韓国ドラマ「シスターズ」第7話あらすじと見どころ:情蘭会の謎に迫る姉妹!ウィ・ハジュンの家族とその過去が明らかに

2022年09月26日13時29分ドラマ
Netflixシリーズ『シスターズ』独占配信中
画像:tvN番組サイトより

キム・ゴウン、ナム・ジヒョン、パク・ジフが主演を務める韓国ドラマ「シスターズ」が韓国tvNで放送中で、日本でも、Netflixで独占配信中だ。9月24日(土)放送・配信開始した第7話のネタバレあらすじと見どころ、視聴率など紹介しよう。



「シスターズ」 は、貧しい家庭に生まれながらも仲睦まじく生きてきた仲の良い3人の姉妹が巨大な事件に巻きこまれ、韓国で最も裕福で有力な一族に各々の方法で立ち向かっていくドラマだ。【「シスターズ」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじや見どころ、豆知識などまとめて紹介している。

■キャスト
オ・インジュ役:キム・ゴウン
オ・インギョン役:ナム・ジヒョン
オ・イネ役:パク・ジフ
チェ・ドイル役:ウィ・ ハジュン
ウォン・サンア役:オム・ジウォン
パク・ジェサン役:オム・ギジュン
ハ・ジョンホ役:カン・フン
パク・ヒョリン役:ジョン・チェウン
 他

■第7話あらすじ
インギョンが扉を開けると、血を流して倒れるへソクとその隣で茫然と座り込む姉インジュの姿があった。自分のせいだと呟き、その場で気を失うインジュ。葬儀場では、へソクの最後を目撃したインジュについて、コソコソと耳打ちをする親族の姿が。そんななか、三女のイネを連れて葬儀場へ現れたサンア。するとインジュは、青い蘭のせいでへソクが死んだと言い、なぜ青い蘭を自分に渡したのかとサンアに尋ねた。しかし、へソクの死と青い蘭は無関係だと答えるサンア。

一方、遺産相続を巡る遺族の集まりに参加したインギョンは、残された財産よりも負債の方が多いと知り次々に相続を放棄する親族に代わって、自分が一人ですべてを引き受けると話した。ドイルに会いに行ったインジュは、へソクを殺した犯人を見つけて欲しいと頼む。そんなインジュに、いつでもシンガポールへ発つ準備をしておけと伝えるドイル。その日、へソクが多額の負債を抱えることになった背景に、ジェサンの過去を暴こうとした自分の存在があったのではと、インギョンはインジュに後悔の念を明かした。

その後、事態は急展開を迎える。へソクを殺害した犯人が自ら警察に出頭したというのだ。へソクを殺害したのは、数年前からへソクの身の回りの世話を行っていた男だった。男の動画チャンネルでは、犯行に及ぶ直前に青い蘭を手にとる姿が映っていた。慌てて家の中を捜索したインギョンは、遺品の中にあった謎のカードキーの存在を思い出す。それはリビングの壁に仕込まれた、隠し金庫のキーだった。しかし、金庫の中はすでに何者かによって持ち去られたあと。そして机の引き出しには、犯人が持ち込んだと思われる青い蘭が置かれていた。

青い蘭の花を手に取ったインギョンは、大きく息を吸った後、なんとしてもこの一連の事件を記事にしたいと話す。例の700億がシンガポールにあることを明かしたインジュは、インギョンに自分が隠し持つ帳簿を使って、完璧な記事を完成させるようにと言った。テレビでジェサンの演説の様子が流れると、インジュとインギョンはそれがかつてベトナム戦争の英雄と呼ばれたサンアの父、ウォン・ギソンの姿とまったく同じだと気付く。そんななか、ギソンの映像に映るへソクの姿を発見したインギョン。へソクを始めとする“情蘭会”のメンバーは皆、ベトナム戦争を共にした戦友たちだった。

演説を終えたジェサンは、妻サンアに愛をささやく。しかし、そんなジェサンを拒絶するサンア。またしても上の階から2人が言い争う声を聞いたヒョリンは、イネに助けを求めた。イネはヒョリンを連れて、以前行きそびれた屋根裏部屋へ。そこで幼い頃のサンアの写真を目にした2人は、そのうちの何枚かが意図的に切り取られているのに気付く。まるで隣に映る誰かを消し去るかのように…。さらに幼い頃によく遊んでいたと言う人形の家を見つけたヒョリンは、ゆっくりとその扉を開けた。するとクローゼットの天井には、赤いハイヒールを履いた人形が吊るされていた。翌朝、ヒョリンに母サンアの体調が思わしくないと伝えるジェサン。そしてジェサンは、イネにヒョリンのケアを頼む。




