えないなら心を盗む」と宣言。

筆を借りようとヨンの荷物を開けたロソは彼も木彫りのトラを持っている事実を知り、言葉を失う。そんな中、屋敷にロソがいるという通報が入り、ロソは夜の街に逃げ出す羽目に。その頃、ヨンは黒幕をおびきよせようとある作戦を遂行。そこに現れたのは都承旨シフムだった。

■見どころ
再会を果たし、お互いが自分の気持ちに正直になり始めたものの、ここで二人が持つ木彫りのトラの正体が明かされ、ヨンのロソに対する気持ちにブレーキをかける結果になってしまう。

物語序盤から登場していたヨンの木彫りのトラ、そしてロソが持つもう一体の木彫りのトラ。その正体はロソの父が作ったもので、ロソに頼まれてもう一体作ったものを、マンウォル寺で怯えていたヨンに渡し、その際にヨンをかばい傷を負いロソの父は何者かに殺されていた。またひとつ過去の真相が繋がり、ヨンもシフムが10年前の一連の事件に関与している事に気づき始め、彼がロソの父を殺した張本人なのか?一体どんな計画を企てているのかますます目が離せない。

イ・ピョの正体を知って揀択を受ける決意をしたエジン。イ・ピョの母親にも気に入られ、二人の関係は順調に進みそうだが、いちばん重要なイ・ピョの気持ちは依然としてロソに剥いている状態。果たしてイ・ピョを振り向かせる事はできるのだろうか?これまでもロソ達の影の助力者だったエジンが王宮に入る事によって、彼女がシフムの計画を暴く上で大きな助けになりそうだ。

王宮という手の届かない世界が関連した10年前の事件を、王宮の内外が協力して暴いていくストーリーに進展していく様子が面白い。

「花が咲けば、月を想い」 日本初放送
本放送:8月20日(土)スタート
毎週土 後8:00~10:30 ※2話連続放送
(20日(土)のみ23:30~(予定)※2話連続放送)
再放送 毎週金 前11:30~後2:00 ※2話連続放送

KNTV「花が咲けば、月を想い」番組サイト
 2022年8月20日スタート 土20:00-22:30 2話連続
 (再放送)金11:30-14:00 ※2話連続
KNTV



■視聴方法
KNTVはスカパー!、スカパー!プレミアムサービス、ひかりTV、J:COMほか各ケーブルテレビで視聴可能。
KNTV視聴方法ページ

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