オクトパス初のワンマンライブ「OCTPATH 1st LIVE -MY PATH-」レポート&ライブ写真12枚

2022年09月24日12時00分芸能
文/吉田可奈
撮影/田中聖太郎写真事務所

OCTPATH(オクトパス)が変わらない絆を確かめ合った、初のワンマンライブ「OCTPATH 1st LIVE -MY PATH-」が9月23日(祝・金)東京ガーデンシアターにて昼・夜の2公演開催され、ファンとの変わらない絆を確かめ合った!夜公演のレポートが到着したのでご紹介、オフィシャルサイトにはライブで披露した「Perfect」などのミュージックビデオが公開中だ。

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ボーイズグループOCTPATHの初となるワンマンライブ『OCTPATH 1st LIVE -MY PATH-』が東京ガーデンシアターにて開催。感染対策のために声を出せない来場者には、振ると大きな音が鳴るクラッパーが配られ、開演前からかなりの盛り上がりを見せていた。この日は体調不良で活動を休止していた高橋わたるが復帰後、初のライブとなる。彼らにとっても、THme(OCTPATHのファンの呼称)にとっても、大きな意味を持つステージとなった。

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メンバーカラーのスポットに照らされたメンバーたちがビジョンに映し出され、それぞれがステージに登場すると、会場にはペンライトの光があふれかえり、クラッパーの音が鳴り響く。それと同時に、彼らのデビュー曲である『IT’S A BOP』がドラマティックなイントロとともにスタート。これまでファンミーティングやイベントなどで披露するたびに成長を感じるこの曲からは、メンバーたちの自信に満ちた表情を見ることができる。四谷のロングトーンが会場に響き渡ると『Wild』へとつながり、サビで爆発するような強くて圧倒的なパフォーマンスで惹きつけていく。実はこのライブのために、この曲にダンスブレイクを挿入し、よりダイナミックでテクニカルなパフォーマンスを披露。デビューから1年未満で与えられた場数と、彼らの努力が実を結んだことがわかる迫力のあるダンスは溜め息ものだ。

MCでは、太田が「ペンラをピンク(高橋のメンバーカラー)にしてもらっていいですか?」と提案をすると、会場は美しいピンクに染まる。「わたるの海だ!」という言葉と話すと、高橋が嬉しそうに「ありがとう!」と叫ぶ姿が印象的だった。

ライブの中盤では、海帆と四谷がそれぞれオリジナル曲を制作し、披露。小堀も海帆が作ったトラックにオリジナルのリリックを乗せ、今の気持ちを伝えるという、クリエイティブな一面を見せる。リリックには彼らのこれまでの葛藤や、これからの希望に満ちていて、早く配信で何度も聴きたいと思うほどの仕上がりに。四谷が制作した、「僕はいま、幸せなので辛いことがあっても未来は明るいよということと、僕が辛い時は音楽に救われたので、少しでもその気持ちが伝わったら嬉しい」という気持ちを込めたというオリジナル曲を古瀬と太田も一緒に歌い上げた。一方、栗田と高橋のエンタメコーナーでは、声が出せないTHmeと、効果音でキャッチボールをするという、趣向を凝らしたコミュニケ―ションで沸かせ、栗田と小堀はずば抜けたかわいらしさで愛らしいポップな『シュークリーム』でフロアを悶えさせた。なによりも、海帆のボイスパーカッションをベースに、メンバーがダンスをするパートは圧巻。彼らが持つポテンシャルを最大限に引き出した“OCTPATH Showcase”だった。

VTRでは、彼らの本音を引き出したインタビューが流れる。“OCTPATHは何か”と聞かれて、古瀬が「人生の通過点」、小堀が「運命共同体」などといい答えを出している中、高橋と海帆が「タコ」と真顔で答えるシーンも(笑)。



後半、白い衣装に着替えて披露した『Be with you』では、現在活動休止中である冬馬の映像が流れ、本当に8人で歌っているかのような構成に、会場からはすすり泣きの声が聴こえてきた。この曲で変わらない絆を歌うように、彼らの絆はこれからも、どんなことがあっても変わらないということを証明しているようだった。途中、高橋と小堀が指切りをして顔を見合わせ、にっこりとしているシーンも。続く名バラード『雨』ではミラーボールに青いライトが映し出され、本当に美しい雨が降っているよう。そのなかで古瀬が振り付けたという儚くも、美しいパフォーマンスと共に披露されていく。いまにも居なくなってしまいそうな儚さを持つ四谷や、妖艶でいながら強さを持つ高橋など、それぞれが個性を自覚したかのような動きは、これからの彼らの大きな武器となるだろう。

続いて、Owl City & Carly Rae Jepsenの世界的大ヒット曲『Good Time』を日本語ver.で、新たなアレンジを加え生まれ変わらせたカバー曲『our Good Time』を本ライブでサプライズ披露。太田の指揮から始まるこの曲はハッピーで満ちている。クラップから始まり、笑顔の連鎖が生まれるこの曲はみんながひとつになれる、これからライブで定番となりそうな曲だ。そのままの熱が冷めやらぬまま、ラストは『Perfect』を披露し、本編は終了。

アンコールでは、新曲の『Like』を初披露。デニムの新衣装をまとい、盛り上げた。
ラストのMCでは、それぞれが気持ちを届ける中、復帰した高橋が大きな瞳に涙をいっぱいにためて、「OCTPATHを守ってくれて、ありがとうございます。」と話した。最後には、古瀬がメンバーに「どんなことも乗り越えていこうな!」と話すと、会場から割れんばかりのクラッパーの音が鳴り響いていた。

ラストでは、この空間にいる全員が笑顔で包まれ、『Best Shot』を披露し最高の盛り上がりを見せて終了した。

なお、サプライズで12月23日(金)に立川ステージガーデンにて、『OCTPATH 3rd FANMEETING THme dome』が開催されることが発表。またさらにパワーアップした彼らを見ることが期待できそうだ。

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【セットリスト】
M1. IT’S A BOP
M2. Wild
M3. Playboy
- OCTPATH Showcase-
M4. Be with you
M5. 雨
M6. our Good Time ※カバー曲
M7. Perfect
-Encore-
M8. Like ※初披露
M9. Best Shot

3rd single「Like」CDご予約
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