情蘭会の唯一の生存者であるチェ・ヒジェがドイルの父だと知ったインジュは、殺人の罪で刑務所に収容されるドイルの母を訪ねた。面会室に現れたアン・ソヨン(ナム・ギエ)に向かって、ドイルと一緒に映る写真を見せるインジュ。そして、インジュの言葉から現在裏金を管理しているのが息子ドイルだと知ったソヨンは、過去に一度だけドイルが面会に訪れた時、とある質問を繰り返していたと話した。その答えが「いいえ」であると言い、証拠が隠されている場所のヒントを口にするソヨン。

その日、ドイルを呼び出したインジュはソヨンが言っていた住所が書かれた紙を渡すも、ドイルはシンガポールの件はなかったことにしようといって席を立ってしまう。そんなドイルに、へソクから聞いたジェサンの父親の話を聞かせるインジュ。実はホンシン洞で撤去に反対する住民を殺害したのは、ソヨンではなくジェサンの父イルボクだったのだ。これを聞いたドイルはインジュにUSBを渡す。USBには、へソクを殺害したチョン・サンヒョク(チョン・ジノ)の前妻と娘に関する資料が入っていると言う。

インジュに渡された紙に書かれた場所へ向かう途中、ドイルは自分に尾行がついていることに気付く。なんとか尾行をまいて、目的地へ到着したドイル。そこでドイルを迎えたのは、失踪した父チェ・ヒジェ(キム・ミョンス)だった。翌日、道に迷ったフリをしてヒジェのもとへ向かったインギョンとジョンホ。家の中に入ったインギョンはかつてOBNの記者だったことを明かし、情蘭会に関する記事を書く予定だと伝える。しかし、何も話すことはないと言って、2人を追い出すヒジェ。

屋根裏部屋で見つけた人形の家は、ニューヨークの演劇学校時代にサンアが作った卒業作品だった。ファヨンが自殺するずっと前に、この作品を制作していたサンア。クローゼットで首を吊る人形を見て、ヒョリンは母サンアの安否を心配した。

人目を避けて妹のイネに会いに行ったインジュは、数日後にシンガポールへ発つ予定だと明かす。そして、ヒョリンとサンアもじきにシンガポールへ来ると話すインジュに、イネは誕生日プレゼントだと言ってSDカードを渡した。その日、700億を手にする前の最後の誕生日を満喫するため、レストランへ向かったインジュ。しばらくして、そこへドイルが現れる。実は店に来る前、ドイルはジェサンからインジュの処理を命じられていた。もちろんその件には触れず、とあるネット記事をインジュに見せるドイル。そこに映っていたのは、他でもないファヨンの姿だった。もしファヨンが生きているとすれば、インジュの口座にある700億をファヨンが引き出すのも時間の問題だとドイルは話す。今からシンガポールへ事実確認へ向かうというドイル。一緒に行くかと聞かれ、インジュは迷わず行くと答えた。


■第7話見どころ・感想
やはりファヨンは生きていた…??

ドイルから見せられたシンガポールの記事に映っていたのは、死んだはずのファヨンの姿。ファヨンはやはり整形手術で顔を変えて、第2の人生をスタートさせていたのだろうか。足首に刻まれた青い蘭のタトゥーは、写真に映る女性がファヨンであることを示していた。

ついにシンガポール行きを決めたインジュだが、次回予告では早くも命を狙われるインジュの姿が登場し、緊張が走る。さらにドイルにインジュの処理を命じるジェサン。未だにドイルが善なのか悪なのかハッキリせず、これまた厄介な展開となった。また今話では、情蘭会の最後の生き残りとされるチェ・ヒジェという男がドイルの父親だと明らかになり、ドイルとその家族の過去にも注目が集まる。

全12話で構成される本作。ドラマも後半戦に突入し、ますます盛り上がってきた。最後まで目が離せない展開がつづく。

7話視聴率は、ニールセンコリア全国6.014%、首都圏7.033%。

Netflix公式ページ
tvN「작은아씨들」番組サイト
 2022年9月3日-10月9日(予定) 土・日放送・配信

kandoratop【作品詳細】【「シスターズ」を2倍楽しむ】